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第111話「あの時に……」

地上世界、、ショパン&ラフマニノフ国際ピアノコンクールの開会式。。


 ピアノの詩人、、フレデリック・ショパンとセルゲイ・ラフマニノフが、物質化霊として、、コンクー


 ルの開会式の記念演奏をすることになった。。



 みんなの前に、、ショパンとラフマニノフ本人が現れた。。


「わああああああああああああああああ!!!!」


 たくさんの拍手と歓声が飛び交う。。




 ショパン&ラフマニノフはあえて無言で、、演奏を始めた。。



 ショパンがピアノ協奏曲『夏』のピアノ演奏。。


 ラフマニノフが指揮。。


 オーケストラは地上世界の人たち。。




 演奏が終わり、、またショパンとラフマニノフは霊界へと帰った。


 あえて、、無言で。。何も言わずに。。


 そのような意外さ、斬新さを実践してみようということになったのだ。




 ショパン「まさか、、ラフマと僕のコンクールが合体するとはね。。50年経って、、いろいろと変わってきたね」


 ラフマニノフ「俺の超絶技巧の高い難易度のピアノ曲と、、ショパンの言うまでもない、、極上のメロディーのピアノ曲をコンクール参加者が演奏し、、本当に意味で、、更に進化した最高のピアノコンクールになったな。。コンクールでも一緒になれるなんて本当に嬉しいよ。ショパン!!」


 ショパン「君の難易度の高いピアノ曲が、、僕の足らない部分を補ってくれている」



 ラフマニノフは、、久しぶりに、、お気に入りのロゼワインを開け、2つのグラスに注いだ。。


 ラフマニノフ「乾杯!!」


 ショパン「乾杯!!」


 グラスをぶつけ合い、、ロゼワインを一口、、同じタイミングと動作で、、シンクロした動きで飲んだ。


 ラフマニノフ「ショパン。。音楽家として、、作曲家としては、、お前の方が断然、、優れている。。俺より全然な。。ピアノ演奏は、、ピアニストとしては、、俺の方が一枚、上手なようだ。。最優秀のショパンのピアノ曲を、、最優秀の俺というピアニストが弾く。。俺ら、、本当に、、バランスの良いバディだよな」


 ショパン「君とバディを組めたのは、、宿命だったのかもしれないね。。あの、、著名人交流パーティーで君が僕に話しかけて、、僕の演奏する英雄ポロネーズをボロクソに問題点を指摘してきたのが、、不思議だった。。あの時、、シナメルドから、、タイミングよく、、僕とラフマを音楽家として政治の仕事をしてほしいという任命状が、、あの神のようなタイミングで届いた。。もしかして、、ラフマが最初から、、僕と相棒になるために、、仕組んだのかなって思ったんだけど。。どうなの??」


 ラフマニノフ「気づいていたか……俺とショパンがちょうどよく口論しているときに、、シナメルドが、、俺ら二人の任命状をな。。それは、、俺が、、仕組んだんだ。。ショパンと、、共にいたい、、音楽の道を歩みたいと思ったから……」


 ショパン「ありがとう。。ラフマ。。君が積極的に動いてくれたおかげで、、こんな幸せな人生を歩めた。。本当に、、感謝しているよ!! やはり、、積極的に自分から動くことがいかに人生を豊かにするかを実感したよ」


 ラフマニノフ「ワイン、、すべて無くなったから、、買ってきてくれないか。。同じ、、ロゼワインを。。お前の奢りで。本当に感謝しているなら、、買ってきてくれるな?? 今日はワインパーティーだ!!」


 ショパン「ラフマらしいね。。今日は、、飲み明かそう!! 今、、買ってくるから!! 著名人交流パーティーで、、あの時、、ラフマに初めて飲まされたワインだからね。。」


 ラフマニノフ「ゲンとバイオレットも呼んでいいか??」


 ショパン「もちろんだよ。。ラフマと僕が出会えたのも、、運命だよね??」


 ラフマニノフ「運命なんてとんでもない。著名人交流パーティーで、、俺がショパンに話しかけなければ、接触しなければ、、シナメルドに任命状をタイミング良く差し出すように仕組まなければ、、これほど幸せなショパンたちとの人生は歩めなかっただろう。全て俺が自ら行動して、選択して、、掴み取ったんだ。だから、、幸せな今があるんだ!! 全て自分たちの力だよ」


 ショパン「ラフマ、、僕を相棒に選んでくれてありがとう。全ての始まりは君の勇気ある行動からだったんだね」


 ラフマニノフ「ショパン、、なぜ、ゲンと俺が今までコーヒーにこだわってきたか気づいているか??」


 ショパン「さっぱり分からない」


 ラフマニノフ「コーヒーは『COFFEE』とアルファベットで書くよな?? CHOPINのCとO、俺、RACHMANINOFFのFF、GENのEも二つ入っている。ショパン、ラフマニノフ、ゲンの名前のアルファベットの文字が2つずつ均等に集まっているからだ。。まるで、、昔からコーヒーをこの3人で集まり楽しむことが決まっていたかのようだ。。これこそ、、運命だと断言してもいいな」


 ショパン「全く気づかなかった。運命だね。ベートーベンの運命を聞きたい気分だよ」


 ラフマニノフ「俺も今になってこのことに気づいたんだ。自分で狙って仕組めたわけじゃない。こればかりは、、運命だな。。俺たち3人が出会うことは、やはり、運命により決まっていたんだよ」


 ショパン「COFFEEに『OFF』と入ってるよね。これは、コーヒーはオフの日、オフの時間に楽しむものって意味なのかもね」


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