第二章 物語の表現&裏設定 後編
今回は、解説じゃなくて反省会になってます。
説明項目は前編と同じです。
Ep12
① ここからかなりダラダラなプロットだったと思います。
本当に申し訳ありません。
特にEp12、13、14は酷かったですね。
作者もどうしようかと悩み、クリスマスデートにでもしようかと思ったのですが、リリアンヌがつわりで動けないと破綻してしまったのでとりあえずしたかったのは、リリアンヌが妊娠している事を報告したかった事ですね。
何故そう言った妊娠の過程を書いていたのかと言うと、やっぱり突然子供が生まれましたなんて言われても面白くないし、手抜きしているように思われるのが作者から見て嫌だったと言う事なんですが、作者もラストに合わせて逆算する形で書いておりました。
スカーレットが8月生まれと、花が登場したEp7も8月舞台にしておりましたのでそれに合わせて12月だと妊娠2か月で一番つわりが酷い時期にかかりますので、そのような描写をしました。
嗅覚や味覚が変わり、食べられるものが限られてるのはつわりに関係していますし、嘔吐もそうですね。
夜泣き出してしまうのは、精神的に不安定なのとホルモンバランスの影響でヒステリックになってしまうからです。
そんな状態を聞いた、叔母様が心配してきてくれました。
リリアンヌは母も亡くなっているので、頼れるのは妊娠経験があり子供を産んでいる叔母様しかいません。
「私も似たような経験があるし」と言っていましたが、子供を4人産んでいる叔母様ならつわりの経験も勿論あります。
叔母様がいてくれて本当に良かったです。
Ep13 ①ここまで来ると、もうまとめに入るしかありません。
新しい伏線を入れるわけにもいかないので、グダグダになってしまいました。
新しい願いを入れて、もう一波乱くるかと思ったらそうでもない、ジェットコースターに例えれば面白くないところだったと思います。
作者も反省しておりました。
とりあえず、話のネタをどうするか悩んでいたのですが、後で完結後に馴れ初めでも書こうかなと思っていたのでそれを本編に入れる形で答えが出ました。
ですからEp13と14は正直な所、最終回までの場つなぎになってしまいました。
他にも、その後時が過ぎたみたいな感じで1月と2月をカットしてしまおうかと考えていたのですが、今まで一話が1か月分としていましたし、季節のイベントを交えながらやろうとかと思っていたのでそのようにしました。
② 中庭で2人が話をするのですが、Ep2のときリリアンヌが中庭が好きと言っていましたが、その理由をここで書き忘れてしました。(これ案外大切じゃないか)
リリアンヌは、昔から中庭が好きだったのではなくて、オズモンドと最初に出会った場所が中庭だったのでタイトル通り「思い出の場所」だと思っていました。
ですから、オズモンドに質問させ
「何故、リリアンヌ様は中庭が好きなのですか?」
「私は昔からここが好きだったのではなくて、オズモンド様と初めてここでお会いしてから好きになったのです。ここでお茶をしていると初めて出会った日の事を思い出せますから」
みたいな感じにね。
やっぱり、大切なシーン書き忘れてるじゃないか!!
Ep14
① ここは叔母様とキートンの馴れ初め回ですね。
回想にしようかと思ったのですが、叔母様の口調は良いのですがキートンの口調は幼少期の口調が全然思いつかないし、ちょっと荒っぽくなるとキャラ崩壊すると思ったのでとりあえず、部分部分でやる形にしました。
幼馴染なので、お互いの色々な面を知っていると思い、2人だけしか知らない一面を書きたいと思っていました。
いつも穏やかで優しい人にもこんな一面があると表現したくて、叔母様にはキートンを煽ったりいじったりして貰いました。
勘違いしないでいただきたいのですが、叔母様はキートンしか煽っていません。
好きな子をいじめたくなる精神でキートンをいじっていました。
王女と言う立場や母親も厳しいので、その我慢しなければいけない気持ちをキートンは受け止めてくれるだろうといじめていました。
キートンは叔母様に対して最初、恋愛感情はありませんでした。
婚約してから互いに恋愛感情を持つようになりました。叔母様も同じですね。
Ep3で叔母様が言っていた独占欲もそうですね。
Ep3.5-1でも取られるのではないかと焦っていたと言っていました。
ちなみに、結婚記念日に肌着、パジャマを贈る事についてですがこれは健全な理由なのです。(本当に)
叔母様が初夜の際、いわゆる特別な夜用のスケスケのパジャマを着てきました。
それを見たキートンが、まぁびっくりしますよね。
すぐに上着を貸し「着替えてきなさい!!」と言うのですが叔母様、どうせ脱がせれると思って同じようなパジャマしか持ってきておりませんでした。
そのためキートンは「買ってあげるから」と言うのですが「何の特別な日でもないのに良いの?」と叔母様は言いました。
それに対してキートンは「今日は結婚記念日だから、そのお祝いだと思って受け取ってください」とそれから毎年叔母様の為にサイズを測ってパジャマを買ってくるんですね。
叔母様が健康に気遣い肌が綺麗なのは、兄が亡くなって夫や子供と一緒にいられるようにする為なのですが、キートンが毎年サイズを測りにくるので気がねけないとスタイルを維持しているからですね。
②回想にしなかったので色々なシーンをカットしていますので紹介します。
公爵邸の大広間がガラス張りになっていましたが、これは元からではなく叔母様が幼い頃に考えて結婚した後、実現したものでした。
幼い頃から公爵邸に行っていたので、お城と比べて小さいなと思った叔母様は、キートンと庭に一緒に行くと川が大広間から見える事に気づき、ガラス張りにしたら大広間がもっと広く見えると思っていました。
それをキートンに言うのですが、「それは大人たちがする事だから」とその時は断られてしまいます。
婚約した後の学園のシーンですが、叔母様は煽りまくります。
「まぁ川のように穏やかな人だと思っていたのに、結構激しい人だったのね」
と笑顔で言っているシーンも思い浮かびましたが入れませんでした。
Ep15
① 物語も終わりに近づいてきました。
ここでカイトともお別れになります。
ゲームの期間は4月〜3月となっていますので3月31日を最終日として腕輪もここで返せるようにしました。
最終結果も出ていましたが、これはカイトが現実世界に帰る為クリア扱いになり、それと連動する形でオズモンドも最終結果が出ていました。
この数字で勘違いしないでいただきたいのですが、オズモンドの好感度がMAXになっていませんよね、個人パラメーターも同様です。
だからといって、リリアンヌと結ばれなかったとか目標が達成出来なかったという事ではありませんのでご注意下さい。
凄く根本的ですが、こんなものなくたって歩みよる夫婦なんて沢山います。
オズモンドだって成長してリリアンヌと仲を取り戻せるように頑張っています。
物語が終わってもオズモンドの人生は続きますから、可能性なんていくらでもあります。
好感度がわからなくたって、お互い思いやり結ばれることはいくらでもできますからね。
Ep16
① ここで最終回となります。
ここでやりたかったのは、新しい世代へのバトンタッチです。
オズモンドは王配としての座を退く事になります、勿体無いなと思う方もいると思いますが、作者はそれよりも後継者がいる喜びについて表現したいと思っていました。
オズモンドも子供ができてその子供達が爵位を受け継いでくれる。
一代だけだと思っていたのに継承されていく、子供達がとても頼もしいですよね。
子供達が立派に成長している姿を作者は書きたいと思っていました。
その分、時代が変わり名残惜しいというか悲しい気持ちになるのも確かですけどね。
そのあと、2人でお忍びでスウィーツを食べに行くのですがこれは、Ep0を意識したものになります。
Ep0はオズモンドだけでしたよね、2人の仲が良くなりリリアンヌも女王として退位し専属の護衛も無くなったので2人で一緒にお忍びをしようと考えていたのです。
案外、心配する気持ちもありつつリリアンヌも自分も行きたい、羨ましいと思っていたのかもしれません。
② スカーレットとのやり取りについて1つだけ。
「おとうさまたすけて!!おかあさまがスカーレットをいじめるの!!」
と言っていますが、実はこれこの後出てくるノーザンリバー家の子供達を意識したものになっていました。
ですのでこの後、
「スカーレット、そんな言葉どこで覚えたの?」
「えへへ、きょうきているおにいさんとおねえさんにおしえてもらった」
みたいなことを書こうと思ったのですが、カットしてしまいました。
これにて第二章は終わりとなります。
ここまで来ると、結構書きたいことも書けましたね。
次は第三章の「伏線について」なのですが、本編や解説をみて推理してみるのも面白いかもしれません。
それでは第三章でお会いしましょう。失礼します。
第二章の後編を読んでいただきありがとうございました。
これから第三章の下書きを書きますので出来上がったらまた追記でお知らせします。
追記:下書きが完了し、そのまま一話でまとめたいと思います。
次は第三章「伏線について」をお送りします。




