第十二話 尋問
ガレージ はじめ達の拠点
パチーン!
秘密警察
「うあ!」
はじめは失神してる秘密警察をビンタし、
無理矢理起こした。
はじめ
「起きろ」
秘密警察
「うう、ここは?」
両手を縛られた秘密警察に
はじめ達は尋問を続ける。
はじめ
「お前は秘密警察だろ。全員で
何人いるんだ?」
秘密警察
「何の事?私、秘密警察なんかじゃないわ」
零
「正直に話さないと、捕まえたあなたの仲間を
痛めつけるわよ?」
秘密警察
「何ですって?誰を捕まえたの?」
ドガ!
はじめ
「やっぱり秘密警察じゃないか!」
秘密警察
「うう、くそ、卑怯よ」
はじめ
「秘密警察は全員で何人いるんだ?」
秘密警察
「……全員で、500人程」
零
「秘密警察に連行された人達はどうなるの?」
秘密警察
「天使の塔の地下収容所に幽閉される。
刑務所みたいな物よ。今も大勢いるわ」
零
「ねえ、天使の塔でどうやって女性同士で
妊娠してるか貴方知ってる?」
秘密警察
「私が知るわけないだろ!」
零
「じゃあ、演説で地区長が言ってた
天使の翼について知ってたら話しなさい」
秘密警察
「それも知らない!私達はただの警察よ!
そんな政府の深い事知るわけないだろ!」
はじめ
「ギュータン、どうだ?」
ギュータン
「うーん、嘘はついてるようには見えないね。
今そいつの音声リアルタイムで分析してるけど
嘘発見アプリでも嘘ついてる反応はないね」
はじめ
「……質問を変えるか。念の為
秘密警察の事を一から全部教えろ」
秘密警察
「……私達は街中に溶け込んで巡回して
区民を監視してるわ。
妊娠出産の謎に疑問を持ったり、
オスを求めるような発言をする人物を見つければ
すぐに本部に連絡して部隊を送って連行する」
零
「あのバイクの女は何者?」
秘密警察
「バイク?……あの人は強制執行員と呼ばれる
役職の人で、緊急性の高い場合や強力な敵を
対処する必要がある時に、
バイクで即時到着して敵を無力化する人員よ。
銃の使用許可と、独断の判断でその場で
刑を執行する権限を与えられてる」
零
「それって、もしかして……」
秘密警察
「殺人許可を得てる。裁判もせずに
被疑者を殺していいのよ。
秘密警察のトップよ」
はじめ
「そんな奴が他にも居るのか?」
秘密警察
「私の知る限り、彼女一人だけね」
ギュータン
「うん。嘘ついてないみたい」
零
「秘密警察は警察の中でも
秘匿性が高いって事は、普通より上位ランクの
存在だから何か地区の秘密知ってるかもと
思ったけど、甘かったわね」
はじめ
「……!そうだ!ならもっと上位ランクの奴
捕まえれば何か知ってるかも知れないぞ。
それに私らが何をするにも秘密警察が
邪魔になって来るだろう。」
零
「確かにそうね。秘密警察を調べましょう」
はじめ
「おい、秘密警察の個人情報は何処にある?
ファイルやらリストやら、教えろ!」
秘密警察
「……警察署内の、サーバールーム」
零
「どうやって入るの?」
秘密警察
「パスワードが必要よ。
パスワードは……○○○○」
ギュータン
「ブブー!そいつ嘘ついてる反応出てるよ」
ドガ!バギ!ドス!
はじめは秘密警察を痛めつけた。
秘密警察
「本当だ!信じてくれ!」
はじめ
「サーバールームに潜入するまでお前を
監禁する。パスワードが間違ってたら
戻って来てお前を殺す!」
秘密警察
「パスワードは、△△△△よ!」
ドガ!バギ!ドス!
はじめは秘密警察をリンチして、
秘密警察はそのまま気を失った。
零
「ふう、今日は収穫あったわね。
明日私がサーバールームに潜入して
秘密警察の情報を盗んでくるわ」
はじめ
「頼んだぞ。お前しか出来ないからな」
零
「ねえ、天使の塔が出産センターって事は
分かって来たけど、地区長が言ってた
天使の翼がまだ何にも分からないままね。
何だと思う?」
はじめ
「わからない。私にも教えてくれなかったから」
零
「え?……教えてくれなかったって何よ?
地区長と知り合いなの?」
ギュータン
「あれ?聞いてないの?
はじめは地区長の娘だよー?」
零
「え!?本当なの?」
はじめ
「……まあ、そうだな。本当だ」
零
「そんな事って……!」
零
「そういえば、あなたを始めて見た時
どっかで見たような気がしたのよ。
地区長の娘だなんて……
いわれてみればそっくりね。
でも、なんで地区長の娘なのに
レジスタンスになったのよ?」
はじめ
「……そうだな。零、おまえはもう
私らの立派な仲間だもんな。
話しておくよ。私の過去。
零、聞いてくれるか?」
零
「はじめ……どうしたのよ?」
つづく




