↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
貧乏神からの贈り物  作者: 雪風花


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
16/36

小公女聖菜とマッチ買いの少女マリア1

風が吹くと寒さが痩せた身にしみる季節になってきた。

母は私に古い毛布で自分の分と私の肩掛けを作ってくれた。

私は毛布で作ってくれた肩掛けをいつも手放せなくなった。

長い間寝たきりだったので、ドレスは体に合わない小さなものばかり、母の古いドレスを私用に仕立て直してくれたドレスを今は着ているが、そのドレスも最近少し背が伸びたせいか、少し短くなってきている。

ラルフはあれから庭の釜に工夫をしてくれ、鉄の柵を釜の内側に取り付けてくれ、薪で燃やす部分とパンを入れる部分で分けてくれた。

多少薪の燃え具合で火加減は変わるが、この工夫のおかげで私は安定してパンを焼くことができた。

空気が乾燥していて少し寒くなってきたので、外壁につるした干しブドウは7日ほどでできた。

最近はおやつに出したり、ブドウパンを作って食べることが多くなった。


丸い大きなパン生地を2度に分け入れて毎日20個ほどのパン焼くことが出来る。

2回目の残り火でピザやアップルパイを焼くこともある。

ピザやアップルパイは皆に人気があるが、とくにピザは葡萄酒と一緒に食べると美味しいと父や母、ラルフに人気がある。

アップルパイはやはりバターが入ると美味しいよね。 


私は自分の作ったブドウパンを近くの街にあるパン屋で売ってもらい少しでも収入を得たいと思った。

アップルパイもピザも私の自信作ではあるが、馬車がないので、運ぶのが大変なので、せめてブドウパンをあの店で取り扱ってほしかった。

相変わらずパン屋のおばあさんは、感じが悪いが、この間私がパン屋を覗いた時、私のむき出しの足をみて、すこしはましになってきたと褒めて?くれた。

このことは、パン屋さんに断られる可能性があるので、家族の皆には内緒にしようと思った。

幸い疲れて寝た日から調子がよく、八百屋さんからもらった野草の中に我が家の裏庭でも取れる野草があったので、ラルフがそれを畑の横に移してくれた。

その野草の中に体を健康にする野草が含まれていたので、毎日スープに入れたり、お茶にして飲んだりしたので体がとても楽になった。

ここから歩いて私の足だと30分かかる街だが、私は自分の足で歩こうと決心した。

今日は午後、3回目の釜炒れで、ブドウパンを5個とアップルパイを作ったので、ブドウパンをお店にこっそり歩いて誰にも内緒で持って行くことにした。

午後父とラルフは倉庫に薪をたくさん収納するため、薪を作りに裏山に行き、母は弟は母の部屋で、何かを作っている。

私が部屋に行くと隠してしまうのでもうすぐ私の14歳の誕生日が近いのでプレゼントをつくっているのかもしれないと、楽しみにしている。

私は厨房に街まで散歩に行ってきますと置手紙をして、ブドウパンを3つだけ持って屋敷をでた。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。