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みいちゃんが教えてくれた…  作者: めぐみ千尋
7章 新たな…

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シアワセ

健也と美紀の交際は極めて順調だった。


夏実と一緒に3人でいろいろなところへ出かけたり、ごくたまに千佳さんに夏実を預かってもらって、2人で出かけたりもした。


そんなある日、健也が海にドライブに行こうかといった


(海…)


渉と別れて5年、海がトラウマで仕方なかったので、海には行かないできた。


(6年前の夏、渉と海に行きたかったんだ…)


その想いだけが残っていて、千佳さんに海水浴に行こうと誘われても断ってきた。


(3人で海に行ってみようかな…)


そう思った。


これで渉とつながる思い出のものを全て断ち切れる。


美紀はそう思って海へ行くことにした。


行くなら海らしい海ということで、健也が選んだのは九十九里浜の一宮海水浴場だった。


残念ながら夏の終わりで泳げない時期だったが、まだ夏の暑さの少し残る暖かい砂の上を3人で歩いた。


その足が砂に埋れ感じがとても心地よく、海に来たと言うことを実感した。


3人で過ごした海はとても気持ちよく・楽しく、美紀は最後の渉のトラウマだった海の記憶を3人の楽しい海に入れ替えることができた。


心の中には1%も渉がないと言ったら嘘になるが、健也と過ごす時間を楽しいと思い、こんなに楽しく穏やかな時間が続けば良いとも思った。

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