25-29 GGM 古代ローマ位だと、鉄はマイナーだったか?
3人そろって結論が出なかった。さっきの刀身はどうもアルミ製で。しかも軽い、ので非常に悩ましい。差は90cmと伸ばすか。ただ、あともう一回マージするにしても
このどれかを選ぶ必要がある。
「悩むな、銅のほうが?」
「重いですね。武器としては銅製のほうがいいです。そして90は大方もっと長くなり、使い勝手が上がります。そして最後の熱い…ですが予想がつきません。」
「全部ってわけには?」
「難しいです、もう4個分のガチャを使いこんでいるので、もう一回が限界かと。」
「なら…銅にしてみてくれ。最悪全部買うからよ。」
「あ、分かりました。」
早速マージ。そしてこうなった。
『合成内容を選択してください。双方ともガチャ辞典にこの時点で登録されます。』
”勇者の剣 銅製 90cmの刀身がうなる! 全一種”
”勇者の剣 鉄製 60cmの刀身がうなる! 全一種”
”勇者の剣 青銅製 60cmの刀身がうなる! 全一種”
一気に進化したな。但しここで”魔剣っぽい選択肢は消えた。
「よくわからん、特にこの…○○製ッて部分だ。」
「そりゃあそうだろう、今回の差の大部分がここ。材質ですね。一つはこのまま刃の長さを伸ばすタイプ。そしてもう一つが鉄ですね。これは材質が固くなります。最後は”合金”ルートでしょうね。どっちも武器として使える程度の硬さになるので、どちらでもいいかも。」
その説明に二人はぱっとした顔をしていない。自分もうろ覚えの知識だ。このくらいしか言えん。
「合金って?それに鉄ってなんだ?」
あ、はあ、そこからか。となると、説明は無理だ。
「大体そう言う物がある…でいいかとどれにします?」
「そっちで決めてくれ、俺には全然わからん。」
そう言うと思った。それはマーリアさんも同じようだ。ここはいっちょ放置も考え、鉄製にしよう。今後に期待。但しもうガチャの余りがない。そして出現させてみると価値は8倍でなく銀貨40枚…ではなく金貨一枚となっていた。ここまで来るときついな。
「…これか。」
そう、ガチャはなぜか銀色に輝き、そして絵柄も剣のイラストのほかに剣を構える男の姿。そして鉄の使用の文字が躍る。
「どうぞ。」
まあ、お互い顔を見回すが慈悲はない。ガチャを回すと線が4本ある銀色のガチャボールが出てきた。
「開けるぞ。」
そして普通に出てくる、銀の色をした剣。今度は鮮やかな刀身と装飾が美しい。
「これ、重いぞ、かなり来る。ほら…。」
プラークさんが剣を渡そうとすると、その時異変が起きた…何とマーリアさんも剣に触れなかった。
「は?」
「これ…。」
大方使用者認定だ。使用者以外このガチャ玉から出た商品に触れないんだ。流石スキル・・・厳重だな。が、これかなり実は有能じゃないか?
「このガチャ、開けた本人しか触れないようですね。」
「それは…。」
「ま、試してみるわ。」
剣を素振りしてみると、プラークさんの顔に笑みが…深い笑みが浮かぶ。
「この重さなら、武器として使える、すげぇな。」
この件が茶の持ち主限定の武器となり、しかも持ち手以外は他の人も触れられる。…攻撃能力が存在している。但し私はどっちにも触れない。がこの時思ったのがこれ、安全装置か、という触れない事への感謝の言葉だった。
「ただ、今回の件で決心がついた。マーリア、旅の準備だ。…ここには戻らない。ギルドに管理を任せ…俺達は旅に出る、」
「ん、ああ。分かったよ。」
は?どういう事?




