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貧乏神からの贈り物  作者: 雪風花


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4/11

パン屋のチェーン店のオーナー聖菜

私の名は聖菜、今年30歳、独身、でもパン屋を13件ほど関東地方に持つオーナーだ。

もともと、家がパン屋だったこともあり、パン作りは子供の時からやっていて、パン作りは好きだった。

父と母の店を大きくして、メロンパンで知られるようになると、関東の主要都市にパン屋を展開していった。

忙しい毎日をおくっていたが、最近では少しゆとりが出てきて、お洒落やグルメを楽しむこともできるようになった。

結婚するつもりはないが、恋人もでき毎日がルンルンだ。、

今日はパン屋の店長たちと女子会と称し温泉に来ている。

露天風呂で雪見酒とシャレこんだが、店長の呼ぶ声がしたので温泉を出て、溶けた雪で滑ってそのままひっくり返り頭を打ってしまった。  

私の頭の上に赤い血が湯と一緒に流れていた。   

いやだ、裸のままこんな情けない姿で死ぬなんて、、、女性店長悲鳴をあげて自分の持っていた大判タオルを私の体に被せた。

そして私はそのまま気を失ってしまった。

気が付くと、固いベッドで寝ていた。    ホテルのベッド?かとおもったが、嫌に寝心地が悪い。

見回すと部屋には家具がこのベッド以外ない。

ここは何処なの?と思ってあたりを見ると、貧乏くさいよれた服と小物が頭の上にあった。

悪い夢を見ているのかと、私は再び薄い毛布に潜った。   羽毛布団はどこにある?

はやく朝になり、この不思議な夢からさめないかな?などと思い私は瞼を閉じた。

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