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貞操逆転世界でモン娘たちにセクハラしたい  作者: 三峯汀


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第29話 猫をわからせてみよう

「逆の立場になって考えてみてよ」


「はい」


「僕が君を雇いたいと思う?」


「思います」


「ほんとに?風呂を覗こうとして、パンツかぶってセクハラ三昧な君を?」


「でも掃除しました」


「掃除の腕は確かかもしれないよ、だけどね、掃除しただけでその全てが無かったことになると思う?」


「後、公衆の面前の前で恥ずかしいことされました。辱められました」


「...それはごめん」


「許してあげますよ、雇ってくれたらですけれど」


「うーん」


普通に嫌だが、この変態は家事のスキルは確かである。学校に行っている間に家事をやってくれるのはとてもありがたい。その僕が学校に行っている間が問題になるわけだが。少なくとも箪笥の中はあさられてしまうだろう。


「わかったそんなに言うなら自己PRをしてみろ、自己紹介みたいなものだ、自己を紹介してみせろ」


「前の職場では、ボディガード兼お世話係をしていました」


「お世話係」


「はい、主に坊ちゃまが迷惑をかけた先への謝罪です」


「それは大変そうだなぁ」


「むしろそれしかやっていません」


「なら止めればよかったじゃないか、いつも後ろにいたんだろう」


「それじゃあクビになっちゃうじゃないですか」


「なるほどね」


自分のPRが謝罪スキルとは、なんとも悲しい話である。おそらくオタン君にはこのようなセクハラはしていないのだろう。まぁあたりまえか、よく考えればわかる話である。彼はこの世界の典型的な男子、いやちょっとやりすぎなところがあるが、セクハラをすればその時点でノーシャはクビであっただろう。


じゃあこいつ、僕だけに、人を選んでセクハラしてんのか。こいつほんとに。


「どうしよっかなぁ」


「どちらにしろボディガードは必要かと思いますよ、まだいないんですよね。危険ですよ」


「まだって言うか、これからも先もボディガードを雇うつもりはない」


「世の中の男子は、だいたいボディガードを雇っていますよ」


「マ?」


「はい」


「であれば、君じゃなくてちゃんとした人を雇うよ」


「え?私じゃなくてですか?」


「当たり前だろ」


「あんなことしておいて生殺しにするつもりですか?」


「だからごめんって」


「あっ!そうだ。ボディガードは高いですよ、その点、私は衣食住の保証だけして貰えば良いんです」


「それ結局雇うのと同じくらいのコストじゃない?」


「いやいくらか安いですよ」


うーん、こいつの話を鵜呑みにするのもよくないと思うが、ボディガード兼家政婦を雇うと思えば、むしろボディガードと家政婦を別々で雇うよりも安上がりかもしれない。


「じゃあお試しで一か月見るから、正式に雇うかどうかはその後で」


「やったぜ!」


「じゃあ眠いし寝るから」


そろそろ限界だ。昼寝は夜に寝れなくなってしまうのであまり普段はしないようにしているが、今日は別だ。


ベットに入ったあと、気絶するかのように寝た。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――

――――――



「失礼します。キッチンをお借りして、勝手ながら夕食を作らせていただきました」


「もうそろそろ夕食の時間です、起きてください」


「おはようございます」


「起きませんね」


「ご飯ができましたよー」


「…」


「…やはり眠れる王子様を起こすのはお姫様の、あっつーいキッスいえ、チッスで。そうと相場が決まっています」


「では失礼して」


ぶっちゅーじゅるるるるっる、ぴちゃぴちゃどぅにゅるるるる!ちゅっぽ、じゅる、じゅるるるるるるるるうるるるるるるるうるる!ちゅ、ぐっぽぐっぽ!


「む、む!むー!っぷはぁ!ん、んな、何してくれとんじゃてめえええええええ!」


「おはようございます」


「何してんねん!」


「目覚めのチッスです」


「何がチッスだ!何が!」


「ちぃーす」


「挨拶すな!」


「普通に声かければ良いだろうが!」


「かけましたよ」


「起きるまですんだよ、体とか揺らしてくれればいいだろうが」


「それじゃあチッスできないじゃないですか」


「する必要がないの!つかなんだチッスって」



てんめぇ舐めやがって、お仕置きが必要だな!


さっきからセクハラ三昧じゃねえか

僕じゃ無かったら即クビだぞ、全く優しくしてたら欲望の限りを尽くしやがって

セクハラすんのは僕の方なんだよ!

されたくはないの!するの!


「おら!こっちこい!」


「え?あん♡」


ノーシャの腕を引っ張り、ベットでうつ伏せにさせる。


「えー、あたしーなにされちゃうんですかー♡」


「こいつ」


なめてんな


「足腰たてなくしてやるよ、覚悟しろよ」


ノーシャの腰に手をあてて、腰トントンを開始する。


「あっ///ちょっ///いやっ///あん///」


「ほれほれほれ」


「あん///あ//ああん///」


腰がびくびくしている。このあたりでやめておくか。


「懲りたか?」


「…にゃー♡にゃーん♡」


腰を振り振りさせて、甘ったるい声をだしやがって。てめえ、誘ってんのかあ?

いいさ、つきあってやるよ!


「まだ元気そうじゃないか!」


「あん///」


腰に当てる力を先ほどよりも強くする。


「あへ?まって//つよい、力つよい///おっ♡おお゙、お゙っほ♡

お゙ほっ♡お゙っ♡お゙っ♡お゙っ♡」


「い、死ぬ♡死んじゃう♡ゆ、ゆるひて♡」


「いや、許さん」


―――――――――――――――――――――――――

――――――――――――――――

――――――



「はぁー♡はぁー♡」


「まいったか、これに懲りたら二度とすんなよ」


「はぁー♡はぁー♡」


聞こえてないか、ちょっとやりすぎちゃったかも。

正直ノっていたし、随分といい反応をするもんだから。

そう思うと、なんだか申し訳なくなってきた。


「あー、まぁなんだ、その、ごめんね☆」


もちろん、返事はなかった。

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