↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
貧乏神からの贈り物  作者: 雪風花


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
33/36

雪の降る日に、、、クリスマス?

12月の半ば頃、今日は朝からチラチラ雪が降っていた。

異世界に来て初めて雪をみた。

私は,この世界に来る前のことを思い出した。

雪の日のクリスマスは最高だよね。  

私の名前はマリアだし、なんかクリスマスのイベントが家族でしたくなった。

12月25日に一家でクリスマスをしよう。 

ホワイトさんも、毎日我が家に来てくれて、燻製の肉作りは彼に今は任せている。

ホワイトさんに以前より多く燻製を肉屋さんにおろすことが出来たので、以前より肉屋さんにはなんでも話したりお願いすることが出来るようになった。

私は隣の肉屋さんと八百屋さんにお願いして、私が少しお金を出すので、25日の日、商店街で何かイベントをしないかと、お願いした。


肉屋さんにも八百屋さんも、なぜ25日なのか? と尋ねられた。

私はその日を聖なる日といった。

冬になり、この商店街もめっきり人通りが少なくなった。

本当にさびれてしまった、との印象が強い。


それで、街の人達に、その日は何かサービスをしようと思う、と私は言った。

肉を買った人には肉を多めに、そしてサービスとして、我が家の肉の燻製を提供することにした。

少し多めの肉は私のためたお小遣いで出すことにした。

八百屋さんには、おまけの野菜は我が家で出来た野菜とリンゴを提供することにした。

冬になり最近めっきり野菜の種類が不足しているが、我が家ではジャガイモや玉ねぎ、株、人参などが家族では食べきれないほど出来ている。


私の家では野菜と肉を使った、クリームシチュウが好評だったので、肉屋さんと八百屋さんに作り方を教えよう。

体が温まる、これらの野菜を入れた、クリームシチュウの料理のレシピも渡した。

肉と野菜と牛乳を使えば、シチュウに似たものができる。   

最初に小麦粉とバターを炒めルウをつくれば、本格的になるが、街の人はそこまでの財力がない。

肉屋さんと八百屋さんは、その話を聞き12月25日は、サービスディか、街の人にも元気になってもらいたいと、言ってくれた。


私はその話を家族にしたら、皆は協力してくれた。

ホワイトさんは早朝から我が家に来て、燻製をいっぱい作ってくれた。

ラルフは何やら裏庭の森から、飾りつけの出来る木をたくさん持って来てくれた。

野菜目当てで来る、鹿は兎を狩ってくれて、肉屋さんに安く提供してくれた。

父はジャガイモや玉ねぎ、にんじんなどを20日過ぎ位から、八百屋さんに無料で提供した。

母は服を作ったあまり布でたくさんの可愛いリボンや飾りを作ってくれた。

肉屋さんと八百屋さんの前にツリーをおいて、リボンや飾りを付けたら、きっと街の人は喜んでくれそうだ。

肉や野菜の多めのプレゼントをつければ、その日だけでも、お腹いっぱい食べられる。

洋品店の人もその日の話を聞き、安く小さな品物を洋品店に置いてくれ、クリスマスイベントに参加してくれるといった。

当然ラルフは洋品店の前にもクリスマスツリーを用意してくれた。

私は家族には皆に内緒で洋品店で男性にはマフラーを女性にはスカーフを注文した。

後でプレゼントのスカーフを作ったのが母だと知って、すこし笑えたが、、、。


そんな感じで25日を迎えた。

街はいつもより少し華やいで見え、街の人達は私たちのプレゼントを喜んでくれた。

お店にはいつもよりたくさんの人達が、来てくれた。

2つの店は盛況だった。

洋品店にも同じ飾りつけがされていたので、店を覗いた人が少し安くなった可愛いリボンで飾られたプレゼントを買ってくれた人も多かったようだ。

人は食料品が一杯買えると、すこし懐が緩くなるようだ。


私達はお店の様子を見て、家に帰る支度をしていると、雪がちらほら降ってきた。

ラルフは少し残念そうな顔をしたが、「バカねラルフ、クリスマスは雪が降ったほうが、風情があるよの」私はそう言ってラルフにほほえんだ。

これから帰って、私達もクリスマスをしましょう。

その前にちょっと洋品店によるので、馬車で待ってて、私は頼んでおいたプレゼントを取りにいった。


夕方になり、この地方には珍しく雪がすこし地面に積もった。

私はクリームシチュウを作って、いつもより少しだけ豪華な食卓にした。

今日はホワイトさん一家も招いたのでちょっぴりいつもより賑やかだった。

ホワイトさんの息子のマークも弟のダニエルと一緒にクリルマスツリーの前で絵を描きながら遊んでいる。

クリスマスツリーの前には、私のプレゼントが置かれた。

食後皆にそれを配ったが、マフラー、スカーフはその場で開けられ、私が直接、首にかけてあげた。

マークへのプレゼントはラルフさんが作った木製の馬車をプレゼントした。

良く出来たミニチュアの馬車だ。  車輪も上手く回転している。ラルフは本当に器用だ。

マークはそのプレゼントで嬉しそうに暖炉の前で遊んだ。

ダニエルもマークのおもちゃを物欲しげに見ている。

ダニエルもマフラーより、こっちのプレゼントのほうがよかったのかな?(笑い)


母の肩にスカーフを掛けた時、母は笑って、これは私が作ったといったが、このフォレストグリーンのマフラーが自分もとても欲しかったと言ってくれた。

父は似合うと言って母を褒めてくれた。

母は父のマフラーをきれいにまき直しあなたも素敵、と父に言った。


ラルフは私がマフラーを首にかけた時、すこし顔を赤くしたが、こんな小娘にマフラーをかけられても、何とも思わないいだろう、たぶん暖炉の火が熱かったんだろうと、と私は思った。

こうして我が家の楽しいクリスマスイベントは終わった。

私のお小遣いは半分に減ってしまったが、皆に喜んでもらえて良かった。

また明日からは頑張ろう、と私は家族を見て、そう思った。


その夜、私は私の神様にマフラーをお供えした。

マフラーは朝には消え、私が作った服にマフラーを付けた、神様が2階に消えていく姿を目撃した。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。