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『花』魔法✿のぷち勇者と世界樹☘の迷宮  作者: 左手でクレープ
第1章 ✿特S級新人として
17/132

第17話 母の樹からの導きの歌

― ☘ は、このお話の要点の目印です。

その部分を目にしていただければ、ある程度はお話が分かるかと思いますので、ライトに読むときの参考にしてください(*'▽')

 てのひらにちょこんと立つ、桃色、黄色、白色の妖精は、自分たちのご主人様を見つめて、一生懸命何かを伝えようと、手と羽をバタバタさせる。


「あら。大丈夫ですわよ。うんうん――伝わっていましてよ。」

 マーガレットが、優しく黄色の子を撫でながら言う。


「えへへ。伝わったよー!」

 エヴァも桃色の子に頬擦りをする。


「うん。うん。いい子いい子!」

 フリージアも白色の子を愛でる。


 3人の妖精の子は、ご主人様に意思が伝わったことが嬉しくて、手を取り合い喜びながら、エヴァ達の周りを飛び回り「喜び」を表す。


 ✿


「皆様、伝わりましたわね?」

「うん。」


「それでは!」


― ☘

 勿論、妖精たちが伝えたのは、『世界樹の迷宮』への導きの言葉。

 迷宮に入るためのすべ――。


 3人は、マザーツリー(MT)に手を当てる。

 彼女たちの視界に、導きの妖精ナビゲーターを介して、彼女たちの冒険の記録が現れる。



▶▽迷宮探索家フローターテータス▽ 

[エヴァ・グリーンウェル 迷宮探索家フローターLV 1]

 等級:特S級新人 等級ランキング: - 位 

 到達階層: - 階 最大到達可能階層: 5 階層

➡ MTから進行可能な階層:第 2 階層まで


― ☘

そして、聞こえてくる慈しみのある優しい女性の声——。


『ごきげんよう、若き世界樹の新芽。 私は『世界樹の意思』マザーツリー。

あなたを、古き盟約により世界樹の迷宮に導く意思。あなたは――エヴァ・グリーンウェルさんですね。 よろしくお願いします。』


『ごきげんよう、マザーツリー。はじめまして!』


― ☘ ✿

『あら?あらあらあら? 珍しい《《会話》》が……。それに『花』魔法じゃないの。

まぁ、しかも特Sの新人さんなのね! あら、失礼。久しぶりに拝見しましたので、興奮してしまいました。 あなたは、今日が初めての世界樹の探索なのですね。』


『はい!』


『ならば、行ける場所はひとつだけです。そこにお送り致しましょう。

 それと……。お隣のお二人はお仲間ですか?』


『そうだよ!私の大切な初めての仲間!』


― ☘

『そうですか。今後は事前に、導きの妖精ナビゲーターを使って、お互いを結び付けておきなさい。そうすれば、同じ場所に行けますので。』


『え? 同じ場所? 行くところは第2階層じゃないの?』


『なるほど、「敢えて」伝えられていないようですね。よろしいですか? この世界樹には、大変多くの迷宮探索家フローターが登頂します。ですので、下の階層では、「場所ごとに人数制限」を設けて、満遍なく送り出しているのです。』


『う……うん?!』


― ☘

『簡単に説明しますと、私が、『込み合わないよう』に、色々な場所にあなた達を送り届けているのです。 ですが、お仲間同士で『結び付け』をしていれば、その方々を、まとめて同じ場所に、送ることが可能です。 覚えておいてくださいね。』


『おお!パーティーを組んでおけば皆一緒ですね! わかりました!』


『素直で良い新芽ですね。今回は、特別にみなさんを同じ場所に送り届けます。それでは、良き迷宮探索フロートを。 世界樹の恵みがあなたにありますように――。』


『ありがとうー、マザー! またねぇ。』


 エヴァの体が消え。意思がブレるような感覚を覚える―――。



 ✿

― ☘

―――『花』の小さな勇者

   あなたなら『他の私の意思』と、何時か出会えるかもしれませんね


 最後に、マザーツリーの意思が優しく語り掛ける声が聞こえる。

― ☘

 今のエヴァには、何のことかなのか分からないのだけれど、不思議と『何かにに導かれる』ような、温かな大樹の温もりのようなものを、感じたのであった。



お読みいただいてありがとうございます^^

宜しければ、コメント、評価等よろしくお願いします。

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