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短いですがキリがいいので投稿します\(__)
しかしノットは本当、カッコいいなぁ~。髪の毛の手触りは見た目通りダメージヘアで、ちょっとごわついてるけど髪にいい海藻系とか食べたりとヘアケアしていけば綺麗になりそうだし、今まで太れる環境じゃなかったからと工房で筋力必要で細マッチョになったんだろうけど王宮で生活してれば、この世界基準のぽっちゃりサラサラヘアになれそう。
…まぁ、こんな美少年をわざわざ不細工になんてさせたくはないからしたくないけど、彼が望むなら断腸の想いで協力しよう。
なんて事をノットを撫でながら考えてると泣き止んだノットが目元を赤らめ私を上目遣いで見ていたので、私は撫でるのを止め手を頭から離した。
照れてるのか視線をさ迷わせ唇を震わせ何か言葉を発しようとしているノットを笑顔で待っていると、絞り出したかのような小さな声で話し始めた。
「急に泣き出してしまって、すいません。ぼっ、僕は貴方に着いて行きたい」
「!!」
ノットの決意を聞いて驚きと共に困惑した。短い時間でどうするのか迫った私が言うのもなんだが、短い時間で今までの生活を捨てる決意をするのは無理だろうと思っていた。しかし、ノットは一人ではないことを知ってもらうために金属性精霊をどうにか見せれないかと思い考えたのがメガネ擬きだったのだ。
「誘った私が言うのもなんだけど、今の暮らしと王宮では全く生活のスタイルが違ってくるわ。勿論、誘ったからには私が衣食住の保証と仕事は斡旋するけれど…本当に良いの?」
困惑を顕に問いかける私を見てノットは不安そうな顔をした。
「僕はあのまま人に迷惑かけず、僕のことを嫌ってる父を頼りにひっそりと暮らして行くものだと思っていました。そんな中マリーン姫様がお声をかけて下さり困惑と不安を感じましたが一番感じたのは歓喜でした。もし、姫様の戯れを僕が本気にしているのであれば申し訳ありません。」
「!!」
私は大いに焦った。私が冗談で言った言葉をノットは本気にしてしまったと存外に言っているのだ。人として、人ひとりの人生を左右する様なことを冗談なんかでは言ったりしてはいけない。上に立つものは特に。しかも私は今は王族だ。
「ちょっ、ちょっと待って!私は冗談であなたを誘ったわけじゃないわ!あなたが着いて来てくれるなら私はもちろん大歓迎よ!」
ノットの両手を握り締め力説すると不安な顔から花が綻ぶ笑顔で良かったと言ったノットに私はノックアウトした。顔が真っ赤になっているであろう私を見ながらノットは笑顔で私を見つめていた。
そんな私たちをリクたちは遠目で眺め、金属性精霊はいつもの様に私に文句を言っていた。ただ『ノットの為にあなたに着いて行ってあげるわ』と耳を朱に染め顔を背けていた姿は可愛かった。
精霊たちの様子を頭で認識することができても、ノットの笑顔にやられた私は、笑顔のノットと見つめ合うしかできず、痺れを切らしたエヴァンが入ってきて私たちの握り合う手を離すまで固まってしまってノットを見つめるしか出来なかった。
ふと我に帰り思考ができるようになった私は、美少年の笑顔の破壊力半端ないと戦慄した。
マリーン
前世インドア(異性と付き合いなし)
今世周りはぽっちゃり異臭付き(異性対象にならず)
前世+マリーン13歳の為、ノットのことは弟感覚だったがノットの笑顔にドキマギしている。




