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みいちゃんが教えてくれた…  作者: めぐみ千尋
7章 新たな…

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リフレッシュ

これができるのも千佳さんのおかげと思った。


夜になると部屋の中には静けさが漂っていた。


その日あったことをいつも話す夏実がいないのはいささか寂しかった。


一人泣いたりしてないかなと思ったときに、ハイテンションな電話が入った。


千佳さんが1日何をしたかを伝えてくれたあと、電話を代わった夏実は海でカニと遊んだ話、千佳さんの姪っ子達と海で釣りをした話など、1日の出来事を楽しそうに詳しく話してくれた。


夏実の声は弾んでいる。


夏実は電話で話し、笑っていると部屋の隅でみいちゃんがニャーウニャーウと何か話している。


みいちゃんも夏実と話したいようだ。


どうやら夏実のいない生活に退屈を感じているようだった。


途中で帰ってくるのではないかの心配をよそに夏実は毎日楽しそうに電話をしてきて、あっという間に1週間が過ぎた。


美紀は普段ほとんど変わることなく生活していた。


夏実が帰ってくる日、美紀は健也の熱心さに負けて夏実と健也とでご飯を食べに行く約束をした。


夏実は東南アジアの奥地の人のようになって、まるで人種が変わって帰ってきた。


白い歯と目の白さが目立っていた。


よく日焼けしている夏実を見て、美紀は渉を思い出した。


まだ恋人だった時代に波に乗る渉を見つめていた時のことを思い出した。


渉は周りのどのサーファーよりもカッコ行き良かった。


そんな渉に夢中だった。


あの頃の渉と、それをみている自分が鮮明に思い出された。


でもそれは…自分の過去というより映画か何かのシーンのように思われ、もう涙が出なかったし、それ以上のどんな思いも浮かんでは来なかった。

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