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第14話「誓い確定機」

夜、2人の天才音楽家は寝床に入って雑談をしていた。


ラフマニノフ「なあ、ショパン。これから音楽学校をどんどん進化させていくわけだが、これは俺の夢だった。お前の本当にしたい夢は他にあるか?」


ショパン「なんだよ、急に。したいことはやっぱり自分を超えるピアノ作曲家を育て上げること、生み出すことかな。まだ、ピアノの作曲の分野では僕を超える人は現れてないんだよね」


ラフマニノフ「じゃあ、ピアノの専門学校として私はこの学校を作っていくつもりだが、一緒の考えでいいんだな?一緒にいてくれるな?」


ショパン「どうしてそんなこと聞くの?」


ラフマニノフ「お前が俺から離れてしまったらと思うと怖くて仕方ないんだ!」


ショパン「あっ、君、僕の日記勝手に見たでしょ?」


ラフマニノフ「いや?別に⋯何のことだ?」


ショパン「バレバレだよ。そんな話するのはなにか理由があるはずだからね」


ラフマニノフ「今日は誓いの儀式をしてほしい」


ラフマニノフは誓い確定機を取り出した。


ラフマニノフ「これに誓った声を記録すると、必ず守られるという一種の強力な魔法というか、呪いというか」


ショパン「なにそれ?そんなの聞いたことも見たこともない。どうしたの?」


ラフマニノフ「ずっとオレと、少なくても1000年は一緒に行動してほしい。パートナーとして!それをこれに誓ってほしい!」


ショパン「そんなおもちゃで本当に効果あるのかな?冗談でしょ?」


ラフマニノフ「宇宙の神、ミヤザワトモヒデにもらった大切なものだ。例えば、地球には、この宇宙には様々な法則があるだろう。カルマの法則とか、引き寄せの法則とか。そういう法則を全て作っているミヤザワトモヒデが生み出したものだ。効果はあると思うぞ! さあ、オレと一緒に少なくても1000年、できれば永遠に一緒に行動してほしい。お前がいないと俺は耐えられそうにない。頼む!!!ずっと一緒だと叫んでくれ!」


ショパン「私、フレデリック・フランソワ・ショパンは相棒のセルゲイ・ヴァシリエヴィチ・ラフマニノフと1000年とはいわず、永遠に一緒に行動を共にするパートナーとして確定します!」


ラフマニノフ「間違いありませんか?」


ショパン「間違いありません!」


ラフマニノフ「誓い確定機に記録しますが、本当に今の言葉を確定させますか?」


ショパン「確定します!」


ラフマニノフ「最終確認です!今、発言した言葉は全て実現されますが、よろしいですか?」


ショパン「YES!」


 誓い確定機に記録した。


ラフマニノフ「よし!これで、少なくても別れることはない!!!そう信じている!!!たとえ、一旦距離ができたとしても必ず最終的にはいつも一緒に仕事ができる仲間としてな」


ショパン「でも、どういう仕組みなんだろう!すべての誓いが確定したら人によっては危ない使い方になってしまうよね」


ラフマニノフ「ミヤザワトモヒデがこの誓い確定機に誓った内容を全て閲覧し、叶えるかどうかを決める。ミヤザワトモヒデが危険だなって判断したら、その誓いを消すこともできるらしい!」


ショパン「宇宙には不思議なものがたくさんあって理解ができないよ。それより、なんか君が熱い話するから眠れなくなっちゃったなあ」


ラフマニノフ「じゃあ、オレたち2人で共作した2台のピアノを使った協奏曲を今からつくろう。最初はまず⋯どんな感じがいいかな?」


ショパン「いや、ラフマがいつも寝るときに聞かせてくれる子守歌がいい。それか、ラフマ秘蔵のおとぎ話を聞かせてよ。僕が眠るまで⋯」


ラフマニノフ「わかった」


 2人は毎日、一緒に布団に入るこのまどろむ時間を一番の楽しみにしているのだった。

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