いざ勝負!アレンクスとの決闘!
輝く満月の麓へ 第3話
いよいよ出発の日だ
準備を整えてみんなに気付かれない早朝に出る予定だ。「ヒデキくん、準備は出来た?」「はい!完璧です」「それじゃメッゾに向けて出発よ!」
「「おー!」」
何時間歩いただろうか一向に町が見える気配はない。そしてしばらく歩いたその時だったはるか遠くに西洋風の家が見えるではないか!
「あれがメッゾですか?」「そうよ」どれくらい歩いただろうか?俺達はようやく目的地に着いたのだった。まずはメッゾでの聞き込みだ
「あのー、5年前女の人が攫われたのをご存じですか?」「聞いたことはあるがの、場所まではちと分からんのぉ」「ありがとうございます!」流石に5年前のことを覚えてる人はいないようだ……すると1人の老婆が近づいてきた「5年前のことを聞きたいのかね少し話を聞いていきなさい」そして俺達は5年前のことについて詳しく聞いたのだった「そうなんですか」老婆の話によると5年前リサちゃんのお母さんを攫って行ったこの世界の俺はメッゾから、さらに歩いて10日ほどの町まで行ったらしい「「ありがとうございます!」」そう言って俺達は老婆の元を去った「これからどうします?」「そうねー、とりあえず今日は、宿に泊まりましょう!」まじかよぉーーリサちゃんと宿に泊まる??これってまさか、同室?「今から2部屋って空いてますか?」「空いてますよ」え?2部屋……まぁいいかひとまず俺は寝ることにした
この世界に来てもう3週間も経ったのか最初はどうなることかと思ったけど案外いけるもんなんだな。
次の日「おはようございます~」「おはよう!さぁ今日も歩くわよー」「もう出発ですかぁ?」でも気持ちはわかる5年もお母さんに会えなかったんだ彼女は相当我慢してきたんだろう、「ここから一番近い町はどこですか?」「そうねー、ラクトスかしらねでも、ラクトスの途中にはとても手強い魔物が住んでいるわ、私達で倒せるかしら?」「やれることはしてみましょう!」こうして早速俺は調子に乗ってしまった
それにしても俺はまだ1度も魔物とは戦ったことがない、そんな俺が果たして本当に倒せるのだろうか?そんなことを考えているうちに俺達はラクトスまで後少しという所まで来ていた
「あれが魔物のアレンクスよ」「よし!俺が倒しますからリサさんは、下がっててください!」「気をつけて!」アレンクスは、偶然にも寝ているようだ今のうちに、不意打ちだ!くらえ!
カンッ!甲高い音が辺り一面に鳴り響いた
そう、アレンクスの皮膚は鉄のように硬いのだ
さらに、アレンクスは、今の音で目覚めてしまった「グオォーーーー」どうしよう、どうしよう
「リサさん!こういう場合ってどうしたらいいですかぁー」「たしか、アレンクスの弱点はそのでっかい角よ!角を無くしたら体の鋼鉄化は、解除されるはず!」「それを早く言ってくださいよ~」そんなことを言っても時すでに遅し、アレンクスの全長はおよそ、3mはある、その巨体のほぼ、頂上にある角をどうやって無くせというのだ
考えろ考えろ、そうだ!アレンクスのスピードはかなり遅いそれを利用してアレンクスの背中に周り剣を投げて上手く角を切る!一か八かの作戦だがこれにかけるしかない、よし、「いっけぇー!」剣を投げたその時剣が眩い光を放ち角へと一直線へと向かい角を切り落としたのだ!そして地面へと突き刺さった「何が起こったんだ?」「それは、まさか伝説の剣じゃないのかしら、やっぱりあのおじいさんは凄い人だったんだわ!」今しかない俺は地面に刺さった剣を引き抜きアレンクスの心臓を貫いた!「「やったぁ!」」俺がやったんだ、そう俺がやったんだ!「ヒデキくん、やるじゃない!」「で、この亡骸はどうしますか?」そのときアレンクスの亡骸が灰になって消えてしまった「「え」」「そうだ!分かったわこの魔物はきっとお母さんを攫った時にもう1人のヒデキが簡単に私たちを通らせないために置いたんだわ!」「そういうことですか、じゃあお母さんを助けるためにはこのような魔物をたくさん倒さないといけないですね」それにしても、今回は完全にこの剣に助けられた、この剣は、一生大切にしよう!アレンクスを倒した俺達はラクトスへ向かった。だがそこであんなことが起きることになるとはまだこの時は2人は知らなかった。
第4話へ続く




