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冴えない王配に女王陛下の好感度がわかるようになりました  作者: きつねうどん
【完結記念】 本編解説
42/47

第一章 キャラクター紹介 後編

説明項目は前編と同じです。


〜レコンキスタ王国〜


バートラム・レコンキスタ


① 親子揃って適当です。

RPGでこんな王様いなかったけ?と思いながら書いていました。

調べると、古代ドイツ語で「輝く」「ワタリガラス」という意味でした。


② 国王として生きることを決めた、責任感の強い不器用な父親です。

他の父親キャラ2人と比べると、やはり仕事、自分の使命に偏っていたキャラでした。

ですが、家族の事を大切に思っているのは確かです。

国王としての地位を守りながら家族を支え後押しする。

それが、彼のやり方でした。

作者は一夫多妻に対して正直な所、嫌悪感がありましたし理由がないのも嫌だったので彼の複雑な気持ちを表現する事によって、より人間としての深みが出るのかなと思いながら書いていました。


オズモンドとの関係ですが、母が平民のため国王にするのは難しいと考えていました。

ですから、国王としてオズモンドに何か与えらるものは何かと考え出したのがノーザンデリアの王配でした。

国と国との結婚であれば、母出身を気にする事なく国王である自分が息子の背中を押してあげれば良いと思っていました。

子供達は生まれた順番や母の出身に応じて、それぞれの将来を考えてあげたいと思っていました。

Ep16で孫が生まれますが、とても可愛がっているでしょうね。

バートラムはずっとオズモンドとリリアンヌを見守っていましたから。

その子供達も可愛くて、甘やかしているでしょう。

スカーレットとジャックは、父がレコンキスタの王子の為レコンキスタとノーザンデリアの王位継承権を同時に持っています。

ノーザンデリアでもレコンキスタでも、輝かしい未来が待っている事でしょう。


ケイト・レコンキスタ


① ギリシャ神話の英雄や神を教育した「ケイローン」を少し変えてケイトにしました。


② 平民として生まれながら、未来の王妃の家庭教師となり、最後は国王の妻になるという波乱万丈な人生を送った主人公の母親です。

アゼットとの過去から、城で顔を合わせると自分も彼女も傷つくと思い、ずっと城に行くことはありませんでした。

ケイトにとってアゼットは自分の分身のような存在だったと思います。

アゼットと幼い頃からずっと、喜びや悲しみをともにしてきました。

だからこそ、彼女の気持ちがわかるし目を背けたいそう思うのです。


そんな気持ちをEp16で、スカーレットが救ってくれました。

スカーレットとアゼットの髪の毛の色を同じにしたのは、作者が意識しての事でした。

ケイトにまた家庭教師をやってもらいその無念を晴らして欲しかったからです。

そのあと、スカーレットは立派な女王として即位してくれました。

ケイトの実績と努力は素晴らしいものでしょう。


アゼット・レコンキスタ


① 「sunset」サンセットから名前をもじりました。

日没、終局、晩年という意味です。


② ケイトの夕日のような瞳はアゼットを意識しての事です。

いわゆる、目に付いて離れないという表現ですね。

赤毛の髪、空色の瞳は名前から連想させたものとスカーレットを意識しての事です。

Ep9の段階で、スカーレットの容姿を決めていた為、最初と最後の生徒として容姿を似たようにしていました。


アゼットはオズモンドについて、先生であるケイトの息子として彼女を思いながら大切に思っていました。

ケイト本人が、城に来る事がなかった為ですね。

なんとか、「貴方のお母さんはとても素敵な人だったのよ」と伝える為、オズモンドに教えようとしていました。


ケイトについて、感謝の気持ちが大きいでしょうが、人生を任せた身として責任をとって欲しいという恨みも正直あるでしょう。

自分が幼い頃から家庭教師をしてもらって、彼女の言うことが正しいと信じ思いながら時を過ごしてきました、これまで上手くいっていたのもあるでしょう。

悲しい思いをする為に王妃になったのではありません、その悲しく悔しい気持ちを誰かにぶつけなくてはアゼットも納得せず耐えることが出来なかったでしょう。

結果として、そのあと2人は互いに向き合う事もないまま、アゼットは亡くなりました。

ですが、ケイトがアゼットの似た容姿のスカーレットの家庭教師になりました。

もしかしたら、ケイトに家庭教師を続けて欲しいという気持ちをスカーレットを通じてアゼットがしていたのかもしれません。


バスティオール・レコンキスタ


① 合唱パートのバスとテノールを合わせたものです。


② 腹黒というか、しぶといお兄ちゃんです。

作者は同じ病弱で、王太子だったリリアンヌを支えたいと思うオズモンドのその「誰かを支える精神」のきっかけとなった人物として最初書きたいなと思っていました。

(とか言いながら、描写をカットしてしまったので第二章の方で詳細を書きたいと思います)

病弱ながらも、王太子になった彼ですがこれはバートラムが、「第一子として生まれてきたのにその人物を王太子として認めなければ、何の為に生まれてきてくれたのかわからない」とバスティオールの存在を否定せず、第一子としてその立場を全うしなさいという国王としてもそうですし、親心でもありました。


そのあとの話ですが数年後、父から王位を継ぎ皆に支えられながら国王になりました。

ですが、公務の負担が重く仕事を弟のアルトに任せるなどしていましたが、体調を崩してしまい病に倒れ、即位から2、3年後幼い息子を残して亡くなってしまいます。

そのあと、アルトがすぐ即位し兄の息子が国王として即位できるまでは、国王としての任を全うしました。


フロイラ・レコンキスタ


① 医療用語の「フレイル」からもじりました。

意味は、健康な状態とサポートが必要な状態の中間を表す用語です。

バスティオールの状態を意識したものになります。


②フロイラはオズモンドに会う前、「どなたですか?敵、侵入者ですか?」といっていますが、軍医(軍人)を意識したものでもありますが、フロイラさんかなり緊張していました。

オズモンドの事がわからず、側には病弱な夫がいる為、自分がバスティオールを守らなければいけないと思い冷たい反応をしてしまったのです。

いわゆる、見栄を張った状態なので肩が震えていました。

それを後ろで見ていたバスティオールが気付いて、咳き込みながらオズモンドの名前を呼んでくれたという訳です。


バスティオールとフロイラの馴れ初めですが、実は小学校が同じで当時から面識がありバスティオールが体の弱い人というのは、知っていました。

そのあと、バスティオールが中高一貫校の男子校に通う為別れます。

オズモンドも同じ学校に通っていました。

そして成人し、フロイラが軍医になった後軍事視察に訪れていたバスティオールに出会います。

その時でした、長時間の視察で体調を崩しバスティオールがふらっと倒れそうになります。

それを見たフロイラがいけないと思い、バスティオールをお姫様抱っこして医務室に運びました。

何故、お姫様抱っこをしたのかというと実はフロイラ、幼い頃からバスティオールを女性だと勘違いしていました。

彼が女性のように細く、華奢だった為ですね。

お姫様抱っこをされたバスティオールは「もう、お婿に行けない!!」と思ったようです。

それと同時に「この人なら私に何かあっても、見捨てず助けてくれるだろうな」と思いました。


そのあと、王太子妃は国王であるバートラムが決めるのですが、バスティオールが病弱の為なかなか婚約者候補も集まらず、アルトの方が婚約が早いではないかと思われるぐらいでした。

その時、フロイラは自分で立候補しバートラムとも面会します。

バートラムは公務で忙しく、看病してあげられる時間も少ない為、軍医のキャリアがあるフロイラに安心感を持っていました。

それにフロイラは、バートラムと同じで口調も抑揚がなく感情を表に出さないタイプです。

バスティオールなら彼女とも上手くやっていけるだろうと思い、正式に婚約させ結婚に至りました。


アルト・レコンキスタ


① 合唱パートのアルトをそのままつけました。

兄バスティオールともお揃いです。


② 作者が贔屓する三男坊のいじられキャラです。

男兄弟と言うとプロレスごっこをやったり、いわゆる体を使う激しい遊びをする印象があったのでオズモンドに組みつきさせました。

幼い頃は同母兄であるバスティオールが病弱で遊べなかった為、アゼットやオズモンドと一緒に遊んでいました。

バスティオールの布団を剥ぐのも、やっぱり構って欲しかったのかもしれませんね。


王位継承問題について、周りの大人達に惑わされずきちんと、自分の意見を持っていました。

「兄さんを支え、王様にしてあげたい」と言う願いは叶いますが、その2、3年後バスティオールは病で亡くなってしまいます。

即位できる準備をしていた為、すぐ即位したアルトですが、まさかこんなに自分が早く即位するとは思ってなかったでしょうね。

そのあと、兄の一人息子を守る為、成人し即位できるまでは国王としての責務を果たしました。


リーマ・レコンキスタ


① バレエの主役であるプリマから名付けました。


②生き証人としてもそうですし、出来るだけ無害な感じで書きたかったのですがちょっといじわるなキャラでも良かったかもしれませんね。

オズモンドに冷たく当たる理由が彼のお母さんが急に来なくなり裏切られたから見たいな感じでも良かったかもしれません。

夫人になった経緯ですが、勿論王妃であるアゼットの指定でもあります。

いとこだったのもありますが、王妃や夫人選びには政治の動きも付き纏います。

派閥などですね、王妃が決まれば同じ派閥の貴族出身の女性を指定して王宮に入れる事が出来ます。

リーマもアゼットも同じ派閥であり、夫人になれば実家にお金も入りますし、親族も重役に就く事が出来ます。

家族の為にリーマ夫人は嫁入りしたのです。


アン・レコンキスタ

ロア・レコンキスタ


①フランス語の1、2、3「アン・ドゥ・トロア」から名付けました。

バレエのステップでも良く使われている印象があるからですね。


② 最初は双子じゃなくて、年齢を別にしようと思ったのですが、作者もセリフを考えるのも面倒臭くなってしまって双子キャラはそういえばいなかったなと思って双子ちゃんにしました。

実はオズモンドが子供、世継ぎについて意識し始めたきっかけが彼女達だったりします。

2人を抱っこして、いつか自分とリリアンヌに子供が出来たらこんな感じなのかなと思わせてくれた子達なのです。


ヴァイオリンも上達してきたら、憧れのリリアンヌ様と一緒に弾く機会があるかもしれませんね。

スカーレットもオズモンドとケイトから教えて貰いピアノが弾けますし、ジャックもリリアンヌからヴァイオリンを教わっています。

いつか、大勢で演奏できる時が来るといいですね。


〜おまけ〜


ノーザンデリア王国とレコンキスタ王国の詳細


ノーザンデリア王国


作者は日本、イタリア、フランスをイメージしながら書いていました。

農業を主に産業してきた国家ですね。

Ep10.5でもワインが出てきましたが、温暖な気候でもあるので沢山のワインが生産されています。

観光大国でもあるので、ソフィア海岸には夏季になると隣国で寒い気候で有名なレコンキスタの人々がバカンスに来ています。

地名の殆どが適当なんですが、王都のバランプールはマレーシアの首都がクアラルンプールという名前で◯◯◯プールと付けたいなと思い、バランプールにしました。

アントン川とソフィア海岸は利根川が坂東太郎と呼ばれたり、ヴィクトリアの滝と水辺に人名が使われているので、それぞれ男性人名、女性人名を意識してつけていました。

他のにも、政治関連ですが左省官と右省官は昔、日本で使われていた左大臣と右大臣をもじったものでした。


レコンキスタ王国


作者はドイツ、スイス、北欧諸国をイメージしながら書いていました。

首都のカヌイは雪国らしい名前にしたいと思い、北海道の地名やアイヌをイメージしたものでもありました。

軍人と科学者、技術者が多い事で有名です。

職人も多い為、工芸品も多種類あります。

ですが、野菜や穀物などの食品系がこの気候だと作れない為、ノーザンデリアで作られたものを輸入していました。

同盟国ですがその内容としては、軍事同盟、貿易における関税の軽減、互いの国境を行き来を自由にすることができるなどがあります。

レコンキスタはあちらから手軽に物を輸入出来る代わりに騎士団しか正規の戦闘員がいないノーザンデリアに軍を派遣し、他国から身を守るという事をしていました。



第一章の後編を読んでいただきありがとうございました。

これからまた、第二章の下書きをしますので出来次第、あらすじのところやこちらにも分割するかを書かせていただきますのでよろしくお願いします。

追記:下書きが書き終わりましたので前編、中編、後編と3分割にさせていただきます。

前編は、作品のテーマとEp0〜5までの詳細をお送りします。

次は第二章「物語の表現&裏設定」前編をお送りします。

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