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side ある男視点

ちょっと胸くそ悪いと思います。

俺は裏道で仲介屋まがいの仕事をしている薬の売人だ。

薬って言っても普通の頭痛薬や風邪薬なんかから飲むと気分が良くなるやつや飲み始めると止めれなくなる薬まで様々だがな。

んで、ある日小さな女の子が金もねぇのに風邪薬くれって言うんだぜ。新しくできた薬が効能がわからねぇから誰かに飲ませて試せって上からお達しがあったんで風邪薬をタダで渡す代わりにこの薬を飲んだら風邪薬をタダでやるって言ったら悩みもせずに飲みやがって風邪薬片手にニコニコしながら走り去って行きやがった。

俺は呆れたね。いくら幼くとも裏道に居る人間から渡された物を疑いもなく口にするとは。親は何を教えてんだか。


数日経ったある日のことだ。女の子のことなんて忘れて俺はいつも通り裏道で薬を売ってたら口を開いたまま涎を垂らして歩いてくる女の子がやってきた。


「くっ、くすり!あのくすりが欲しいの!ちょうだい!」


「ん?これか?」


俺が件の薬を手に掲げると女の子は涎を撒き散らしながら「それぇぇ!その薬ちょうだいぃ!」と言ってきたんで一先ず薬を飲ませてやった。薬を飲んで数分経つと落ち着いてきた女の子に俺は言ってやった。


「今回はタダでくれてやるが次からは、きちんと金払いな。金がねぇなら家にある金目の物持ってくりゃ薬は渡してやる。」


コックリと頷いた女の子に俺は「いい子だ。」て言って頭を撫でてやった。「ほら、もう行け。」と言うと女の子は元来た道を帰って行った。

俺はまさか新作の薬が飲むと止めれなくなるやつとは思わなかったが、この薬は上手く一度飲ませる事ができたら、こっちのもんで金がガポガポ入るからニヤける顔が止まらねぇ。

とりあえず、上にどんな薬だったのか報告だな。


――――――――――――――――――


結構搾り取ることができて女の子の家から搾り取ることが出来なくなり女の子は家から出してもらえなくなったみたいだ。この薬を飲むの止めたらどうなるか分からねぇが、まぁいいか。なんだか俺のことを嗅ぎ回ってる奴もいるみたいだし、そろそろ潮時だなって思って商売する場所を変えようかとした時に女の子の幼馴染って男の子が現れて、まだ搾り取れるのかと内心大笑いしたね。


けど、その男の子が約束の日時に金もないのに薬だけよこせって泣きながら言うもんだから困った困った。

金がないやつと関わっても元からないんだから搾り取ることもできやしねぇ。移動する前にこいつをからかってから行くかって思って男の子に付き合ってたら物音がしてよっ、振り向いたら驚いたね!あんなに綺麗な幼女初めて見たぜ!こりゃ、成長したら傾国のってのになりそうなくらい将来が期待できる幼女だし、今のままでも一定の客は喜びそうだ。

こうしちゃいられねぇ!こんなチマチマ稼ぐより、この美幼女がいりゃ一生楽できるぜ。


俺は手に持ってた薬をポイっと渡して美幼女を連れ去ろうとしたら男の子がなんかゴチャゴチャ言い出して、ついついイラッとしちゃったけど無事美幼女をアジト近くまで連れて行くことに成功したが美幼女め、急に逃げ出しやがった。

ここら辺一帯は俺等の縄張りだから捕まえるのもすぐだ。暫く鬼ごっこして遊んでやってたが痺れを切らした仲間が美幼女捕まえちまった。俺は報告に行かなきゃ行けねえから仲間に美幼女は任せて倉庫に運んでもらった。


―――――――――――



「いねええぇぇぇー!!いねぇじゃねぇか!どうゆうことた!あ"ぁん?!」


運ぶように指示した奴に怒鳴り付けると奴はあろうことか俺が指示した倉庫の横の倉庫に運んでやがった!隣の倉庫を見ても何もないガランとしたままだ。こりゃ、隣の倉庫の奴に奪われたなと当たりを付け、隣の倉庫の持ち主を探らせるとヤバい奴だと判明した。


「てめえぇ、てめぇ!なんてことしてくれたんだ!赤い悪魔の倉庫に入れやがって!あいつとは関わっちゃいけねぇんだよ!」


下っぱを殴り付け憂さ晴らしをしたあと俺はすぐに移動する準備に取りかかった。なぁ~に、ある程度は準備してたんだからすぐに出発できるはずだ。美幼女はおしいが命には変えられねぇ。


――――――――――


くそっ!くそっ!失敗した、失敗した!あの赤い悪魔に関わっちゃいけねぇのは裏家業をしてる奴なら誰でも知ってるのに!

俺の人生も終わりだ!

走りながら目の端に赤い何かが見えつつ汗だくになりながら走り続けたが目の前が赤一色になった後、俺の意識はなくなった。

誰視点か分かりますか?

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