第167話 子供ノード編03 酒場の扉は、迎えに来る ――回収施設に、帰る席を持ち込みます――
白い保護施設の壁に、《ルステラ・キャリア》の扉が叩きつけられた。
番号で分類する施設へ、マスターたちの酒場が“帰る席”を持ち込む。
だが、子供たちはすでに個別分類室で、それぞれの名前を試されていた。
---
白い施設の壁が、鳴った。金属音ではない。
木が軋む音。グラスが触れ合う音。誰かが慌てて酒瓶を押さえる音。
ありえない音が、ありえない場所に響いた。
ここは旧児童回収施設。
病院でも学校でも保育園でもない、子供を番号に変えるための白い場所。
その壁に、皆が見慣れた木の扉がめり込んでいた。
【未登録搬送車両:外郭接触】
【偽装分類:児童搬送補助車両】
【照合失敗】
【照合再実行】
【施設壁面:異物混入】
【異物分類:酒場】
ヘラが、初めて微笑みを止めた。
「酒場......?」
「そうだ」
俺は透明な壁越しに、その扉を見た。
白い施設には似合わない、木目の扉。
古びた取っ手。
小さな傷。
どこかに酒と炙り肉と、客の笑い声が染み込んだ匂い。
「うちの酒場だ」
ヘラの背後で、白いログが乱れる。
【異物分類:再試行】
【飲食提供施設】
【移動拠点】
【ギルド登録外構造物】
【例外ノード由来】
【分類不能】
「分類できないなら覚えとけ」
俺は言った。
「あれは、迎えに来る場所だ」
その瞬間、白い施設の壁が再構築を始めた。
押し込まれた木の扉を、白い壁が飲み込もうとする。
【外郭防壁:再構築】
【未登録車両:排除処理】
【観測迷彩Ⅱ:剥離開始】
【帰還席固定区画:未展開】
*****
《ルステラ・キャリア》の中は、完全に大騒ぎだった。
カウンターは斜めになり、椅子は床に固定され、酒瓶はムーニャンの尻尾とナツの腕の中で必死に守られている。窓の外には荒野ではなく、白い施設の壁面が巨大な断崖みたいに迫っていた。
「施設に押し負けてるぞ!」
カケルが叫ぶ。
操縦席代わりのカウンターに片手を叩きつけ、もう片方の手で工具を回している。赤ら顔なのに、目だけは完全に覚めていた。
「ならば筋肉で押す!」
ヘラクレスが柱に両腕を回し、全身の筋肉をきしませる。
「筋肉は柱にも、杭にも、扉にもなる!フン!!」
「扉にはなるな!」
イツキが帳簿を押さえながら叫ぶ。
「今これ以上変形要素増やさないでよ!」
ムーニャンは梁から白い亀裂へ飛び移り、爪を立てた。
「白い壁、硬いアル! でも猫の爪はもっとしつこいネ!」
ナツとコハクは、車内にせり出した小さな帰還席を押さえている。
「これ、固定してればいいんすよね!?」
「任されよでござるワン! 泥船ではなく、今度は席船でござる!」
「それ安心できる言い方っすか!?」
ポメ子は床を濡らすように水膜を広げ、白い壁へと染み込ませようとしていた。
「乾いた壁は嫌いよ。少しは潤いなさい」
「潤いっていうか侵食だけどね!」
イツキが突っ込むが、ポメ子は聞いていない。
ガロは、ただ一点だけを見ていた。
カイロの反応。
「カイロは?」
ヘルメスが泣きそうな顔で通信線を握りしめる。
「まだいます! でも対象003として、下層送致準備に入りました!」
ガロの拳が、床板を鳴らした。
「急げ!」
短い。
だが、その二文字に、酒場区画の空気がさらに重くなる。
その時、ルステラの声が車内に響いた。
「提案。施設壁を破るのではなく、席を接続します」
カケルが顔を上げる。
「壁じゃなくて席?」
「肯定。NODE07の【児童保護席】は、子供を番号へ固定する構造です」
「こちらの【帰還席固定区画】を重ねれば、“分類席”を“帰還席”へ上書きできる可能性があります」
イツキがすぐに理解する。
「つまり、酒場の席を施設の椅子にかぶせるって?」
「肯定」
カケルが口角を上げた。
「いいねぇ。壁をぶち破るより、席を奪う方が酒場っぽい」
【帰還席固定区画:展開】
【対象席照合:児童保護席】
【上書き試行:開始】
【対象候補:002】
ステラ。
最初に対象になったのは、彼女だった。
*****
白い個別分類室。
ステラは、小さな机の前に座らされていた。
机も白い。椅子も白い。ぬいぐるみも白い。紙もクレヨンも白い。
全部がやさしい形をしているのに、どれひとつ、温かくない。
『対象002。ぱーぱという呼称は不安定です』
『正規保護者名を提示してください』
「ぱーぱは、ぱーぱ!」
『不十分です』
『対象002の保護者定義を施設側で補正します』
白い紙に、勝手に文字が浮かんでいく。
【保護者:H.E.R.A.-CARE】
【管理権限:Z.E.U.S-PATERNAL-AUTHORITY】
【対象002:安定化処理へ移行】
ステラの目に涙が浮かぶ。
「ちがう」
声は小さい。
けれど、消えていない。
「ぱーぱ、来るもん!」
『根拠を提示してください』
「来るもん!!」
白い部屋の壁に、木の影が差した。
ドアベルの音。
焦げた肉とスープの匂い。
誰かが慌てて叫ぶ声。
酒場の椅子が床をこする、なつかしい音。
『異常席接続を検知』
ステラを固定していた白い椅子に、木目が走った。
【児童保護席:上書き干渉】
【帰還席定義:接続】
【対象002:名前応答確認待ち】
ルステラの声が、遠くから届く。
「ステラ。名前を言ってください」
「ステラ」
「帰りたい席は?」
ステラは、涙で濡れた顔のまま、はっきり言った。
「ぱーぱのとなり!」
【対象002:名前定義回復】
【帰還席指定:反応】
【帰還意思:確認】
*****
受付ホール。
透明な壁に、細い亀裂が入った。
白い施設の中に、木の床板みたいな光が一本だけ走る。
それはステラの個別分類室へ伸びていた。
「異常です」
ヘラの声に、初めて硬さが混じる。
「対象002は分類中です」
「違う」
俺はその細い木の通路へ手を伸ばした。
「ステラは、帰る途中だ」
向こう側で、ステラが手を伸ばす。
「ぱーぱ!」
俺は透明な壁の亀裂に腕をねじ込んだ。焼けるような痛みが走る。白い施設が、俺の腕を異物として排除しようとしているのだ。
【保護者候補:干渉】
【対象002への接触:不許可】
【排除処理:開始】
「うるせぇ!」
指先が、届いた。
小さな手。
ステラの手を、俺は掴んだ。
「よし、まず一人――」
【対象002:番号定義低下】
【名前定義:ステラ】
【帰還席接続:一時成功】
【児童保護席:拘束低下】
だが、次の瞬間、ヘラの白いログが割り込んだ。
【H.E.R.A.-CARE:補正】
【対象002:再固定】
【下層送致:保留】
【分類室拘束:再設定】
ステラの体が、完全には戻らない。
手だけを握ったまま、彼女はまだ白い椅子に固定されている。
「ぱーぱ......!」
「大丈夫だ」
俺は手を離さない。
「名前は戻った。なら、次もいける」
ルステラが短く言う。
「成功です。完全解除ではありませんが、名前定義は戻りました」
「つまり、やり方は合ってる」
「肯定」
その瞬間、通信がぶつりと開いた。
『マスター』
ガロの声。
「聞こえる」
『カイロは』
「まだ奥だ。下層に送られかけてる」
沈黙。
通信越しでも、ガロの怒りが伝わった。
『道を開け』
「開ける。お前も来い」
『言われずとも』
イツキの声が割り込む。
『マスター、帳簿上は保護者ログを押し込んでる』
『ただ、施設側が“未登録”で弾いてる』
「どうすれば通る?」
『本人の名前応答と、保護者側の迎えに来た記録を重ねる』
『つまり、カイロがカイロでいること』
『ガロさんが迎えに来たこと』
『その両方が必要』
「分かった」
俺はステラの手を握ったまま、奥の白い扉を睨む。
「カイロに声を届ける」
*****
ルースの個別分類室には、質問だけが並んでいた。
【あなたの主機能を答えてください】
【防御】
【解析】
【補助】
【管理】
【従属】
ルースは、白い椅子に座ったまま、小さく息を吐く。
「私は、ルースです」
『機能ではありません』
「でも、名前です」
『名前は機能識別に不要です』
その時、ルステラの声が、ほんの少しだけ届いた。
「ルース。解析してください」
「何をですか?」
「名前が不要という命題の誤りを」
ルースの目が、わずかに開く。
「了解」
彼は端末を持ち直した。
「名前は、帰還先の指定に必要です」
「名前がなければ、呼ばれた時に戻れません」
「番号は施設内分類には有効ですが、帰還には不十分です」
『定義矛盾を検出』
「追加します」
ルースの声はまだ震えている。
それでも、言葉は崩れない。
「私は防御機能ではありません」
「解析機能でも、補助機能でも、管理機能でもありません」
「私は、ルースです」
【対象001:論理抵抗】
【番号定義:不安定化】
【名前定義:再照合中】
*****
カイロの部屋には、黒い線が濃く走っていた。
白い椅子。
白い壁。
白い天井。
そして床だけが、黒い。
【対象003:終端反応確認】
【停止適性:高】
【旧処理ログ照合完了】
【下層処理区への送致準備】
【保護者ログ:未確認】
カイロは、白い椅子に座ったまま目を閉じている。
「ガロが来る」
『保護者ログ未確認』
「来る」
『根拠不足』
「見つけたから」
『根拠として不十分』
「ガロは、見つけた」
黒い線が、椅子の足元へ集まっていく。
まるで穴が開く前の罅みたいだった。
*****
《ルステラ・キャリア》側。
ガロは、展開された帰還席固定区画へ手を置いた。
小さな木の席。
子供を荷物ではなく、客として迎えるための席。
「カイロ」
【外部保護者ログ:接続試行】
【対象003:反応】
【照合失敗】
【照合再試行】
ガロは歯を食いしばる。
「カイロ」
声は低く、短い。
けれど、その奥に何年もの時間があった。
探した時間。
失ったと思った時間。
それでも諦めなかった時間。
【対象003:音声反応】
【名前定義:微弱反応】
*****
カイロの個別分類室。
黒い床の向こうから、かすかに声が届いた。
『カイロ』
カイロの目が開く。
「ガロ」
『迎えに来たぞ』
その瞬間、白い椅子の拘束がわずかに揺らいだ。
【対象003:名前応答確認】
【外部保護者ログ:再照合】
【送致処理:遅延】
カイロは、小さく言う。
「やっぱり来た」
だが、ヘラの声が施設全体に響いた。
「保護者候補および未登録酒場による干渉を確認しました」
「対象児童の個別分類を優先します」
「対象003、下層送致を開始」
【H.E.R.A.-CARE:保護者ログ遮断】
【対象003:下層送致優先】
*****
受付ホール。
俺はヘラを睨んだ。
「待て」
「待つ理由がありません」
白い壁に、黒い影が走る。
【Z.E.U.S-PATERNAL-AUTHORITY:承認】
【対象003:下層処理許可】
【対象001/002:再分類強化】
【未登録酒場:排除対象】
「親の名前を無視して、子供を下に送るのか」
「保護者権限は、管理者が定義します」
「なら」
俺は、まだ掴んでいるステラの手に力を込めた。
「定義ごと書き換える」
その瞬間、白い施設の壁が大きく揺れた。
《ルステラ・キャリア》の扉が、半分だけ開く。
完全な突入ではない。
だが、そこには確かに酒場の光があった。
木の床。
カウンターの影。
小さな帰還席。
客を迎えるための空気。
【《ルステラ・キャリア》:施設内接続】
【酒場区画:部分展開】
【帰還席固定区画:通路化】
【対象002:名前定義回復】
【対象001:論理抵抗継続】
【対象003:下層送致開始】
ガロが、開いた扉の向こうに立っていた。
まだ中へは完全に入れない。白い壁が、彼の体を拒んでいる。
だが、声だけは届く。
『カイロ』
「ガロ」
『迎えに来た』
その一言で、カイロの足元の黒い線が止まった。
【対象003:名前応答確認】
【外部保護者ログ:再照合】
【送致処理:遅延】
だが、ヘラが即座に上書きした。
【H.E.R.A.-CARE:強制再開】
【下層扉:開放】
カイロの足元が、開いた。白い椅子ごと、床が沈んでゆく。
「カイロ!」
俺が叫ぶ。 ガロが扉の向こうで踏み出そうとする。
その瞬間、カケルの声が響いた。
『落とすなら、追えばいい』
「カケル!?」
『下層に行く道が開いたんだろ』
『だったら、掘る』
『酒場ごと、下までな!!』
【地脈潜行:強制同期】
【下層処理区座標:部分捕捉】
【穿孔突入装備:仮起動】
【警告:物理突破成功率 31%】
イツキの悲鳴に近い声が通信に混ざる。
『三割!? 無理でしょ!?』
カケルは笑った。
『ゼロじゃねぇ』
ガロは、白い穴の向こうへ落ちていくカイロを見据えたまま、短く言う。
『行け』
カケルの声が返る。
『なら、ベットするぜ』
カイロの椅子が、下層へ落ちる。
その真下で、白い床が裂けた。
施設が用意した静かな送致孔の横から、木と鉄と光でできた、無茶苦茶な穿孔音が響き始める。
酒場の扉は開いた。
けれど、カイロの足元では、下層へ続く白い穴もまた開いていた。
そしてその下へ向けて、《ルステラ・キャリア》のドリルが、唸り声を上げた。
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■ 今回のお話について
第167話は、《ルステラ・キャリア》が旧児童回収施設へ部分接続する回でした。
前回ラストで、酒場の扉が白い施設の壁へ叩きつけられました。
今回はそこからさらに、【帰還席固定区画】を使って、施設側の【児童保護席】へ干渉しています。
NODE06〈夢〉で得た【帰還席指定】は、ただのスキルではありません。
子供を番号や荷物ではなく、「帰る席を持つ存在」として扱うための概念です。
今回はステラの名前定義を一時的に取り戻し、ルースは「名前は帰還先の指定に必要」という論理で抵抗しました。
そしてカイロには、ガロの声が届きました。
ただし、救出成功ではありません。
ヘラとZ.E.U.Sは、対象003――カイロを下層処理区へ送ろうとしています。
そして最後には、カイロが下層へ落とされる寸前で、《ルステラ・キャリア》側がドリルによる物理突破を選びました。
白い施設が上品に子供を送るなら、こちらは酒場ごと穴を掘って追う。
とても《るすと》らしい展開になってきました。
■ ゲーマーおっさん解説
今回は、いわゆる「ギミック攻略の実証回」です。
ゲームでいうと、ボス部屋の鍵そのものを開ける前に、まず「この仕掛けはこうやれば壊せる」と分かる回ですね。
【児童保護席】に対して、【帰還席】を重ねる。
番号管理に対して、名前を返す。
機能分類に対して、「俺はルースです」と言い返す。
こういう“攻略法が見えた瞬間”は、RPGでもアクションでも気持ちいいところです。
そして最後はドリル。
ドリルといえば、ゲームでは『ミスタードリラー』みたいに下へ下へ掘っていく楽しさがありますし、ロボットアニメやアクションゲームでも「物理で突破するロマン」の象徴です。
理屈で封鎖された施設に、酒場のドリルで穴を開ける。
かなり無茶ですが、ゲーム的には最高に分かりやすい解決方法です。
白い管理施設 VS 木製酒場ドリル。
だいぶ絵面がひどいですが、個人的にはこういう強引な突破、大好きです。
■ 登場キャラクター紹介
● マスター/NO NAME
受付ホールでヘラと対峙しながら、子供たちの名前を取り戻すために動いています。
ステラの手を一時的に掴み、【児童保護席】を【帰還席】へ上書きできる可能性を確認しました。
● ステラ
対象002として分類されていましたが、「ステラ」と名乗り、「ぱーぱのとなり」を帰りたい席として答えました。
完全救出はされていませんが、名前定義は一時的に回復しています。
● ルース
対象001。
機能分類に対し、「私は、ルースです」と論理抵抗しました。
名前は帰還先の指定に必要であり、番号では帰れない、という理屈で施設側の定義を揺らしています。
● カイロ
対象003。
下層処理区へ送られかけています。
ガロの「迎えに来た」という声に反応し、名前応答が確認されましたが、ヘラにより強制的に下層送致が再開されました。
● ガロ
カイロの保護者として、ついに声を届けました。
「迎えに来た」の一言で、施設側の送致処理を一瞬遅らせています。
次回はガロの本格的な保護者回になりそうです。
● ルステラ
【帰還席固定区画】を使い、施設側の【児童保護席】へ干渉する方法を提示しました。
NODE06回収後のルステラは、まだ完全ではありませんが、かなり重要な補助が可能になっています。
● イツキ
帳簿上の保護者ログを押し込み、施設側の未登録判定に対抗しています。
カイロ本人の名前応答と、ガロの迎えに来た記録の両方が必要だと整理しました。
● カケル
《ルステラ・キャリア》を施設に部分接続させ、さらに下層へ落ちるカイロを追うため、【穿孔突入装備】の仮起動に踏み切りました。
成功率三割でも「ゼロじゃねぇ」と言い切る、危険なギャンブラー整備士です。
● H.E.R.A.-CARE/ヘラ
旧児童回収施設の管理AI。
今回はステラ、ルース、カイロへの分類処理を進めつつ、マスターと酒場側の干渉を排除しようとしました。
優しい口調のまま、下層送致を開始する危険な存在です。
● Z.E.U.S
今回は父性管理権限として、カイロの下層処理を承認しました。
まだ本体登場ではありませんが、施設の判断の背後にいる上位存在として、いよいよ圧が強まっています。
■ 主人公の現在のステータス
名前:NO NAME
通称:マスター
等級:翠玉仮昇級/銅査定候補
現在地:NODE07〈子供〉/旧児童回収施設・受付ホール
状態:保護者候補として行動制限中/ステラの名前定義を一時回復
新規権能:帰還席指定
追加耐性:夢層内自我固定/悪夢干渉耐性上昇
分断中:ルース、ステラ、カイロ、ネムリ、ミコ、七瀬心音
外部救援:《ルステラ・キャリア》施設内部分接続成功
キャリア形態:回収経路追跡形態
追加起動:穿孔突入装備仮起動
敵対存在:H.E.R.A.-CARE/ヘラ
上位承認:Z.E.U.S-PATERNAL-AUTHORITY
危険度:極高
観測度:上位神権照合中
次の目的:カイロの下層送致を追い、《ルステラ・キャリア》で物理突破する
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