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第108話「ヒマワリたちへ」

ショパンは経営するヒマワリフラワーパークのヒマワリたちにピアノ演奏を聞かせていた。。


 ピアノ協奏曲『夏』だ。


 もともと、、この『夏』は、、ヒマワリたちにプレゼントしたくて、、聞かせてやりたいという想いが


 きっかけで作曲されたのだ。


 ラフマニノフとの共作であり、、霊界に現存する、、史上最高のピアノ協奏曲。。


 最もレベルの高い、、偉大な協奏曲である。。



 ショパンのみ、、神秘的で誰にも近づけないヒマワリフラワーパークに近づくことができる。。



 この、、ヒマワリフラワーパークの生みの親として、、『神秘性』「あえて謎を残す」(幻想的な雰囲


 気)を何より大事にした。。




 ヒマワリフラワーたちは様々な色で、、体を左右にユラユラ動かし、、揺れていた。。


 「暇悪ぃーか」というような感じだ。。



 ショパンは知っていた。。


 ヒマワリたちにも感情があることを。。


 ただ、、ずっと体を左右にユラユラさせているだけで退屈地獄になってしまうのが難点なので、、


 ショパンは美味しい飲み物「ココナッツミルクやコーラ、オレンジジュース、イチゴミルクなど100


 種類以上」と食べ物「ジンサのエビとガーリックマヨネーズピザとかアボカド、、これも200種類以

 

 上と様々」と感動する音楽など、、あらゆる娯楽をできるだけ与え、、常に、、癒してあげていた。。



 ヒマワリフラワーのすぐそばには、、「テレビ」があり、、様々な映画やドラマ、、動画が流される。。


 ヒマワリフラワーは、、自分の思念で、、テレビにアクセスし、、地上世界、霊界に存在するすべての


 動画を見ることができた。。




 ショパン「君たちのおかげで、、今までたくさんの人を楽しませてやることができた。ありがとう。。」


 赤ヒマワリ「私も、、あなたみたいに自由に歩ける、走れる、座れる、寝られる、などの体を持ち、、自由に霊界を動き回りたいです!!」


 青ヒマワリ「いつか、、ショパンが私たちを見捨てて、、去ってしまうのがとても怖いです。。僕たちを見捨てないですよね??」


 黄ヒマワリ「いつになったら、、僕たちは自由になれるのですか??」



 ショパン「君たちヒマワリを作ったのは、、僕だ。。本当にごめんね。。苦しめてしまっているんだね。。でも、、存在していることは悪いことばっかじゃないよね。。美味しい食事、感動する音楽、面白い映画、ドラマ、漫画、本、文章、結構、、楽しみもあるはずだけどね」


 ピンクヒマワリ「ラフマニノフさんは今日は来ないのですか?? 彼に会いたい。。彼の大きなたくましいカッコいい体を顔とお尻を見るだけで、、幸せな気分になるんです!!」


 ショパン「ピンク君は、、ラフマニノフが好きなんだよね。。ピンク色が好きなラフマにピッタリだね。君たちは、、物霊として、、進化したんだ。。ただのヒマワリの造花だったのが、、魂を、霊を持つようになってしまった。感情をね。。だから、、君たちを苦しめるつもりで、、誕生させたわけではないんだよ。。もう、、60年近く、、様々な人を楽しませてきた。。君たちの神秘性でね。その貢献ポイントが累積で、、真霊になれるまで貯まったよ。もう、、ヒマワリフラワーパークはこれで閉鎖する。今日から、、君たちは僕と同じ真霊として、、自由に動き回れる霊体を手にすることができる。今までご苦労様!!」


 ピンクヒマワリ「嘘!! やったーーーー!! こんなこと考えられない。。本当に?? 真霊って、、そんな簡単に手に入るものなの??」


 ショパン「全宇宙の神様が、、法律を、、法則を改変してくださったんだ。。物霊は基本的に真霊になれない。。でも、、等価交換取引や、、ある程度、、生命貢献ポイント、、つまり、、人のため、、世のために、、貢献することができれば、、その貢献ポイントが一定ポイント貯まれば、、真霊へと昇格できるようになったんだよ」


 青ヒマワリ「だから、、ショパンは僕たちを、、このヒマワリフラワーパークでユラユラさせ、、たくさんの人に見せていたんですね。。貢献ポイントが貯まって、、僕たちが真霊になれるように」



 橙ヒマワリ「じゃあ、私たち、、これで自由なんですね。。もう、、退屈な地獄から解放されるんですね!!」


 ショパン「今、、真霊昇格させるからね」



 ショパンは、、20本のすべてのヒマワリたちに、、生命時計を、、ヒマワリの霊体に装着させた。。




 ヒマワリたちは、、れっきとした「真霊」になった。。



 ショパン「自分がどんな姿になりたいか、、どんな体、顔になりたいかを強くイメージしてみて!!」



 19本がショパンの姿になった。。そして、、残り1本、、ピンクヒマワリだけが、、ラフマニノフの姿になった。。



 ショパン「今のは仮の姿だよ。。僕が19人もいたら困るから、、これから自分の一番好きな顔、姿、体を強く、、イメージして、、生命時計にデフォルト設定するように!!」


 ピンクヒマワリ「わああ!!!! 自由に体が動く!! 動かせる!! どこにでも冒険に行ける!! 最高!! こんな涙ぐましい日は初めてだ!!」


 ヒマワリたちはみんな嬉しくて泣いていた。。


 赤ヒマワリ「自分の足でどこへでも行ける。これが本当の幸せだ」



 全20体のヒマワリは、、全員、、真霊として、、ショパンが生んだ、、ショパンの子供となった。。



 ショパン「これで、、ヒマワリフラワーパークは解散とする。。みんな、、当分は、、僕の家に来ること。。いきなりこの超壮大な霊界世界に放り込まれて、、混乱しても困るから、、霊界の大先輩として、、少しずつ、、様々なことを教えてあげるからね!!」




 もともと、、自分の家に植えた、、造花のヒマワリ。。


 それが、、魂を持ち、、「物霊」になってしまった。。



 だからこそ、、「真霊」へと昇格させてあげるために、、


 ショパンはヒマワリフラワーパークを立ち上げたのだった。。

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