表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
みいちゃんが教えてくれた…  作者: めぐみ千尋
6章 そういえば昔うちにも猫がいた

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
61/72

そういえば…

愛子の元に猫を抱いた二十歳くらいの娘がやってくる。

「ねえママ、可愛いでしょう。」

愛子は娘の抱いている猫を見ると、まだ小さな小さな子猫だ。

「可愛いね。」

「ねえ私、この子飼いたいの。お母さんからも、お父さんを説得してよ。」

「それは難しいわね。」

「えー。でも、この子と暮らしたいの。」

「そうね…。一応頑張ってみようかな…」

「嬉しい!」

娘は猫を抱いたまま愛子に抱きついた。

「飼えるといいわね。で、その子名前は?」

「吾輩は猫である、名前はまだ無い。」

娘は、猫に胸を張らせるような格好をさせる。

「名前ないのか。」

「名前、何がいいかな?」

「みいちゃん。」

「みいちゃん?」

娘は楽しそうに笑っている。

「そう、猫と言ったらみいちゃんでしょ。」

「そう?今の時期にみいちゃん?」

猫が「みぃ〜」と言っている。

「ほら、猫もそう言ってる。」

「目が黄色でルンルンしてるから、イエローとかがいいかな。」

「そう?ピンとこないけど」

「そうなのよね、なんかイマイチで。もうちょっと考えてみよう。」

「そうね、でも、そんなことよりお父さんどうにかなるのかしら。」

「本当…。ならないときは…」

娘は、小さく頭を上下させている。

開け放っていた窓から強い風が吹き込んできて、ドアがバターンと閉まった。

娘の腕の中で猫がビクッとした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ