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炎雷風氷の依代

作者:けんむす
最新エピソード掲載日:2026/07/08
私の名前は氷城雪乃ひょうじょうゆきの。女子で13歳。
 見た目は透き通るような白銀の髪と真っ白な肌、深いサファイアのような瞳。身長は165cm。6歳で氷城の依代としてえらばれ、左腕に依代の証の氷の痣がある。他にも炎の依代、雷の依代、風の依代がある。炎雷風氷の依代えんらいふうひょうと呼ばれている。
 年に一度、舞を舞って、国に生きる者たち全員に祝福を与えている。これを、巡礼という。
 依代が死ぬと、次の依代が生まれ、受け継がれていく。ただ、神にそれほど変わらないので、国に生きる者に慕われているが、それを排除、利用しようとするものや、信仰心の強さから、さらわれることも少なくない。排除、利用しようとするものから(簒奪者さんだつしゃ)襲われるため、炎雷風氷の依代は強い力を与えられているといわれている。
 …私の母も氷城の依代だったため、襲撃に遭って亡くなった。そのすぐ後に私は氷城の依代に選ばれたが、姉の幸音以外は、そう心よくは喜んではくれなかった。母子で氷城の依代に選ばれたことで、周りからはよく思われておらず、私の育った氷城の里では、私はさげすまれ、父親からも見放された。
 他の依代たちも、自分たちのつらい過去に向き合い、恋愛に、友情に、戦いに。
自由に生きたいと願う少年少女が、望まぬ使命を背負わされ、それでも大切な人々の幸せな未来のために、過去に向き合い、歩んでいく。
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