ブラウニー。by 陽菜
バレンタインが近づいてきた。私のバレンタインは、友チョコを贈りあった思い出がたくさんあるけど、本命チョコを贈ったという思い出が少ない。
小学生の高学年くらいから友チョコを複数の友達と贈りあうようになった。ママに教えてもらって、補助もしてもらいながら作っていたのよね。作っている間に友達が届けに来てくれて、できたてのお菓子を合間に食べたり。懐かしいなあ。
そうそう。一時期、会社勤めをしていた頃にね、ブラウニーをたくさん焼いて会社に持って行ったことがあったの。お昼休みに友達と食べるためにね。それはバレンタインの時期じゃなかったんだけど、数ヶ月後のバレンタインの時期に顔をちょっと知っている程度の子に呼び止められたの。
「ブラウニー、作れるのよね?」
「はい。時々ですが焼きますけど…?」
「おいしい?」
「チョコ好きにはオススメです!」
「じゃあさ、この2つのレシピはどっちが本格的?」
彼女はいきなり二冊のお菓子の本を見せてきたの。バレンタインにブラウニーを焼きたいんだけど、どっちのレシピで作ろうか迷っていたんですって。そこで私のブラウニーの話を誰かに聞いて、話しかけてくれたんですって。本によってレシピは色々で、油にしてもバターのものとサラダ油のものがあるし、使うナッツもクルミのものもあればアーモンドスライスのものもある。私のは、バターとクルミを使うレシピ。砂糖も使うけど、ハチミツを入れるからしっとりしている。実際のレシピの半分の量の砂糖とハチミツを入れて、その分、倍の量のチョコレートを使うの。そしてこのチョコレートはブラックを使うのが私のこだわり。甘さ控えめにしたいから。
その数日後に部署の先輩にもブラウニーのことを聞かれたの。
「以前にくれたブラウニー、バレンタインに作りたいんだけど、レシピある?」
本を貸したら、味見とお礼でお裾分けを貰えて嬉しかったなあ。
ちょうどこの年はブラウニーが流行ったみたいで、他にも何人かの人からブラウニーのことを聞かれたのよね。嬉しいようなくすぐったいような気持ちだったわ。
今はお店ではガトーショコラがあるからブラウニーは出していないけど、この時期だけちょっとカジュアルな感じのラッピングにして出すのも悪くないかも。
バレンタイン用のチョコレート、たくさん取り揃えています。買う派の皆さま、お待ちしております。もしかしたら、店長との話し合いがうまく行ったら、ブラウニーが仲間入りするかもしれません。




