第5話 お尻に挿入れるタイプのしっぽ①
早速だが、シュロは全裸でスライムの触手にぐちょぐちょにされていた。
「・・・・・・──ッ♡♡」
複数のスライムでぬるぬるぐちょぐちょにされている。触手は色々なところを弄っていく。口内をじゅぽじゅぽと丁寧に蹂躙しながら、胸の先端部分をぬるぬるの触手で転がしていく。
「──ッ♡! (やめ・・・・・・そこいじらないで・・・・・・!)」
口を塞がれているので声に出せない。ただ顔を赤くして悶えることしか出来ない。そしてさらに触手はシュロの股間を擦り上げていく。ひんやりとして、ぬるぬるの触手が、優しくシュロのそこをずりゅずりゅと擦り、シュロの脳みそは次第次第に真っ白な快感に浸されていく。
「・・・・・・──ッ♡♡♡」
やがて、シュロは仰向きながらがくがくと体を震わせるのだった。
◇
「ふう・・・・・・」
お風呂場でやっていてよかった。直行でお風呂に入れてぬるぬるを洗い落とせるから。うっかりリビングとかでやらなくてよかった・・・・・・。
シュロはお風呂に浸かりながら、ふう、一息ついた。当然ながら妹は今家にいない。うっかりあんな姿を見られでもしたら大変だし、まあ当然だ。
「つーか、またあんなミッションが出やがってからに・・・・・・」
今回のミッションは
『スキル・超強化バフ付きスライムテイムでスライムをテイムして触手プレイしろ!』
だった。
そして、前回の如くに『超強化バフ付きスライムテイム』というスキルでそこら辺にいたスライムをテイムしてミッションを達成したのである。
まあ、普通のスライムは触手プレイなんて出来るほど触手を出せない・・・・・・頑張っても一本しか出せないわけなのだが、そこは超強化バフで超強化された結果、立派な触手男優になった。そのスライムは今、シュロと一緒にお風呂に入っている。湯船の上にぷかぷかと浮かんでいた。
「お前も楽しかったか? そっか、それならよかった」
シュロはスライムに話しかける。スライムは言葉を発さないけど、『魔力信号』で考えていることは大体わかるのだ。
魔力信号によって意思疎通することで、人間は通れないところもスライムを行かせることでその内情を知ることが出来るから、結構このテイムスキルは便利だ。しかも、このテイムスキルは超強化バフ付き。シュロは、レベルアップに加えて便利なスキルをもらえるという、実質的に2つの報酬を得ることが出来た。今回のミッションは大変だったものの、十分な見返りがあったと言えよう。
「しかし、あの魔道具は本当になんだったんだろうな・・・・・・ミッション達成のためにスキルもらえるとか、けっこうやばいよな・・・・・・」
・・・・・・スキルというのは、本来レベルアップした時にもらえるポイントを消費することでもらえるものだ。しかも、そのスキルだって自分の欲しいものを選べるわけではない。ポイント消費でもらえるスキルは完全ランダムだ。
シュロの友達はコツコツ貯めたポイントが全部『キャベツ千切り速度アップ』スキルに変わったんで、「もうトンカツ屋にでもなっちゃおうかなー!!」と叫んでいた。
このミッションでも狙ったスキルをゲット出来るわけではないが、ポイント消費なしにスキルをゲット出来るというのは前代未聞のことだ。
「経験値棒の時は戸惑いが先に来てついつい見落としてたけど、よく考えたらそれってなかなかにやばいことだよな・・・・・・」
変な魔道具のせいで大変なことになってしまったと思っていたが、レアなだけあって実はけっこういい魔道具だったのかもしれない・・・・・・
「・・・・・・いや、そんなことはないな」
耳舐めとか、経験値棒とか、振り返れば全然カスだった。
「危ない危ない。一瞬でも感謝するところだった」
シュロはスライムを抱えて、お風呂から上がるのだった。
・・・・・・
「メイド喫茶の助っ人ぉ?」
シュロは素っ頓狂な声を上げた。
「そ! せっかくかわいい女の子になったんだから、それを活かさないと!」
そう明るく言ったのは、いかにもギャルといった感じのギャル。シュロが男だった時からの女友達、上杉クロだ。名前とは真逆の、真っ白な髪と真っ白な目を持つ女性だ。
このクロ、突然シュロの家にやってきて何かと思ったら
「うちのメイド喫茶で働かない?」
とか言ってきたのだ。今、妹はいない。休日なので、友達と遊びに行っている。最近レベルが上がったおかげで収入が増えたので、お小遣いもけっこう奮発することができた。
で、まあクロがやってきて
「おおー、本当にかわいい女の子になってる! ね、シュロ、うちのメイド喫茶で働かない?」
と言ってきたのだ。このクロはメイド喫茶を経営していて、そこの人手が足りないからってシュロにヘルプを求めてきたのだ。
「いや女の子になったからって、メイドさん素人なんだし、全然戦力にならんだろ・・・・・・」
シュロは座布団を枕にして寝転がりながらそう言ったが
「いやいや、むしろその慣れてない感じがいいんでしょ! 今のシュロなら、失敗すらも可愛く見えるから大丈夫だよ! バイト代も出すからさ!」
クロはグイグイ来る。
「ええー・・・・・・?」
「嫌そうだねー」
「そりゃそうだろ。メイド喫茶で働くなんて、羞恥プレイ以外の何物でもないでしょ。成人済み男性のメイド服姿なんて、需要ないだろうし」
「いや、幼女化成人済み男性のメイド服姿とか需要ありまくりだと思うんだけど・・・・・・ちなみに、私のとこのメイド喫茶はねこねこメイド喫茶だよ! みんな猫耳と猫しっぽをつけて接客してるんだ!」
「余計嫌だよ・・・・・・
「えー? まあいいや。私も別に無理強いするつもりはないし、気が向いたら連絡してよ! それじゃね!」
クロはそういって去っていった。クロが去っていったあとで、シュロは1人呟く。
「全く、クロは・・・・・・気が向くわけないって」
呟きながらシュロは側にいたスライムをムニムニと弄る。ミッション達成に使ったスライムは、あのあと普通にペットとして飼われているのだ。ルラにも可愛がられていて、いい遊び相手になっている。
「うーん・・・・・・でも、バイト代かあ・・・・・・バイト代は、ちょっと魅力的だな・・・・・・んー、どうしようかな・・・・・・」
シュロがスライムをムニムニしながらちょっと迷っていると・・・・・・
ピコーン、と。
脳内に例の音が鳴り響いた。
・・・・・・嫌な予感しかしない。
シュロは目の前に展開されたウインドウを、嫌な予感をひしひしと感じながら見る。そこには、例の如くにミッションが書かれていた。
『お尻の穴に猫の尻尾を挿入れてメイド喫茶で接客しろ!』
そして、そのミッションとともに、空中の何もない空間から、滲み出すように尻尾が出てきた。根本のところが、ア○ルプラグになってる尻尾だ。
「スキルだけじゃなくて、物体までついてきたか・・・・・・いよいよこのミッションとかいうヤツ、ぶっ飛んでるなあ・・・・・・」
空中から出てきて、床に落ちてくる尻尾。
「まるで見計らったかのようにタイムリーなミッションを出してきやがって・・・・・・バイト代に、ミッションボーナスでレベルが上がるとなったら、いよいよ断るわけにいかなくなるじゃんか・・・・・・」
それは流石に断れないくらいに魅力的すぎるおまけだ。
「く・・・・・・まさか、ねこねこメイドになるだけじゃなく、お尻に尻尾を挿入れなきゃならないなんて・・・・・・屈辱的すぎる・・・・・・」
顔を赤らめつつも寝転がっていた体勢から起き上がり、早速承諾の連絡を入れようとしたのだが──
「・・・・・・いや、待てよ?」
ふと思い至ることがあって、シュロは手を止めた。
「ちょっと待てよ? お尻の穴に物を挿入れる時って、洗浄とか、ローション使ってほぐしたりとか、そういうのが必要なんじゃなかったっけ・・・・・・?」
シュロも別に詳しいわけではないが、確かア○ル洗浄とか、ローションであらかじめほぐしておいたりとか、そういうのをやっておかないといけないと、妙にお尻の穴に詳しい友達が言っていたような気がする。
「やっぱりダメだ! このミッションを達成するために浣腸買ったりとか、ローション買ったりとかしないといけないなら本末転倒だ! 勿体無いけど、このミッションは挑戦しない方向で──」
と、諦めようとした時だった。
シュロの頭に、天才的閃きが生まれた。
「・・・・・・そうだ。浣腸とかローションとか買わなくても、大丈夫な方法があった」
そして、シュロはじっと、その閃いた方法の要となるものを見つめた。
「・・・・・・」
それは、今の今までシュロがムニムニと弄っていたスライムだ。
「・・・・・・そうだ。スライムなら、ローションなんて買わなくても粘液と触手で十分ほぐすことが出来るし、浣腸とか使わなくても、ほぐしついでに直腸の中の汚いものとかを食べてもらえばいいんだ。そうすればお金を使わなくても出来るんだ・・・・・・」
シュロは、その時まるでバトル漫画の主人公が窮地に起死回生の一手を思いついたみたいな雰囲気を出していた。実態はただいいア◯ルプレイのやり方を思いついただけであった。
今日の教訓 スライムはア○ルプレイに便利。




