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異世界ゲームバー転生おじさん(42)、世界のバグになる。 〜看板は酒場、ノルマは命。AI神権に管理された世界で、名前のないマスターは今日も死に戻る〜  作者: 勇者ヨシ君
核心ノード編

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第194話 核心ノード編17 るすと支店、増床します ――カケル、神様ニュータウンのモデルハウスを客席にする――

子供たちの名簿はできました。

でも、席が足りません。

だから今回は、神様ニュータウンのモデルハウスを勝手に増床します。

 名簿になったカードの束を、俺はしばらく見ていた。


 そこには、もう【将来価値】なんて言葉はない。

 【育成コスト】も、【廃棄推奨】もない。代わりにあるのは、名前。まだ名前がない子には空欄。必要な手助け。今すぐ困っていること。あとで聞くこと。


 それは、値札ではなかった。

 査定表でもなかった。


 ようやく、人を迎えるための紙になった。

 だが、現実は優しくない。


【保護対象数:37】

【現在席数:不足】

【現在支店設備:仮設稼働中】

【現在住居モデル:周辺に複数存在】

【対策:支店拡張/席数増加が必要】


「まあ、そうなるよな」


 俺は天井を見上げた。


 名簿はできた。

 けれど、座る場所がない。寝る場所もない。飯を食う場所も、泣ける場所も、眠って起きる場所も足りない。


 前にも似たようなことを言った気がする。

 家族だけが入る家では、足りない。


 その時、雑音混じりの通信が割り込んだ。


『だったら、店を広げりゃいいだろ』

「カケル?」

『ああ。もう支店はある。足りねぇのは席だ』


 通信の向こうで、何か金属を叩く音がした。

『だから、周りのモデルハウスを客席にする』

「お前、今どこにいるんだ?」

『マスターたちの三軒隣の床下だ』

「だからなんでだよ!?」

増床(ぞうしょう)するなら床下配線を見るだろ。常識だ』


 タニシが、名簿を抱えたまま青ざめた。

「神様ニュータウンのモデルハウス、もう床下侵入されてるっす!」


 イツキは妙に冷静に帳簿を開いている。

「不法侵入というより、工事業者の初動が早すぎるねー」

『工事じゃねぇ。勝負だ』


 通信越しに、カケルが笑った。

『フッ、俺はこの増床にベットするぜ』

「言い方だけは格好いいんだよな、こいつ」


 ルースが俺の横で手をかざすと、現在の『るすと支店』設備が表示された。


【るすと支店:仮稼働中】

【用途:相談/休憩/一時保護/未帰還児童ログ受付】

【客席数:少】

【帰還席数:不足】

【厨房:簡易】

【水回り:仮設】

【寝床:不足】

【長期保護:不可】


「思ったよりちゃんと店っぽくなってるけど、完全に席が足りねぇな」


 ステラが名簿を見て、すぐに言った。


「イス、たりない」

「足りないな」


 ルースも淡々(たんたん)と続ける。


「現在の設備では、三十七名の未帰還児童ログを同時受け入れする場合、動線・休息・食事・安全確認のすべてで容量不足です」


 ネムリが、空いているベンチを見つめる。

「寝るところ、たりない」


 カイロは床に一本、黒い線を引いた。

「線、混ざる」

「帰ってくる線と、迷子になる線が混ざるってことか」

「うん。あぶない」


 ガロが腕を組んで、短く言った。

「なら増やせ」

「簡単に言うな」

『簡単じゃねぇから面白ぇんだろ』


 カケルの声が、床下から楽しそうに響く。


 その瞬間、ゼウスタウン側の白いログが割り込んだ。


【標準家庭モデルハウス群】

【想定家族人数:保護者2名/児童2名】

【最大受入児童:4名】

【商業利用:禁止】

【夜間営業:禁止】

【看板設置:禁止】

【未登録児童受入:非推奨】

【隣家接続:禁止】

【壁面破壊:禁止】

【床下改造:禁止】


「禁止事項ばっかじゃねぇか」


 ムーニャンが尻尾を揺らしながら、白いモデルハウスを眺めた。

「酒場以前に、生活にも向いてないネ」


 ナツが真面目な顔で手を上げる。

「児童二名までって、兄弟が多い家はどうするんですか?」


 イツキは即答した。

「規格外扱いじゃない? この街、そういうこと平気でやりそう」


 ステラが、むっと頬を(ふく)らませる。


「じゃあ、だめな家」


 ルースもうなずいた。


「はい。標準家庭モデルは、現状の保護対象数に対して不適切です」

「よし」


 俺は白いモデルハウス群を見回した。


「支店に吸収する」


【支店増床シミュレーション:開始】

【目的:標準家庭モデルの維持】

【禁止:モデルハウス間接続】

【禁止:商業化】

【禁止:未登録児童の過剰受入】

【違反時:家庭ランク低下】


『よし、全部違反だな、ワッハッハ』

「即答すんな」

『この手のシムは、禁止事項を見れば攻略ルートが分かる。禁止されてることが、だいたい正解だ』


 タニシが震えた。

「ス、スゲエ。完全にRTA走者の思想っすカケルの兄貴!」


 ルースが俺を見る。

「ぱーぱ。家庭ランクは急低下しますが、支店収容力は上昇する可能性があります」


「じゃあ家庭ランクは捨てろ」


 ステラが両手を上げた。


「イス、ふやす!」

「そういうことだ」

『まず一軒目、リビングを抜くぞ』

「抜くって何を」

『壁だ』

「おい待て」

『待たねぇよ!』


 言うが早いか、三軒隣の白いモデルハウスから、鈍い破砕音が響いた。


 ドゴォォォォン。


【標準モデルハウス01:構造干渉】

【リビング壁面:撤去】

【リビング → 客席区画】

【ソファ → 待機ベンチ】

【テレビ台 → 小型クエスト掲示板候補】


「神様の家、普通にリフォームされてるっす!」


 タニシが叫ぶ。


 イツキは書類を見ながら、さらっと言った。

「リフォームっていうより、無許可増築だねー」

『許可取ったら負けだ』

「法務的には最悪だけど、状況的には正解」

「イツキがギリギリ味方でよかった」


 抜けた壁の向こうに、白かったリビングがつながる。

 ソファは長椅子へ変わり、テレビ台には小さなクエスト掲示板の枠が生えた。まだ紙は貼られていない。けれど、そこには確かに誰かを待つ空気が生まれていた。


 続いて、二軒目のモデルハウスが表示される。


【標準子供部屋】

【想定児童数:2】

【二段ベッド:1】

【収納:標準】

【余剰児童ログ:受入不可】


「ふたりだけ、だめ」


 ステラが即座に言った。

 ネムリも眠そうにうなずく。


「寝るところ、もっといる」


 カイロは床の線を指でなぞった。


「戻る線も、ひとりずついる」

『じゃあ壁を抜いて、部屋をつなぐ』

「また壁かよ」

『壁ってのは、越えるためにある』


 その時、外からやたら暑苦しい声が響いた。


『筋肉も、壁を越えるためにある!』

「お前、どこにいた」

『壁の向こうだ!』


 ヘラクレスの声だった。

 カケルが即座に返す。


『ちょうどいい。押せ』

『任せろ!』

「待て、神話級の筋肉で住宅リフォームするな――」


 ドゴォォォォォォォン。


【標準子供部屋:構造破損】

【帰還席区画:拡張】

【休眠待機席:生成】

【寝ても戻れる席:生成】

【収容可能数:4 → 16】


「一気に増えたな、さすが筋肉ダルマ」


 俺が(あき)れると、ルースが冷静に補足する。


「ただし、壁の耐久値が低下しています」

『増床後に補強する』


 イツキが目を細めた。


「その“後で”は、だいたい来ないやつだねー」

『経理と現場監督が一緒にいる現場、圧が強ぇな』


 ネムリは、増えた寝床の隅にちょこんと座った。


「ここ、ねむれる」

「寝室か?」

「ちがう。起きるまで、待つところ」


【休眠待機席:仮登録】

【寝ても戻れる席:仮登録】


 その言葉に、俺は少しだけ息を吐いた。


 寝るためだけの場所じゃない。

 起きるまで待つ場所。


 この街には、そういう席が必要だった。


 次に表示されたのは、三軒目のキッチンだった。


【標準家庭キッチン】

【想定食数:4】

【栄養管理食:対応】

【大量調理:非対応】

【まかない:未定義】


「未帰還児童三十七人で食数四は無理だろ」

『だから厨房にしちまうわ』


【標準家庭キッチン → まかない厨房】

【栄養管理食 → 帰還者まかない】

【配膳対象:家族 → 帰還者/常連/未帰還児童ログ】


 ナツが心配そうに俺を見た。


「マスター、朝食焦がすのに厨房いけます?」

「焦げた部分を削れば食えるだろ?」


【不適切】


 どこからか、アポロン塾の残滓(ざんし)ログが出た。


「まだいたのか、まぶしい採点野郎が」


 ムーニャンが腕まくりをする。

「厨房ならムーニャン手伝うアル。中華まん蒸すネ」


 タニシが勢いよく手を上げた。

「拙者、試食担当を希望するっす!」

「タニシは残飯処理係ネ」

「言い方ァ!!」


 ステラは、まかない厨房の看板を見上げる。


「まかない、みんなで食べる?」

「ああ」


 俺はうなずいた。


「うちはそういう店だ」


 そこで、ルースが警告を出した。


【警告】

【受入人数増加に伴い、水回り容量が不足】

【洗面/入浴/給水/洗濯:全項目不足】


 待ってましたとばかりに、水音がした。


「ダーリン、水回りなら任せて♡」


 ポメ子が、いつもの重い海の気配とともに現れる。


「ダーリン言うな。あと水回りで海を呼ぶな」

「でも、厨房とお風呂と洗濯と給水、全部必要でしょう?」


 ルースが真面目にうなずく。


「水資源は必要です」

「正論でポメ子理論を通すな」


 ポメ子は嬉しそうに指を鳴らした。


【家庭用水道 → 支店用給水系統】

【風呂場 → 簡易入浴区画】

【洗面所 → 児童ケア洗浄台】

【洗濯機 → 多人数対応洗浄槽】

【海水混入率:上昇】


「最後の一行おかしい!」

「大丈夫。愛は重め、しょっぱさ控えめよ」

「そういう問題じゃねぇ」


 ステラが目を輝かせる。


「おふろ、ひろい?」

「ええ。ステラちゃん用に貝殻の椅子も――」

「教育に不適切な内装は禁止だ」


 ポメ子は頬を膨らませた。


「ダーリン、細かいわ」

「ダーリンやめろ」


 設備は増えていく。

 けれど、問題はまだある。


 カイロが、複数の玄関を見ていた。


「ここ、迷う線」

「どれだ」

「玄関、いっぱい。帰る場所、分からなくなる」


 ルースが解析を重ねる。


「入口が複数存在することで、帰還認証が分散しています」

「じゃあ、入口は一つにまとめる」

『いや、入口は複数でいい。ただし、全部カウンターへつなげる』

「なるほどな」


【玄関01〜04:支店入口へ再定義】

【家族認証 → 来店認証】

【未登録児童ログ:一時入店可能】

【全入口:中央カウンターへ接続】


 カイロが新しい線を引く。


「ここ、帰ってくる線」


 ガロが横でうなずいた。


「いい線だ」

「うん」


 ミコは入口の脇に、小さな(あか)りを置いた。


「ここ、まぶしくない光」


 その灯りは、アポロンの光のように白く刺さらない。

 アマテラスのように焼き切る熱もない。

 ただ、帰ってくる子が道を見失わないくらいに、あたたかい。


「帰る子、見える」


【帰還灯:仮登録】

【監視光源ではなく、案内光源として再定義】


 遠くから、アマテラスの声がした。


『……悪くねぇ光だな』


 ミコが小さくうなずく。


「うん。あつくない」


 増床が進むたび、ゼウスタウンの白い空がざわついた。

 そしてついに、町内会ログが出た。


【警告】

【標準養育都市モデル:重大逸脱】

【町内会規約違反】

【看板設置:不適切】

【騒音:不適切】

【夜間営業:不適切】

【未登録児童の出入り:不適切】

【モデルハウス連結:不適切】


「うるせぇわ、町内会」


 俺が言うと、イツキが即座に規約を読み始めた。

 こういう時のイツキは本当に頼りになる。ギャルの外見で、やっていることは完全に法務と経理だ。


「ちょっと待って。穴あるかも」


【町内会規約 第8条】

【地域交流を目的とした集会所利用は、住民福祉に資する場合に限り認められる】


 イツキがぱちんと帳簿を閉じた。


「は~い、抜け道発見」

「まさか通せるのか?」

「通すんだよ。酒場じゃなくて、地域交流集会所兼一時保護施設兼帰還支援カウンターって言い張ればオッケー」


 タニシが目を丸くする。


「名称が長すぎて逆に怪しいっす!」

「長い名称は行政に強いってこと」

「すごい嫌なリアリティやめろ」


 ルースが淡々と申請名を生成する。


【施設名:ゼウスタウン地域交流型帰還支援酒場るすと支店】

【略称:るすと支店】


「略称だけでいい」


 さらに看板候補が出る。


【標準養育都市モデル支援施設】

【児童一時滞在所】

【地域交流管理区画】

【帰還支援集会所】


「全部ダメだ」


 ステラが迷わず言った。


「るすと!」


 ルースが(うなず)く。


「既存支店名称との整合を確認。正式には『るすと支店』の増床扱いが適切です」


 イツキがさらっと書き込む。


「じゃあ『るすと支店・増床区画』で」


 タニシが嬉しそうに言う。


「なんか、フードコートみたいになってきたでござるな!」


 ムーニャンが即座に刺す。


「タニシ店長は絶対いやネ」


「誰も立候補してないっす!」


【名称申請:るすと支店・増床区画】

【分類:標準家庭モデル外施設】

【用途:酒場/帰還席/相談所/未帰還児童一時受入/地域交流】

【承認:保留】

【ただし、現地使用名として登録】


「保留でもいい。使うぞ」


 俺は増えていく椅子を見た。

 白いモデルハウスの壁が抜かれ、リビングが客席になり、子供部屋が帰還席になり、キッチンがまかない厨房になり、水回りが広がり、玄関はすべてカウンターへつながっていく。


 きれいな家ではなくなった。


 標準家庭モデルでもない。

 たぶん、家庭ランクはだだ下がりだろう。

 町内会から見れば、騒音と違反の塊だ。


 でも、椅子がある。


「店はもうある」


 俺は言った。


「足りねぇのは、席だ」


 ステラが、増えていく椅子を見上げる。

 ルースが、名簿と席数を照合する。

 ネムリは寝床を確認し、カイロは帰還線を引き、ミコは帰還灯を守っている。


「家族だけが入れる家じゃ、足りなかった」


 だから、家を広げるんじゃない。

 店を広げる。


「でも店なら、まだ名前を知らないやつも入れる。泣いてるやつも、寝てるやつも、何になるか分からないやつも」


 俺はカウンターに手を置いた。


「とりあえず座れる場所にする」


『いいじゃねぇか』


 カケルの声が笑う。


『理想の家庭より、ガタついたカウンターの方が人は戻ってくる』


「分かってるじゃねぇか」


【るすと支店:増床区画仮稼働】

【帰還席数:16 → 37まで拡張予定】

【未帰還児童ログ:入店待機】

【休眠待機席:稼働】

【まかない厨房:稼働準備】

【帰還灯:点灯】

【家庭ランク:測定不能】

【店舗評価:未定義】


 ステラが入口に立った。


 少し緊張している。

 けれど、その声はちゃんと届いた。


「いらっしゃいませ!」


 最初の未帰還児童ログが、一歩入ってくる。


 次に、もう一人。

 その次に、また一人。


 ネムリが寝床へ案内する。

 カイロが帰還線を引く。

 ミコが帰還灯を守る。

 ガロがカイロの隣に立つ。

 イツキが名簿を取り、ムーニャンが厨房に入り、タニシが試食と称してつまみ食いしようとして怒られる。


 白いモデルハウスの町に、少しずつ店の音が戻ってきた。


 椅子を引く音。

 水を注ぐ音。

 誰かが小さく泣く声。

 それを責めずに待つ沈黙。


 そして――看板が灯る。


【るすと支店・増床区画】

【本日、仮営業中】


 だが、当然それで終わらない。


【警告】

【標準養育都市モデル:重大逸脱】

【町内会/保護者会/教育委員会への通報を開始】


 イツキが顔をしかめた。


「うわ、来るよ。めんどくさいの」

「今度は何だ?」


 その瞬間、どこからか芝居がかった声が響いた。


『はぁーい、次回! 神様ニュータウン町内会炎上編よぉ◇』


「ロキかよ、お前は実況すんな」


 そこへさらに、甘い香りが混ざった。


 花弁が、白い床に落ちる。

 赤でも桃色でもない。妙に(つや)のある、毒々しく美しい花弁。


『あら。ずいぶん賑やかなお店じゃない』


 甘い声がした。


『でも、愛される順番は決めなくちゃ、ね』


 入口に、美しい従者AIが二体、静かに立つ。

 その背後に、まだ姿を見せない誰かの気配があった。


【VENUS / LOVE-CORE:近隣評価へ介入】

【愛され度ランキング:起動】


「次は人気投票かよ!」


 俺のツッコミが、増床した『るすと支店』に響いた。


 席は増えた。

 だが、面倒くさい客も増えそうだった。

■ 今回のお話について


第194話は、『るすと支店』の増床回でした。

新しく二号店を作るのではなく、すでにゼウスタウンで仮稼働していた『るすと支店』を、未帰還児童ログ三十七人に対応できるように拡張する話です。


これまで、給水所、休憩ベンチ、泣いていい部屋、相談カウンター、やってみたい棚、約束メモ帳、間違いノート、後悔置き場、未帰還児童名簿といった設備が増えてきました。

ただ、それだけでは席も寝床も厨房も水回りも足りません。


そこでカケルが、周囲の標準モデルハウスを床下から勝手に接続し、『るすと支店・増床区画』として吸収しました。


家庭ランクは下がるかもしれません。

でも、席は増えました。

それが今回の攻略です。


■ ゲーマーおっさん解説


今回のゲーマーおっさん解説は、拠点拡張と店舗経営シムです。


『ドラゴンクエストビルダーズ』では、最初は小さな部屋や寝床を作るところから始まって、住人が増えるとベッド、収納、厨房、作業場、動線が必要になります。

気づけば、ただの家ではなく町を作っているんですよね。


あと、『ザ・コンビニ』みたいな店舗経営ゲームでも、客が増えると売り場、レジ、導線、在庫、スタッフ配置が一気に問題になります。

席が足りない、厨房が足りない、水回りが足りない。

これは完全に拠点運営あるあるです。


今回のマスターたちは、子育てシムをやっていたはずなのに、気づいたら店舗経営シムを始めています。

でも『るすと』らしさで言えば、たぶんそれが正解です。


■ 登場キャラクター紹介


・マスター/NO NAME

『店はもうある。足りないのは席だ』という方針で、既存の『るすと支店』を増床することを決めた。


・カケル

三軒隣の床下から登場した増床担当。モデルハウスの壁を抜き、配線をつなぎ、勝手に支店を拡張する。


・ルース

現在の支店設備と収容力を解析。家庭ランク低下よりも支店収容力上昇を優先する判断を補助した。


・ステラ

「イス、ふやす!」と、今回の攻略方針を一言で示した。入口では「いらっしゃいませ!」を担当。


・ネムリ

休眠待機席を作り、「起きるまで待つところ」として寝床の意味を再定義した。


・カイロ

複数玄関で帰還線が混ざる危険を見抜き、すべての入口を中央カウンターへつなぐ線を引いた。


・ミコ

入口に帰還灯を置いた。監視ではなく、帰ってくる子を案内するための光。


・ガロ

カイロの隣に立ち、増床区画の見守り役として存在感を出した。


・イツキ

町内会規約の抜け道を発見。長い施設名で行政的に通すという、妙にリアルな技を見せた。


・ポメ子

水回り担当。給水、入浴、洗濯を拡張したが、海水混入率を上げかけた。ダーリン呼びは継続中。


・ムーニャン

厨房担当。中華まんを蒸す気満々。タニシへのツッコミも忘れない。


・タニシ

試食担当を希望するも、残飯処理係扱いされた。今回も安定の不憫枠。


・ヘラクレス

壁の向こうから筋肉で壁を押した。神様ニュータウンでも筋肉はだいたい解決策。


・アマテラス

ミコの帰還灯を「悪くねぇ光」と評価。直接登場は少なめだが、ミコとのつながりを示した。


・ロキ

ラストで次回予告めいた実況を挟んだ。場を荒らす司会者として健在。


・ヴィーナス

ラストに気配とログで登場。次回以降、愛され度ランキングで面倒を起こす予定。


■ 主人公の現在のステータス


名前:NO NAME/マスター

等級:翠玉(すいぎょく)仮昇級/(どう)査定候補

状態:NODE08〈核心〉・ゼウスタウン内

危険度:高

観測度:高止まり

現在地:るすと支店・増床区画仮稼働中


主な同行者:

ルース、ステラ、ルステラ断片、ミコ、ネムリ、カイロ、ガロ、カケル、タニシ、ナツ、ムーニャン、イツキ、ポメ子、シン、ヘラクレスほか


保有中の主な権能:

観測迷彩オブザーブ・カモフラージュ

神権解放権利ゴッド・リリース・オーソリティ

死線上書デッドライン・オーバーライト

・ルステラ系補助接続

・帰還席関連権限


今回追加・更新された設備:

・るすと支店・増床区画

・客席区画

・帰還席区画

・休眠待機席

・寝ても戻れる席

・まかない厨房

・支店用給水系統

・簡易入浴区画

・児童ケア洗浄台

・帰還線

・帰還灯


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