感染者 -インフェクター- (IV)
不本意だ。
決して、あれだ。キャラを壊そうとしたわけじゃない。情緒不安定スキルが発動しているんだ。しょうがない。
不本意なんだああああああああああ!!!!!
↑必死の弁明 終了↑
狂っている笑い声を聞いているデスライミュ。ついに恐ろしくなったらしく、逃げ出した。こんな使い方があったとは。
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デスライミュを殺っつけた!▼ |
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目の前に四角い枠のログが出現した。殺っつけたって何だ?そんな言い方しなくてもいいじゃないか。殺してないし。
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| 経験値を 2 獲得した! |
| 102 G手に入れた!▼ |
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うん、まぁ最初の敵にしてはまずまずだ。
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| もう一度言おう、 |
| デスライミュを殺っつけた!▼ |
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…。
もう一回言わないで欲しい。
殺ってもないのに罪悪感が増す。
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| 君はやってしまったのだ。 |
| デスライミュを。狂気に。凶気に満ち満ちたそ |
| の笑いで。 |
| |
| そう、君は………。 |
| 罪を犯したんだぁぁああああアァァア!!▼ |
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ログが長い。あとうるさい。音はないがすごくうるさい。さっさと閉じてはくれないだろうか。
プツッ………
突如、ログが消えた。それと同時に、体が凍りついた。まもなく周りが真っ暗になった。
何も見えない。
何も聞こえない。
視界はすぐによくなった。その時に見えるようになった世界は、自分を取り巻く周りが全てポリゴン調になっていくという、この世とは思えないようなものだった。時空が歪んでいき、やがて足元に穴が空いた。僕はそこに抵抗も出来ずに落ちていく。
一体何が起こっているのか、必死に考えても、全く分からなかった。
僕は今から死ぬのだろうか?
短かったなあ…。
もう…いいや……。
続く




