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この恋に殉ずる  作者: 冷暖房完備
研修ちゅ
49/55

No.5 強制 女子会(泣)

お洒落なお好み焼き屋さんの奥座敷。

なぜか お誕生日席にロックオンされてる私であります(泣)

「で、で?どうやって知り合ったの?」

なぜか神谷さんノリノリです(泣)

「バイト先の上司で色々教えてもらったんだって!!」

そして、なぜか並木さんが説明しだす始末。

「色々?」

「色々!!」

きゃー!!と悶える二人。

「仕事!!仕事を教えてもらっただけですよ!?」

誰か この二人止めて〜!!

「で?いつ結婚するの?」

急に冷静な声が飛んできた。

ん?

「おお!!夏世、旦那さま飲み会OKしてくれたの?」

「うん、帰りは迎えに来るらしいけどね」

さも当たり前のように神谷さんの隣に座ったのは、妊婦さん!!


な、な、な、な、なんで〜!?


私が密かにパニックになっていると、並木さんが察したのか声をかけてくれた。

「アタシら三人、同期なんだよ」

ええ!?

「しかも花の寮生組!!」

ええ!?

「こいつだけ1抜けしやがってさ〜」

「そそ。相手は工場長の息子!!」

「微妙な権力〜」

「やかましいわ!!」

わ、わ〜(泣)

なんか独特のノリに付いてけません。

私がドン引きしていると、妊婦さん改め夏世さんが同じ質問を繰り返した。

「で?いつ結婚するの?」

「ま、まだ、そんな話は出てません」

というか、彼女さんとも別れてない。

「相手は10歳上なんでしょ?あなたが卒業したら、すぐにでも結婚したいんじゃないの?」

「………」

二人とも結婚願望はある。

きっと、誰よりも家庭に憧れてる二人だから。

「腰掛けなら会社に入ってきて欲しくないわ」

グサッ!!

や、やはり妊婦さんキツい(泣)

「こらこら、あんた すぐそうやって言うから誤解されるんだよ」

並木さんが笑う。

「飛山さんゴメンね〜。こいつ口が悪いからさ〜」

「夏世が言いたいのはさ、せっかく覚えたのに すぐ辞めたら勿体ないって事よ。一年もたたず辞めます言うのも嫌だろうしね」

「 はぁ?アタシが言いたいのは教え損だから無駄な労力使わせるなって事よ!!」

「はいはい。ありがとう、アタシのために」

神谷さんが夏世さんを抱き締める。

「暑苦しいわ!!」

「「ツンデレ〜」」

「やかましいわ!!」


わ、わ〜(泣)

胎教にメッチャ悪そうですよ、皆さ〜ん!!


「てかさ、あのハゲ散らかした工場長の息子がイケメンてどうよ?あ、すいませ〜ん。ハイボールください」

と神谷さん。

「息子も将来ハゲ散らかすんじゃね?あ、アタシは焼酎ロックで!!」

と並木さん。

「あんたら酔ってりゃ何言ってもイイと思ってんじゃないわよ?あ、唐揚げ二人前ね」

と夏世さん。

二人は よく飲むし、夏世さんはよく食うし、呆気に取られて箸が動きません(泣)

「いいな〜。アタシも結婚したい!!」

「しろしろ!相手は人類か?」

「くそ!!智恵子はイイよ。彼氏イケメンだもん」

神谷さんが睨むと、並木さんが苦笑いした。

「結婚しないかもよ」

「なに?まだ反対してるの?娘いくつだと思ってんのよ、クソ親父!!」

に、妊婦さん、お口が過ぎますよ〜(泣)

「いや……彼から別れたいって言われた」

そう言うと、並木さんが静かに泣き崩れた。



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