表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

21/29

第二十一話 BLACK & SILVER

 ダッダッダッ

強制執行員が駆け出し、零に殴りかかる!

「速い!」

 零は咄嗟に避けパンチで反撃するが

避けられる。

両者パンチ、キック、ガードで

激しく攻撃をぶつけ合い、

一瞬相手の動きを読んだ零は

相手の腹に思い切りサイドキックを喰らわせた!

ドス!

強制執行員

「ぐう!」

強制執行員は後ろに下がり体勢を立て直す。

両者距離を取って暫く睨み合う。


「……逃げるなら今のうちよ?

弱い者いじめは趣味じゃ無いから」

強制執行員

「・・・・・」


 強制執行員はヘルメットに手を伸ばし、

ゆっくりとヘルメットを脱いだ。

その時、黒く長い髪が流れ出てきた。


挿絵(By みてみん)


「……!!……あ、あなたは!」



挿絵(By みてみん)



「受付嬢!!!」


強制執行員

「……お前の事は入居審査の時から、

怪しいと思っていた。私も長い間

あそこで女性達を見てきたからな」

「……秘密警察は、あの時から

既に女性を監視してたって事?」

強制執行員

「お前の事は個人的に警戒していたんだ。

高速道路の時も、サーバールームの時も、

私が来るのが速すぎると、思わなかったか?」

「……全部読まれてたっていうの?」

強制執行員

「秘密警察として、外からのスパイを

見過ごす事など、あってはならない事だ。

よそ者よ、おまえをここで排除する!」


 強制執行員はスタンガンを構えた。

それを見た零がハンドガンを取出し相手に向けた

次の瞬間相手が襲ってきた!

「!!!」ターン!

零は銃を撃つが相手に避けられ、

相手が素早く突きつけて来るスタンガンの攻撃に

押されていく。銃で反撃するが相手は素早く、

避けられてしまう。

(まともに撃っても当たらない!

何か策を練らないと!)

両者攻防をぶつけ合う中、

攻撃のパターンを変えてきた相手が零に

キックを喰らわせた!

零は吹っ飛び、倒れ込んだ。

うずくまった零はその場に動けずにいる。

その隙に相手が襲いかかって来る!

零は立て直して相手に銃を向けるが

相手は零の構えた銃を蹴り飛ばし、

零の銃は手から離れ、飛ばされてしまった!


 零は素手で相手のスタンガンの攻撃を

防ぎ、耐えしのぐ。相手の動きを読んだ零は

相手の腕を掴み、相手の動きを受け流すように

後ろに巴投げを喰らわせた!

両者起き上がり、距離を取って

互いに様子を伺い合っている。

その時、零が落とした銃が少し離れた所に

落ちていた。気付いた零は

銃を拾おうと駆け出す!

気付いた相手も零に銃を拾わせまいと

銃に駆け出す!

両者共に銃に向かって駆け出し、

先に銃を拾ったのは強制執行員だった!

強制執行員は零に銃を向け引き金を引いた!


カチッ

強制執行員

「!?」

「バカめ!」ドガ!バギ!

零は弾が出ずに困惑して隙を見せた相手に

打撃を浴びせる!

「かかったわね!」ゴ!ドス!

「弾は抜いてんのよ!」ドゴ!

零の攻撃を受け意識が遠のく

強制執行員の右手から零はスタンガンを

無理矢理奪い取り、

強制執行員に浴びせた!


バチィ!!


強制執行員

「グアアアアア!!!」

「あの時はどーも!!」

 スタンガンの電流を喰らい、強制執行員は

倒れた。


強制執行員

「……が……ああ……」

「……アンタに蹴り飛ばされた時、

うずくまってるフリして、

銃からマガジンも薬室の弾も抜いたのよ。

銃を落としたのも、アンタに先に

銃を拾わせたのも、全部、

アンタに空の銃を拾わせてアンタに

隙を作る為だったのよ……

敵の策にかかってしまったアンタの負けね」

強制執行員

「……く……殺せ……」

「……ここで見逃してあげるから、

その能力、その力は、他の事で使って」


 強制執行員は気を失ったようだった。

零が先へ進もうとした時、エレベーターが開き

はじめが駆け寄って来た。


はじめ

「零ーーー!」

「はじめ!無事だったのね!」

はじめ

「うわ!お前マジでこいつ倒したのか?」

「ええ、手ごわかったわよ。

…はじめ、ライフルはどうしたの?」

はじめ

「ああ、下の戦闘で弾切れになっちまってな」

もう装備はサバイバルナイフしか残ってないよ」

「そう、まあいいわ。行きましょう」

はじめ

「おい、とどめはささなくていいのかよ?」

「……やめてあげて。どうせ暫く

まともに戦えないでしょうし」

はじめ

「……おまえがそう言うなら……

それより、いよいよだな」

「はじめが来てくれて嬉しいわ。

さあ、一緒に行きましょ」

はじめ

「ああ、行こう。母さんに話をつける!」


 二人は作戦指令室へと進んだ。


つづく





挿絵(By みてみん)

「全く、苦戦したわ……

頑張ったんだから、ごぼうびに高評価とか

ブックマークとかしてよね…」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ