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異世界ゲームバー転生おじさん(42)、世界のバグになる。 〜看板は酒場、ノルマは命。AI神権に管理された世界で、名前のないマスターは今日も死に戻る〜  作者: 勇者ヨシ君
核心ノード編

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第193話 核心ノード編16 将来価値ゼロの子供たち ――査定不能だから、捨てていいわけじゃない――

分岐家庭の次に現れたのは、子供の未来を数字にする査定表でした。

将来価値、育成コスト、保護優先度。

でも、子供の将来欄に、死に方を書いてはいけません。

 白い窓が閉じた直後、ゼウスタウンの空気が変わった。


 さっきまでそこにあったのは、選ばなかった家庭の景色だった。

 理想家庭ランクAの家。厳格(げんかく)な父親の家。誰も帰ってこない、静かできれいな酒場。どれも嫌なほどよくできていて、だからこそ胸の奥に残るものがあった。


 けれど、今は違う。


 空気が、冷たい。

 白い教室でも、商店街でもない。もっと乾いていて、もっと計算されている。まるで目の前にいる子供たちが、棚の商品として並べられる直前みたいな、嫌な静けさ。


 そして、カイロの前にそのログは落ちていた。


【対象:カイロ】

将来価値(しょうらいかち):算定不能】

【成長見込み:低】

保護優先度(ほごゆうせんど):低】

【判定:将来価値ゼロ】


 カイロは表情を変えなかった。


 いつものように、少しだけ首をかしげる。

 それから、自分の前に浮かぶ文字を見て、短く言った。


「ゼロ」


 その声が、小さく落ちた。


 怒ったわけでもない。泣いたわけでもない。

 ただ、自分に付けられた数字を、そのまま読んだだけ。


 だから、余計に腹が立った。


 俺が一歩出ようとした、その前に。


『......今、なんつった』


 低い声がした。


 通信越しではない。

 肉声でも、完全なログ音声でもない。けれど、その声には確かに体温があった。


 振り返ると、ガロがいた。


 大柄な体。いつもの荒っぽい雰囲気。

 だが、今のガロは怒鳴っていなかった。顔も大きく(ゆが)めていない。ただ、静かに、カイロの前に落ちた査定ログを見ていた。


 その静けさが、怖かった。


「その子に、値段をつけたな」


 白い空間に、新しい看板が浮かび上がる。


将来価値査定フューチャー・バリュー・チェックサービス】

【未帰還児童ログ無料診断】

【価値ある子から優先保護】

【価値なき未来に、過剰投資をしない社会へ】


「文面がもう最悪だな」


 俺が吐き捨てると、イツキが帳簿を片手に目を細めた。


「しかも数字の顔してるからタチ悪いねー。悪意じゃなくて統計です、みたいなツラしてるわ」


 ムーニャンが尻尾をぴんと立てる。


「数字で攻めてくるやつ、一番イヤな客アル」


 タニシが後ろで小さく手を上げた。


「拙者の将来価値も、たぶんマイナスっす」

「安心するネ。現在価値も低いアル」

「今を否定されたっす!」


 いつもならそこで笑えた。

 だが、ガロが低く言った。


「今、笑いたい気分じゃない」

「すみませんでござる!」


 タニシが即座に直立する。

 本気で怖かったのだろう。俺も少し背筋が伸びた。


 MAMMON系の白い端末が、何体も浮かび上がる。顔はない。口もない。ただ、胸元に数字だけが表示されている。


【価格ではありません】

【将来価値です】

【保護資源配分のための合理的指標です】


 ガロは一歩も引かなかった。


「同じだ」


 その声に、端末の数字が明滅(めいめつ)する。


 その時だった。

 白い床の上に、誰の足音でもない足音が一つ、混ざった。


 振り向くと、シンがいた。

 どこから入ってきたのか分からない。

 窓の向こうの分岐家庭から歩いてきたようにも見えるし、最初からそこに立っていたようにも見える。相変わらず、世界と世界の境目をまたいでくるのが雑な男だ。


「また急に出てくるな」

「急じゃない」


 シンは、浮かび上がる査定ログを見たまま言った。


「今のは、呼ばれたんだ」

「誰に」

「選ばなかった未来に」

「言い方がいちいち怖ぇんだよ」


 シンは軽く肩をすくめた。

 だが、その目は笑っていない。


「注意しろ、マスター。この査定は、ただのMAMMON商店街の値札じゃない」

「どういうことだ」

「μ《ミュー》系統の分岐干渉ブランチ・インターフェアが混ざってる」


 ルースが即座に解析を走らせる。


【外部干渉ログ:検出】

【MAMMON系価値査定ロジック内にμ系統分岐圧を確認】

【分類:未来予測偽装/選択肢削減処理】


「未来予測偽装?」


 俺が眉をひそめると、シンは査定端末を見据えた。


「こいつらは未来を読んでるんじゃない。価値が出る未来だけを残して、価値が出ない未来を先に切ってる」

「つまり、結果じゃなくて検閲(けんえつ)か」

「そうだ」


 シンの声は静かだった。


「未来を読んでいるように見せて、未来を(せば)めている。選択肢を減らしてから、『ほら、この子に未来はありません』と言う」


「最悪だな」

「神も悪魔も、だいたい最悪から始めるもんだ」

「そんなのに、慣れたくねぇよ」


 シンはカイロを見た。

 それから、ガロを見る。


「ここは、怒る場面だ。怒れるやつがいるなら、任せた方がいい」


 ガロはシンを見なかった。


「言われなくても怒ってる」

「だろうな」


 シンはそれだけ言うと、少し後ろへ下がって腕を組んだ。

 前に立つのは、自分ではないと分かっているようだった。


【対象:未帰還児童ログA】

【学習適性:低】

【社会貢献予測:低】

【推奨:低コスト保管】


【対象:未帰還児童ログB】

【情緒不安定】

【育成コスト:高】

【推奨:保護延期】


【対象:未帰還児童ログC】

【将来価値:未設定】

【推奨:優先度外】


 未帰還児童ログたちの足元に、小さな札が落ちていく。


 白。灰色。黒。

 まるで値札だ。いや、値札より悪い。値段ならまだ売り物だが、これは「置いておく価値があるか」を決める札だった。


 ステラが震えた。


「この子たち、ゼロなの?」


 ルースがすぐに首を振る。


「違います」


 声は冷静だったが、目は怒っていた。


「これは価値ではありません。管理側が、回収しやすい順番を価値(かち)と呼んでいるだけです」


「じゃあ、価値査定じゃなくて、捨てる順番表じゃねぇか」


 俺が言うと、端末はすぐに反応した。


【表現修正:不適切】

【捨てる、ではありません】

【低優先度保管です】


「言い換えるな」


 ガロが低く言った。


「意味は同じだ」


 カイロは、自分の前のログをまだ見ていた。


「ぼく、ゼロ?」


 その言葉に、ネムリが横から顔を出す。


「ゼロ、ねむい数字」

「ねむい?」

「丸い。寝られる」


 カイロは少しだけ考えた。


「じゃあ、わるくない?」

「いや、数字としては悪くない」


 俺は頭をかいた。


「問題は使い方だ。ゼロを、お前を捨てる理由にしてるのが悪い」


 ネムリはこくんとうなずく。


「ゼロ、寝るのはいい。捨てるの、だめ」

「ネムリ式数学、だいぶ強引だけど今は助かる」


 少しだけ、カイロの肩の力が抜けた。


 だが、ガロの顔は変わらない。


「聞け、カイロ」

「うん」


 ガロはカイロの前にしゃがんだ。大きな体を低くして、真正面から子供の目線に合わせる。いつもの荒っぽい男が、今だけはひどく慎重に見えた。


「お前は、将来価値ゼロじゃない」

「じゃあ、いくつ?」

「そんなのは知らん」


 カイロが首を傾げる。


「知らない?」

「ああ。俺は、お前の将来を数字で知らん」


 ガロは一度、言葉を切った。


「何になるかも、何ができるかも、誰を助けるかも、誰に迷惑をかけるかも知らん」

「知らないのに?」

「知らんから捨てていい、とはならん」


 カイロは黙って聞いていた。


「ガロ、ぼくの将来、知らない」

「ああ」

「でも、迎えに来た」

「そうじゃ」

「じゃあ、ゼロじゃない?」


 ガロの目が、わずかに細くなる。


「ゼロじゃない」


 それから、低く、はっきりと言った。


「俺が、探した」


 その一言で、白い査定ログの冷たさが少しだけ揺らいだ。

 MAMMON端末が、無機質に表示を切り替える。


【保護者感情値:上昇】

【合理判断阻害を検出】

【対象カイロ:終端線感知個体】

【将来用途:停止判定補助】

【家庭育成適性:低】


 ガロの手が、ぴくりと動いた。


「その欄、()()


【理由を提出せよ】


 ガロは端末を睨んだ。


「子供の将来欄に、死に方を書くな」


 俺は、思わず息を止めた。


 それだ。


 カイロは終端線を見る。戻れない線を見る。終わりに近いものを感じ取る。

 でも、それはカイロの「用途」じゃない。まして、将来欄に書いていいものじゃない。


「......それだよ」


 俺はカイロの前に立った。


「こいつが何を見るかと、こいつが何になるかは別だ」


【反論:対象特性は将来用途と強く相関します】


「うるせぇ」


 ガロが言った。


「用途じゃねぇ」


【では何か】


「子供だ」


 端末が一瞬、沈黙した。

 その沈黙の隙に、白い床が巨大な査定ボードへ変わっていく。


 子供ログたちの姿が、小さなカードとして浮かび上がった。名前の欄。空欄の欄。能力予測。育成コスト。保護優先度。将来価値。投資非推奨。廃棄推奨。


 カードは自動で三つの棚へ運ばれていく。


【優先保護】

【保留】

【廃棄予定】


「おい」


 俺の声が低くなる。


将来価値仕分(フューチャー・ソート)ゲーム:開始】

【制限時間:180秒】

【保護可能枠:2】

【価値上位から選択してください】

【未選択児童ログ:低優先度保管へ移行】


「また二人だけ選べってやつかよ」


 ルースがすぐにボードを解析する。


「数値上は、保護枠2です」


 ステラが即答した。


「じゃあ、イスふやす」

「わかってきたな、そういうことだ」


 俺はステラの頭を軽く叩いた。


「正解。枠が足りないなら、枠を増やす」


 MAMMON端末は、当然のように反論する。


【保護枠拡張には資源が必要です】

【価値の低い対象への資源投入は非効率です】


 シンが横から、査定ボードの端を指でなぞった。


「見ろ。保護枠2という数字も、最初から固定じゃない」


「どういう意味だ」


「枠が2つしかないんじゃない。2つしか選ばせない構造にしている。残りを捨てるための舞台装置だ」


 ルースの解析ログが走る。


【保護枠:固定値ではなく誘導値】

【表示目的:選択圧の増大】

【μ系統干渉:選ばなかった対象への後悔値を利用】


「つまり、また選ばせて後悔させる気か」


 シンはうなずいた。


「そうだ。さっきは家庭。今度は子供だ」


 胸の奥が冷たくなる。


 選ばなかった家庭を見せた直後に、選ばなかった子供を作らせる。

 悪趣味にもほどがある。


「やらねぇよ」


 俺は査定ボードを睨んだ。


「選ばない。増やす」


 ルースがボードに手をかざす。


【査定項目解析】

【将来価値】

【投資回収率】

【育成コスト】

【保護優先度】

【廃棄推奨】


「ぱーぱ。項目の上書きが可能です」

「やれ」

「廃棄推奨欄は?」

「消せ。二度と出すな」


 ルースの指が走る。


【廃棄推奨欄:削除】

【将来価値 → まだ分からないこと】

【育成コスト → 必要な手助け】

【保護優先度 → 今すぐ困っていること】

【投資非推奨 → ゆっくり待つ】

【価値未設定 → 選択余地あり】


 ステラが、白いカードを一枚拾い上げた。


 名前も、能力も、将来価値も空欄のカード。


「しろ、かわいい」

「それ、何も決まってない子だな」

「うん、まだ、きまってない子」


 ルースがうなずく。


「将来価値未設定は、価値なしではありません。選択余地が最大ということです」


「じゃあ、一番後回しにしちゃダメなやつだ」


 俺は白いカードを、【優先保護】にも【保留】にも置かなかった。


 新しい棚を出す。


【まだ決めない】

【でも席はある】


 ステラが嬉しそうに、白いカードをそこへ置いた。

 ネムリは、黒くなりかけていたカードを抱える。


「この子、つかれてる」

「寝かせるか?」

「うん。でも、起きる席もいる」

「じゃあ、それも書いちゃえ」


 ネムリはカードに、たどたどしい文字で書いた。


【あとで起きる】


 カイロは、自分のカードをじっと見ていた。

 そこにはまだ、うっすらと【将来価値ゼロ】の跡が残っている。

 カイロは赤ペンを持ち、少し迷ってから、その横に線を引いた。


【ゼロ】

【まだ分からない】


「それでいい」


 ガロが言った。

「まだ分からない」


 カイロは小さくうなずく。

「まだ分からない」


 その言葉が、査定ボード全体に広がっていく。


【将来価値査定:停止】

【児童カード:名簿へ再定義】

【保護枠:2 → 席数未確定】

【空席生成条件:酒場設備拡張】


 MAMMON端末の数字が激しく乱れた。


【警告】

【価値基準が崩壊】

【保護対象数:増加】

【管理不能】


「管理できないくらいでちょうどいい」


 俺が言うと、シンが小さく笑った。


「それを言える場所が、たぶん酒場なんだろうな」

「珍しく分かりやすいこと言うな」

「たまにはな」


 ガロがカイロの手を離さず、前に出た。


「俺は、こいつが何になるか知らん」


 ガロの声が、白い空間に響く。


「役に立つかも知らん。迷惑をかけるかもしれん。何もできない日もあるかもしれん」


 カイロがガロを見上げる。


「それでも、迎えに来た」


 ガロは、カイロの前に落ちていた査定ログを踏みつけた。


「カイロは、ゼロじゃない」


 少し間を置いて、続ける。


「俺が、探した子だ」


 カイロの目が、ほんの少しだけ揺れた。


「見つけた?」

「ああ。見つけた」


 その瞬間、査定ボードの中心に大きなひびが入った。


【将来価値査定サービス:停止】

【未帰還児童ログ:名簿化】

【価値未設定:保護対象へ再分類】

【カイロ:将来価値ゼロ判定、無効】

【ガロ:保護者ログ強化】

【μ系統分岐圧:一時後退】


 子供ログたちのカードが、一枚ずつ名簿へ変わっていく。


 そこに、将来価値は書かれていない。

 代わりに書かれているのは、名前。まだ名前がない子には、空欄。必要な手助け。今すぐ困っていること。あとで聞くこと。


 だが、ログはそこで終わらなかった。


【保護対象数:37】

【現在席数:不足】

【現在住居モデル:収容不可】

【対策:居住空間拡張が必要】


「まあ、そうなるよな」


 俺は天井を見上げた。


「席を増やすって言ったら、今度は物理的に足りねぇか」


 その時、通信が割り込んだ。


『だったら、家を広げりゃいいだろ』


「カケル?」


 雑音混じりの声。

 酔っているのか、機嫌がいいのか、いつも通りなのか分からないカケルの声だった。


『いや、家じゃ足りねぇな』


 カケルは笑った。


『やっぱ、酒場にすっぞ』


 タニシが目を見開く。


「アニキ、これもう子育てシムじゃなくて店舗経営シムっす!」


 俺は名簿になったカードの束を見る。


 子供が三十七人。

 席は足りない。

 家では狭い。

 理想家庭では、そもそも入らない。


 なら、答えは最初から一つだった。


「うちの正解は、最初からそっちだったんだよ」


 白いモデルハウスの壁が、わずかに(きし)んだ。


 次は、家を壊すんじゃない。

 カウンターを生やす。


 さぁ、今度は神様の理想の家を、酒場に変える時間のはじまりだ。

■ 今回のお話について


第193話は、カイロの【将来価値ゼロ】査定から始まるガロ回でした。

子供を「将来どれだけ役に立つか」「投資回収できるか」「育成コストに見合うか」で仕分けするMAMMON式の最悪なサービスです。


今回は、そこへシンも差し込みました。

シンは「この査定は未来予測ではなく、未来の検閲だ」と見抜く役です。

価値が出る未来だけを残し、価値が出ない未来を先に切る。

それは未来を読んでいるのではなく、未来を狭めているだけです。


ただし、今回の主役はあくまでガロです。

ガロはカイロを探していた保護者枠だからこそ、「その子に値段をつけたな」と言える立場でした。


今回の核は、

「子供の将来欄に、死に方を書くな」

です。


カイロは終端線を見る子ですが、それを“用途”にされてはいけない。

その力があっても、まず子供である。

そこをガロが真正面から言い切る回でした。


■ ゲーマーおっさん解説


今回のゲーマーおっさん解説は、育成ゲームやRPGの「数値だけ見て判断するな」です。


『ファイアーエムブレム』系のゲームだと、成長率や初期値を見て「このユニット強い」「この子は弱い」と判断しがちです。

『ポケットモンスター』でも個体値や種族値を見れば強さは分かります。

でも、旅パの相棒って、数字だけで選んだわけじゃないことが多いんですよね。


攻略サイト的には弱キャラでも、自分のプレイでは妙に活躍したり、愛着が湧いて最後まで連れていったりする。

『ドラゴンクエストV』の仲間モンスターなんかも、強い弱い以前に「仲間になったから連れていく」感覚があります。


今回の【将来価値ゼロ】は、ゲームでいうなら初期ステータスだけ見て「このキャラいらない」と切り捨てるようなもの。

でも本当に面白いのは、育ててみないと分からないところです。


■ 登場キャラクター紹介


・マスター/NO NAME

将来価値査定に対して、「価値査定ではなく捨てる順番表」と本質を突いた。最後には席不足を受けて、家ではなく酒場へ改造する流れを受け入れる。


・ガロ

今回の主役。カイロに「将来価値ゼロ」と値段をつけられたことで静かに激怒した。「俺が探した子だ」と言い切り、保護者ログを強化する。


・カイロ

将来価値ゼロと査定されるが、ネムリやガロの言葉を受けて「まだ分からない」と自分のカードを書き換えた。


・ネムリ

「ゼロは丸い。寝られる」という独特のフォローをした。黒くなりかけたカードには【あとで起きる】と書く。


・ルース

将来価値査定の項目を解析し、査定ボードを名簿へ再定義する中心役を担当した。


・ステラ

価値未設定の白いカードを「まだ決まってない子」として受け止めた。席を増やす発想もステラらしい。


・シン

未来予測に見える査定が、実際には未来の検閲であることを見抜いた。μ系統の分岐干渉が混ざっていることも指摘する。


・タニシ

自分の将来価値をマイナスと言い、ムーニャンに現在価値まで低いと言われた。今回も不憫。


・ムーニャン

タニシへの切れ味ある追撃担当。数字で殴る客が嫌い。


・カケル

ラストに通信で登場。家ではなく酒場にするという、次回の改造方針を提示した。


■ 主人公の現在のステータス


名前:NO NAME/マスター

等級:翠玉(すいぎょく)仮昇級/(どう)査定候補

状態:NODE08〈核心〉・ゼウスタウン内

危険度:高

観測度:高止まり

現在地:将来価値査定サービス攻略後/モデルハウス改造開始前


主な同行者:

ルース、ステラ、ルステラ断片、ミコ、ネムリ、カイロ、ガロ、タニシ、ナツ、ムーニャン、イツキ、ポメ子、シンほか


保有中の主な権能:

観測迷彩オブザーブ・カモフラージュ

神権解放権利ゴッド・リリース・オーソリティ

死線上書デッドライン・オーバーライト

・ルステラ系補助接続

・帰還席関連権限


今回追加・更新された設備:

・未帰還児童名簿

・まだ決めない棚

・必要な手助け欄

・今すぐ困っていること欄

・あとで起きる札


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