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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第15章 あえて普通の冒険譚
912/1912

22-SP32 東雲恵の魔界探訪DE 知人特権と貿易船

「じゃあ、今日は…。」

 船の上で朝礼中…

「ここですな、」

 なんか執事風の男性と、数人の不思議な衣装の一団が、ずかずかと私たちの船に乗り込んでくる。

「私、キャンベル家の執事、セバスチャンと申します。当家の御用商人として本当に舟があるのかと確認と…。」

 リューネさんの傍によると、耳打ちをしてきた。

「お嬢様の依頼で、できるだけ早く許可書を出させてもらいます。商売を早くやってもらい、契約を結んで欲しいですからな。でも…立派な船です。」

「は、はい。」

 流石に海千山千のリューネちゃんもビビっているようだ。

「ふむ…内部の視察ですな。私、商人ギルド”マントルシュマルシェ”のオークスマンと申します。確かに舟は小さいですが綺麗ですな、これは稼げますな。」

「これはちゃんと規格通りの船ですな、私”湾口管理者”です。これなら許可書を出せそうです。」

 そう言うと団体様が、とっとと船に入っていった。

「…もしかしてもう?」

「だよね。ミリアちゃんがもう動いたって事。」

 そう言えばタイムリミットまであと九日。脱出後は当然”フィールド”に出ないといけない。その為には”許可書二つ”が欲しい。

「後、こちら。我が領の商品を扱う商人の場所を示した地図となります。皆様にはまずこちらに行っていただき。こちらの書類をお出しください。これで大丈夫な筈です。」

 なんかテキパキ話が進んじゃってる。そして2時間後。すべての点検を終え…私たちは国の運航許可書と、近海操業許可書としての旗と。航海許可書としての旗を手に入れた。そして運転資金として1mpもゲットだ。すっごいな、貴族。早速投資先として、私たちが投資されたみたいだ。

「…今日一日は釣りをするわ。やりながら考える。」

 なんか思ったより早く出港できる。けど、こっちは契約の為に回らないといけない。

「私たちは早速行ってくるわ。」

 あのキラリの為だ、少しは頑張って運航しないと。

「行ってらっしゃーい。」

 ついでに契約に行けるのは”会計士”だけなので、私は護衛に、それ以外は船に乗り、権利購入に頑張ることになった。というより目が回るよ、これ。

「行きましょう。」

 私たちは駆け足で、地図を見る限り、近場にある大通り沿いの5件を、言って書類を渡し、お互い貴族が絡むために仕方なく交渉なしで妥結。そして私たちはジャガイモ(LV2)、菜の花油(LV4)、チーズ(LV3)。チーズ(LV2)、牛肉(LV2)の購入権をゲット。2と3の差は味の深さと、”ゴルゴンゾーラチーズ””プロセスチーズ”らしい。向こうの家はどうも農業地帯らしい。そして、そのまま。”綿織物(LV3)”もゲット。そしてこれにより食料の値段結構が下がった。というのも契約内部に”船員食料”関連があり、これが良い感じになるらしい。この素材を用いた料理を”調理室”で作ればそれを”メニュー”に食わることができるらしい。これ、結構本格的だね。

「これでとりあえず貿易としての外見はできました。」

「凄いね。」

「これぐらいは…まあ、調理室が何なのかは…。」

「ああ、2mpの船内施設だよ。船長メニューにあるんだ。」

 この船長メニューには船の改造案がいくらでもある、船室改造で。今は8部屋の船室と船底の倉庫(8部屋)だけとなっているが。これを改造して色んな部屋にすることができる。研究室と対応するスキル持ちの人を入れれば”研究”が。という感じだ。船もポイントがあればランクアップ及び”2号艇購入”が可能だ。ただ、釣りからはメニューが消えている、釣りの方は元はカツオ一本釣り再現用だから、メニューから消えているっぽい。但し、2号艇は20mp欲しい。ここからゲームが海洋ゲームに代わる。私たちはこうして、開拓していくしかない。

「結構奥が深いですが、そうなると会議をしないといけませんね。特に仕様の説明を。」

「そうなの?」

「どこまでできるのか、何を目指すのかは全員の意識を統一しないと、分裂の危機です。」

「あ、そう言えばそうだね。」

 私は釣りがしたいんだけど、できてないからねぇ。

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