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感染者 -インフェクター-(III)

 2


 家に帰ろうと、歩き始めた僕の前に、再びデスライミュがあらわれた。

 心なしか、とんでもなく弱そうに見えてきた。これはいける!

「うりゃあああああぁぁあぁあああぁ」

 僕はデスライミュにとびかかった。

 弾き返された。


 …ん?

 一瞬だけキンッと、金属同士がぶつかるような、そんな音がした。

 その直後、僕は20m後方に弾きとばされた。

 ん……?

 んんんンンんんんンンンソんんん?

 情緒不安定スキル発動。

 一個ソが混ざっている。いい感じに情緒不安定だ。

 デスライミュをよく見ると、透明な薄いバリアがはられていた。ちょうど、体を包み込めるような大きなシャボン玉にデスライミュが覆われているような感じだ。あんなつつけば割れそうな薄いのなんかに僕の神懸かった攻撃を受け止められ、あげくの果てにあんなのに僕は反動で20mも吹き飛ばされたっていうのか!?


 そういえばマリアは、このデスライミュを「あんな弱っちい奴」とまで罵っていた。彼女は何だ?超人か何かか?

 あ、何だ、そうか。僕が弱いだーけかー♪

 もう笑いしかこみ上げてこない。自分で聞いても引くぐらい、その笑いは狂っていた。情緒不安定の度を完全に越えている。

続く


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