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第4話:『銀次の逆襲 』

     1.(起)

高笑いしていた銀次の顔色が激変する。先程までの余裕は、塵一つ残らず消え失せていた。

奴は虚な目をしながら、自身の腹部に目を向けていた。


     2.(承)

理解してるか?……そこに見えるのは、お前の身体を背後から貫通しているE・M(注1)の拳だ。まさかって顔してるな……そして……銀次……実体化を解いたのは、失敗だったな!


     3.(転)

わたしの幽体(E・M )と、霊体に戻ったお前は非常に相性がいいんだよ。E・Mには、霊体など簡単に消滅させることができるだけの器がある……そして、さらにそれで貫いたお前の腹部から硝煙がでたな。銀次!お前はもう終わりだーー


     4.(結)

勝負はついた……はずだった。わたしはE・Mを解除しようとしたが、それができない。咄嗟に銀次の腹部に突き刺さっているE・Mの腕に視線を向ける……しかし、その光景に言葉を失った。ーーなんと銀次の身体と、その腕が混ざり一体化していたのだ……そんな、馬鹿なッ!



※ (注1)能力名:エーテル・マニピュレーション(Ether Manipulation)の略称


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