00句 1~ 46句 これまでの白銀
――金色が緋色に変わるとき、少女の瞳は穢れを映す。
時は大正。大日本帝国では、人に擬態した吸血鬼が牙を奮っていた。
政府はこの事態を危惧し、密かに奴らを処理する『対吸血鬼討伐部隊』通称『特務部隊』を創設。
この部隊の総司令官が相楽 黄山。
物語の主人公・憩(16)の祖父だ。
憩には生まれもった宿命――神子の血が流れている。
擬態している吸血鬼をも見抜くことができる神聖な力。
一方で、この血は吸血鬼の肉体を強化する、諸刃の剣でもあった。
力の負の面を、彼女は知らない。
周りは知っている、本人だけが知らない残酷な血の秘密――。
そんな憩を護るため、黄山が私的に結成した部隊が『白銀』である。
メンバーは、特務部隊のエリートである四門を司る4人。
憩の兄であり、頭脳明晰な苦労人リーダー・東門の相楽 旭(23)
旭と同期のおちゃらけムードメーカー・南門の細小波 漣(23)
ぶっきらぼうで喧嘩っ早い幼なじみ・西門の杣 朔夜(21)
常に冷静沈着、雪のように儚い美青年・北門の寒凪 千歳(18)
この4人とともに、憩は白銀として自らの人生を歩み始める。
その最初の任務こそが『カフェーの闇』を暴くことだった。
淫売を行うカフェー2階への潜入を続ける中、朔夜は人気の女の子たちが次々に姿を消している話を耳にする。
前日まであった写真が抹消され、店主に聞けば「辞めた」としか言われない。
吸血鬼が関係してるのか否か、真相が掴めぬまま迎えた翌日。
『ゆり』という名の漣お気に入りの女の子が忽然と姿を消した。
その頃、同じカフェーの1階で千歳と潜入をしていた憩は、ゆりの友人・ぼたんと知り合う。
彼女から詳しく話を聞いていくなかで、千歳の頭にある怪しい人物が浮かび上がった。
彼の推理と旭の作戦によって、敵の本拠地に辿り着いたのだが、何故か悪化していく憩の体調――。
おまけに行動は全て筒抜け、敵にはあっさり逃げられてしまう。
白銀は、奴の手のひらの上で転がされていたのだった。
残された手がかりは、1枚の置き手紙――。
【白銀のみなさん、楽しいひとときをありがとう。
木の上から、柱の陰から、そして光の隙間から、
みなさんの活躍を覗き見させていただきました。
また、どこかでお会いできることを願って……】
討伐は叶わなかったものの、ゆりは無事救出された。
ゆりの友人、雲居 ぼたん(19)には、旭の書記としてサポートしていく未来が憩によって用意された。
ゆりこと、浦風 夕梨(18)には、憩の姉であり吉原の芸花魁である、和(21)の専属という役割が用意された。
こうして、白銀の5人と、和・ぼたん・夕梨を含んだ8人の『選択の物語』が始まった。
ここから、さらに重い『選択』を迫られることを、誰も知らぬままに――。
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おはにちばんわ、おやまみかげです•*
今回がはじめましての方、物語を追い続けてくださっている方、本当にありがとうございます!
どちらの方にも第3折を楽しんでいただきたく、第1折〜第2折までの白銀を振り返れるようにしてみました。
※物語の本筋だけを抜粋しているため、情緒的なところは全て削っております。
故に既存読者様には、大変物足りない内容になっているかと存じます。
◆第2折では、カフェー編の詳しい任務内容と、白銀メンバーの関係性がみっちり書いてあります。
ここからさらに関係性がグッと変わりますので、読んでいただけるとよりお楽しみいただけると思います♪
もちろん、第3折からでも楽しんでいただけるように設計はしております*\(^o^)/*
◎番外編にて、キャラ紹介をアップしました!
情報はほとんど得られませんが、キャラ同士のやり取り等を楽しんでいただけましたら幸いです⭐︎
それではまた、お会いしましょう。




