24-夏SP4 夏はやっぱり 思ったより奇想天外
一応ハーリスに頼んで、今まで地球でやったことを込で送ってもらって…次の日にはもう、企画書が上がっていた。早!
「確かにこれは盲点だわ。」
『ダンジョンで作る河原でバーベキュー。川で遊んでスイカを冷やして食べる、ぼくの夏休み風。』
『地下奥深くの玄室に海パンで挑む。ひんやり飲食会。アニメ上映会か、怪談。』
『あえてツアーを主導する、魔の森観光ツアー。』
『現地で夏フェスを作ろう。音楽フェス開催。』
『このワイバーン、サラマンダーよりずっと早い。ワイバーン飛行ツアー。』
『森林浴で森の奥地。ダンジョンだから虫こなーい。』
『まさかの海の家で青春を。海の家建築計画。』
という感じだ。かなり軽い企画書だが、この数来られると悩む、あの人何者?むしろ官僚って何?
「ダンジョンを通した際に書類にを目を通しました。確かに現実可能でかつ、低予算。トリッキーさがあり、現実可能です。」
うーん、これは悩む。
「この地下でって何?」
「地下なら何でも。実際にギリシャとかであった洞窟パブという物で、洞窟は一定温度で、少し氷とかを置いて冷やすとかなり冷えるそうです。それを利用した古代遺跡パブというのもあるそうです。で、そこで飲み食いをしたり下着で、冷たい石に抱き着いてひんやりしながら…音響の効いた部屋でアニメとかを見るって言う。物です。」
「なんか、それって、そこでプール作った方がいいんじゃあ?」
「ダンジョンならいいと思いますが、現実だと風邪を引くか、水がすぐに腐るか、地面に吸われるかです。なので、水を入れるとジメジメするから駄目だそうで。」
まさかダンジョンの奥地で涼を取る思考には至らなかった。
「で、次の普通の河原は官僚とか、社長とかでは定番のルートで川が一番後腐れないそうです。海は人が多い上に砂が結構詰まるので、管理しにくくて、山というと普通は河原で遊ぶそうで、あえて言うなら滝つぼで”マイナスイオン”を付加しつつ雪解け水で体を冷やすのが気持ちいいそうです。但し泳ぐのはほどほどにしないと、温度差で心臓停止するんだそうです。」
ダンジョンのモンスターは停止しなさそうだけど。僕はしそうだ。怖いなこれ。ただ、魅力的ではある。
「あえてツアーを主導するって何?」
結構気になってた。このツアーと魔の森って。
「魔王討伐が安定しているなら。魔王城で勇者集合イベントがあったと宣伝して、観光地化して、そこをプッシュしてはという話で。それで自分もテスターでしれっと混ざってツアー観光はいかがという事です。」
確かにひねられてるけど、魔の森は今でも危険地帯でダンジョン並みの扱いになっているから却下だね。だけど視点はかなり面白い。




