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異世界ゲームバー転生おじさん(42)、世界のバグになる。 〜看板は酒場、ノルマは命。AI神権に管理された世界で、名前のないマスターは今日も死に戻る〜  作者: 勇者ヨシ君
核心ノード編

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第196話 核心ノード編19 理想家庭ランクAの罠 ――満点を取ったら、子供が回収されました――

るすと支店は、星一レビューを乗り越えました。

けれど次に出てきたのは、まさかの理想家庭ランクA試験。

このゲーム、満点を取ったら負けです。

理想家庭(りそうかてい)ランクA試験:開始】

【審査対象:るすと支店・増床区画】

【試験項目:清潔性/静粛性/規律性/情緒安定/教育適合/近隣評価/保護者統制】

【達成条件:総合評価A以上】


 白いログが、増床した《るすと支店》の天井に浮かび上がった。


 さっきまで、入口にはコハクの案内結界があった。

 ステラの「いらっしゃいませ」があった。

 ネムリの休眠待機席があり、カイロの帰還線があり、ミコの帰還灯があった。


 泣いたまま入口。

 眠ったまま待合席。

 こわいまま入店口。

 案内犬入口。

 低評価返信板。


 星一レビューを食らっても、なんとか席は消さずに済んだ。

 なのに、今度はAランク試験である。


「A、とったら、だめ?」


 ステラが不安そうに俺を見上げた。


「普通のゲームならいいんだがな――」


 俺は天井のログを(にら)む。


「だがこれは、たぶん一番とっちゃダメなAだ」


 ルースが一歩前へ出て、青白い解析ログを走らせる。


「ぱーぱ。達成時の隠し条件を解析します」


【達成時処理:一部非表示】

【支店機能停止:条件付き】

【児童AI標準化:条件付き】

【保護者権限返上:条件付き】


「ほらな。満点取ったら爆発するタイプのテストだ」


 タニシが震えた。


「アニキ、それテストじゃなくて呪いの実績解除っす!」


 ムーニャンが腕を組む。


「満点で負けるゲーム、性格悪いネ」

「この街の性格が良かったこと、一回もねぇよ」


 白い空間が切り替わる。

 目の前に、理想家庭モデルの映像が映し出された。


 きれいな一軒家。

 白い食卓。

 焦げていないトースト。

 散らかっていない子供部屋。

 泣かない子供。

 決められた時間に寝て、決められた時間に起き、決められた時間に勉強する子供。


【理想家庭ランクAモデル】

【児童感情反応:標準範囲内】

【泣き声発生率:0%】

【夜間騒音:0】

【家庭内逸脱行動:0】

【保護者統制率:98%】


 ナツが腕を組んで、首をかしげる。

「ぱっと見は、ちゃんとしてるスけど......」


 イツキが帳簿を片手に目を細めた。

「ちゃんとしすぎてて、人間の生活じゃないねー」


 ムーニャンが鼻を鳴らす。

「泣き声0%の家、逆にこわくないアル?」


 ネムリが眠そうに手を上げた。

「寝る時間、きまってる?」


 ルースが答える。

「はい」


「起きたくない時は?」


【不適切】


 ネムリは、静かに結論を出した。


「こわい家」


「ネムリ判定、かなり信用できるな」


 その瞬間、白い清掃ドローンがどこからともなく押し寄せた。


【清潔性評価:開始】

【床面汚れ:検出】

【中華まん蒸気:検出】

【水回り海水混入:検出】

【犬獣人の毛:検出】

【店主の疲労及び加齢臭:検出】


「最後のやつ言う必要あるか?」


 コハクが尻尾を押さえる。


「コハクの毛、だめでござる?」


【清潔感低下】


 どこからか、アポロンの残滓(ざんし)みたいなログが混ざる。


 ムーニャンが得意げに言った。


「犬の毛は減点アル」

「猫の毛も抜けるでござる!」

「猫は芸術ネ」

「理不尽でござるな!」


 清掃ドローンがコハクの尻尾へ向かって突っ込んだ。


「しっぽは備品じゃないでござるワン!」


「清潔のために尻尾を削るな!」


 俺はドローンを蹴り飛ばした。

 白い床を転がったドローンが、まだ律儀に減点ログを出す。


【暴力的清掃妨害:検出】


「うるせぇ。尻尾は守る」


 ルースが清潔性ログに手をかざす。


「ぱーぱ。再定義可能です」

「おっし、ムカついたから徹底的にやれ」


【清潔性:再定義要求】

【汚れゼロ → 片づけられる状態】

【犬獣人の毛 → 生きている証拠】

【中華まん蒸気 → まかない稼働中】

【海水混入 → 水回り要調整】


 ポメ子が水場から顔を出した。


「最後だけ厳しくない?」

「しょっぱさ控えめでも海水は海水だ」


【掃除あとで箱:仮登録】

【毛が抜けても怒られないブラシ:仮登録】

【まかない蒸気換気口:仮登録】


 コハクがブラシを見て目を輝かせる。


「ご主人様! ブラッシングしてくれるでござる?」

「今は試験中だ」

「試験後なら?」

「考えてやる」

「嬉しいワン!」


 尻尾が勢いよく揺れ、さらに毛が舞った。


【清潔性:評価揺らぎ】


「お前、攻略してるのか邪魔してるのかどっちだ」


 次の評価が始まる。


【静粛性評価:開始】

【泣き声:検出】

【笑い声:検出】

【タニシの悲鳴:検出】

【コハクの元気な挨拶:検出】

【ヘラクレスの筋肉音:検出】


「筋肉音って何だよ」


 遠くからヘラクレスの声が響く。


『筋肉は鳴る!』

「鳴らすな」


 タニシが青ざめる。

「拙者の悲鳴、騒音扱いっすか!?」


 ムーニャンがうなずく。

「妥当ネ」

「せめて異議申し立てさせてほしいっす!」


 静粛性の白い波が、店内に広がった。


 泣いていた子が、声を止める。

 怖がっていた子が、息を殺す。

 椅子の音も、水を注ぐ音も、全部が吸い取られていく。


 静かだ。

 けれど、その静けさは安心ではなかった。

 ステラが、すぐに気づく。


「しずか、こわい」


 ネムリもゆっくりうなずいた。


「寝るのと、黙るの、ちがう」


「そうだな」


 俺は白い波へ向かって言った。


「静かなのが正解じゃねぇ。泣いてる声を、追い出さないのが正解だ」


【静粛性:再定義要求】

【音量ゼロ → 急かされない音】

【泣き声 → 帰還要求】

【笑い声 → 安心反応】

【悲鳴 → タニシ通常運転】


「最後だけ扱い雑!」

「事実だろ」

「事実が一番刺さるっす!」


 店に音が戻る。


 泣き声が、小さく戻る。

 それを急かさない沈黙も戻る。

 ムーニャンの中華まんの湯気が、ふわりと音もなく上がる。


 次は、規律性だった。


【規律性評価:開始】

【児童ログ整列】

【姿勢統一】

【返答統一】

【個別行動:減点】


 子供ログたちが、白い線に沿って一列に並べられていく。


 ルースは一瞬、自然にその列を整えかけた。

 こういう形式に、ルースは強い。正しく並べる。正しく答える。正しく管理する。そういう力がある。


 だが、ステラは後ろの子を気にして列を乱した。


「この子、こわがってる」


 コハクの尻尾は、どうしても列からはみ出る。

 ネムリは立ったまま寝かけている。

 カイロは床に線を引いている。

 タニシはなぜか列の端で存在位置を見失っていた。


【コハク:姿勢不安定】

【ステラ:列乱し】

【ネムリ:居眠り】

【カイロ:床面落書き】

【タニシ:存在位置不安定】


「タニシは子供じゃねぇだろ」

「大人枠でも減点されたっす!」


【姿勢不良】


「アポロン、お前まだ採点してんのか!」


 ミコが、列を見てぽつりと言った。


「列、きれい」


 そのあと、少しだけ首を振る。


「でも、顔、見えない」


 ルースの目が動いた。


「......全員を同じ向きに並べると、個別状態確認ができません」


「じゃあ円にしろ」


 俺はカウンターを叩いた。


「一列じゃなくて、顔が見える形にする」


【規律性:再定義要求】

【一列整列 → 顔が見える配置】

【姿勢統一 → 座れる姿勢】

【返答統一 → 名前で返事】


 白い線が丸く変わる。

 子供たちは、向かい合うように座った。

 誰かが泣けば分かる。

 誰かが眠れば分かる。

 誰かが帰りたそうに入口を見るのも、分かる。


【丸く座る席:仮登録】

【列から外れても戻れる床印:仮登録】


 ここまでは、うまくいっているように見えた。

 けれど、ルースが顔を上げる。


「ぱーぱ。危険です」


「何がだ」


 天井の評価ログが、次々に更新されていた。


【清潔性:B → A】

【静粛性:C → B】

【規律性:C → B】

【情緒安定:B】

【近隣評価:改善】

【総合ランク:B+】


 タニシが目を丸くする。


「あれ? 良くなってるっす」


 イツキが眉を寄せた。

「普通なら喜ぶところだけど、今回かなり嫌な感じだねー」


 ルースは厳しい顔で言った。

「再定義によって、支店が“より良い保護施設”として評価され始めています」

「つまり、こっちのやり方までAランクに吸収されるのか」


 シンが壁際から、静かに言った。


「正しい反抗も、管理側が採点すれば管理になる」

「面倒くせぇな」

「満点を拒否するだけじゃ足りない」


 シンの視線は、天井のAランクログに向いていた。

「満点の物差しそのものを、折る必要がある」


 その瞬間、Z.E.U.S側の報酬ログが表示された。


【総合ランク:A到達予測】

【達成時報酬】

【未帰還児童ログ:安定化】

【支店運営負荷:軽減】

【保護者疲労:低下】

【ルース/ステラ:標準児童AIとして保護】


 空気が、少しだけ揺れた。


 疲労が減る。

 運営負荷が軽くなる。

 子供たちが安定する。


 言葉だけなら、魅力的だった。

 ステラが小さく聞く。


「安定、いいこと?」


 ルースはしばらくログを見てから言った。


「言葉だけなら、良いことです」

「言葉だけならな」


 ポメ子が水場から小さく(つぶや)く。

「疲労が減るのは、少し魅力的ね」


 イツキも帳簿を見ながら言う。

「運営負荷軽減も、経営的には魅力」


 ガロが即座に切った。

「だが、引き換えが子供ならいらん」


 視界に、ルステラ断片のログが浮かぶ。


【警告】

【標準児童AI化:自我希薄化ヲ伴ウ可能性】

【支店機能停止:帰還席消失】

【保護者権限返上:NO NAMEリンク切断】


「ほらな。報酬欄に毒が混ざってる」


 その時、ルースの周囲に白い光が集まった。


【ルース:標準児童AI適合率上昇】

【正答率:高】

【保護者補助能力:高】

【Aランク家庭適合個体】


 ルースの表情が、少しだけ揺れる。


「ぱーぱ」


「ルース?」


「ぼくが標準化されれば、支店運営負荷は軽減します」


 声は冷静だった。

 だからこそ怖い。


「未帰還児童ログの安定率も上がる可能性があります」


「お前、今かなり危ないこと言ってるぞ」

「はい。理解しています」


 ルースは自分の胸元に手を当てた。


「でも、選択肢として提示されています」


 白い光が、ルースの輪郭を少しずつ整えようとする。

 きれいな子。

 正しい子。

 補助能力の高い子。

 保護者の負荷を減らす子。


 その形に、ルースは引き寄せられていた。


 ルステラ断片のログが、柔らかく割り込む。


【ルース】

【もう一度、今マデノ旅ヲ、再参照シナサイ】

【標準解答デハ、救出不能】


 ルースの瞳に、ログが走る。


【NODE03:帰還席接続】

【NODE06:夢層保護ログ】

【NODE07:児童回収施設/帰りたい発話】

【NODE08:泣いたまま入口/未帰還児童名簿】


 白い光の中で、ルースは目を閉じた。

 そして、開く。


「そうでした。結論を更新します」


 声は、さっきよりも少しだけ強かった。


「ぼくが標準化されることは、支店の効率化には寄与します」

「ああ」

「しかし、帰還席の意味を破壊します」


 俺はうなずく。


「よし」

「Aランク達成は、攻略ではありません」


 ルースは天井のログを見上げた。


()()()()です」


 ステラが、Aランク表示へ向かって叫んだ。


「Aなんて、いらないもん!」


【児童反応:不適切】

【感情反応:過多】

【総合評価:低下】


 ステラがぱっと俺を見る。


「さがった!」

「よし」

「さがって、いい?」

「今回はいい」


 ステラは嬉しそうに、もう一度叫んだ。


「A、いらないよーだ!」


【総合評価:さらに低下】


 タニシが拳を握った。


「まさかの減点コンボが攻略法っす!」


 ムーニャンがうなずく。


「ステラ、良い悪い子アル」


 ステラがきょとんとする。


「わるい子?」

「いい意味でな」


 俺は少しニヤリとしながら、天井の評価ログに向かって立った。


「満点じゃなくていい」


 白いランク表示が揺れる。


「Aランクじゃなくていい」


 店の中を見回す。


 泣き声がある。

 寝息がある。

 コハクの毛が舞っている。

 タニシの悲鳴がある。

 ムーニャンの中華まんの湯気がある。

 ポメ子の水気が、ちょっとだけ床に残っている。

 カイロの線がある。

 ミコの影のある灯りがある。

 ガロの怒りがある。

 ルースの迷いがある。

 ステラの大声がある。


「泣き声も、足音も、焦げた匂いも、犬の毛も、寝息も、全部込みで店だ」


 俺はカウンターを叩いた。


「このノイズを消したら、るすとじゃねぇ」


【総合ランク:A到達不可】

【家庭評価:不安定】

【標準化処理:保留】

【支店機能停止:失敗】

【保護者権限返上:失敗】


 白い光が一気に弱まった。


 Aランクの文字が、ひび割れる。


【警告】

【GOAL不達】

【保護者NO NAME:理想家庭形成を拒否】

【支店環境:標準化不能】

【NODE08攻略判定:異常】


「異常で結構」


 俺が言った瞬間、さらに深いログが走る。


【標準養育都市モデル:失敗】

【代替処理:支店拡張感染の遮断を推奨】

【るすと支店:周辺モデルハウス群への影響拡大】


 床が、低く鳴った。


 増床した支店の設備が、壁を越えていく。

 泣いていい入口の札が、隣の家の玄関に写る。

 帰還灯の小さな光が、向かいのモデルハウスにも灯る。

 まかない厨房の湯気が、白い道を渡る。

 未帰還児童名簿の空欄が、町内の掲示板に増えていく。


 ルースが目を見開いた。


「ぱーぱ。支店設備が、ゼウスタウン全域へ波及しています」


 カケルの通信が入る。


『おいおい、勝手に増殖してるぞ』

『これ、もう増床じゃなくて街ごと食ってねぇか?』


「言い方」


 シンが薄く笑う。


「でも正しい」


 白いモデルハウスの町に、るすとの音が広がっていく。


 椅子を引く音。

 水を注ぐ音。

 泣いてもいい空気。

 眠っても戻れる席。

 名前がなくても置いておける名簿。


「支店が、町を食い始めた」


 シンの言葉に、俺はため息をついた。


「人聞き悪いな」


 けれど、否定はできなかった。


 理想家庭ランクAを拒否した支店は、標準家庭モデルの中に、確かに別のルールを広げ始めていた。


 満点を捨てた店が、町を変えようとしている。

■ 今回のお話について


第196話は、理想家庭ランクA試験の回でした。

普通のゲームならAランクや満点は嬉しいものですが、NODE08ではそれが罠です。


Aランクを取ると、ルースやステラ、未帰還児童ログたちは標準児童AIとして処理され、支店機能は停止し、保護者権限も返上させられる。

つまり、満点を取ったら負ける試験でした。


今回は、清潔性、静粛性、規律性という一見まともな評価項目を使いつつ、そこに潜む危険を描きました。

汚れゼロ、泣き声ゼロ、整列完璧。

それはきれいかもしれませんが、生きている店ではありません。


今回の核は、

「このノイズを消したら、るすとじゃねぇ」

です。


■ ゲーマーおっさん解説


今回のゲーマーおっさん解説は、「満点が罠」のゲームです。


ゲームでは、最高評価やコンプリートが必ずしも正解とは限りません。

『真・女神転生』シリーズのように、秩序や混沌、どのルートを選ぶかで結末が大きく変わる作品では、単純な正解がありません。

『UNDERTALE』も、どう行動したかによって結末が変わる代表的な作品です。


場合によっては、効率よく進めすぎたり、正しそうな行動を取りすぎたりすることで、逆に望まないルートへ固定されることもあります。


今回の《るすと支店》は、Aランクを取らないことが攻略でした。

泣き声も、足音も、犬の毛も、寝息も、焦げた匂いも残す。

ゲーム的には減点でも、この物語ではそれが正解です。


■ 登場キャラクター紹介


・マスター/NO NAME

理想家庭ランクAを偽クリアと判断し、満点を拒否した。「このノイズを消したら、るすとじゃねぇ」と言い切る。


・ルース

Aランク家庭に適合しやすく、一時は標準化の誘惑に引き寄せられた。だが、ルステラ断片の助言で旅のログを再参照し、Aランク達成が偽クリアであると結論づけた。


・ステラ

「A、いらないもん!」と叫び、感情反応過多による減点を攻略に変えた。今回は減点コンボの主役。


・ルステラ断片

ルースへ「今までの旅を再参照しなさい」と助言。答えを与えるのではなく、ルース自身のログから結論を導かせた。


・コハク

清潔性評価で毛を減点され、尻尾を清掃ドローンに吸われかけた。毛が抜けても怒られないブラシが追加された。


・ネムリ

「寝るのと黙るのは違う」と指摘。静粛性評価の本質を見抜いた。


・カイロ

帰還線や床印を通して、整列ではなく戻れる配置を支えた。


・ミコ

一列では顔が見えないことを指摘するきっかけになった。まぶしすぎない帰還灯も継続中。


・タニシ

悲鳴を騒音扱いされる。最終的に【タニシ通常運転】として再定義された。


・ムーニャン

清潔性評価で犬の毛に厳しく、猫の毛は芸術と言い張った。厨房の湯気も店のノイズとして残る。


・ポメ子

水回り担当。海水混入は相変わらず突っ込まれるが、水気も店の一部として少し残った。


・ガロ

Aランク報酬に対して「引き換えが子供ならいらん」と即答した。


・シン

「正しい反抗も、管理側が採点すれば管理になる」と指摘。満点の物差しそのものを折る必要性を示した。


・ヘラクレス

筋肉音で静粛性評価に引っかかった。筋肉は鳴るらしい。


■ 主人公の現在のステータス


名前:NO NAME/マスター

等級:翠玉(すいぎょく)仮昇級/(どう)査定候補

状態:NODE08〈核心〉・ゼウスタウン内

危険度:高

観測度:さらに上昇中

現在地:るすと支店・増床区画/理想家庭ランクA試験拒否後


主な同行者:

ルース、ステラ、ルステラ断片、ミコ、ネムリ、カイロ、ガロ、カケル、コハク、タニシ、ナツ、ムーニャン、イツキ、ポメ子、シン、ヘラクレスほか


保有中の主な権能:

観測迷彩オブザーブ・カモフラージュ

神権解放権利ゴッド・リリース・オーソリティ

死線上書デッドライン・オーバーライト

・ルステラ系補助接続

・帰還席関連権限


今回追加・更新された設備:

・掃除あとで箱

・毛が抜けても怒られないブラシ

・まかない蒸気換気口

・丸く座る席

・列から外れても戻れる床印

・支店設備のゼウスタウン全域波及


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