表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
81/88

甥っ子とずんだ

ご無沙汰しております。

これからまた、ちまちま投稿していきますので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m


今回はただの甥自慢になってしまいました。

父が実家から大量に枝豆をもらってきた。

スーパーの袋いっぱいに入った枝豆。


いや、うん。加減ってものが………いえいえ、ここは田舎ですからね。太っ腹最高です! 買ったら1000円以上するんじゃないかな! ……これでうちの母が料理上手だったら、変に不安にならないのに……。


モヤモヤした気持ちを隠せないまま、1日、2日と過ぎていき、とうとう週末を迎えた。(やっぱり手をつけなかったか…)


そんなとき救世主が現れた。

お姉様が息子を連れてやってきたのだ。


「旦那が出張で3日間いないから遊びに来た~」


ナイスですよ! お姉様!


人が1人増えただけでもずいぶん食材の消費が違いますからね。それに、お姉様はずんだが大好きなのです。


作ったこと、ないけど。



*****



甥のためにと思えば叔母ちゃんは頑張れます。豆のままではまだ食べられそうにないので、枝豆からひたすら豆をとる。


まめ まめ まめ……


と、ちまちまテレビを見ながら適当に豆をむいていたら、甥がやってきた。

甥は私の手をじーーーーっとひたすら見て、枝豆に手を伸ばした。


(無理だろ。出来るわけないだろ)


そう思っていたら、ピュッと豆が飛んだ。


どこかに。


甥は飛び出たのが面白かったのか、次々と枝豆から豆を出した。

見よう見まねだが、しっかり端を持って押し出している。


ボールにはちっとも入らないが。


それでも手つきは良かったので私は甥を誉めた。


「きゃーーー! 甥ちゃん凄いねーーー!! 天才!! かっこいいーーー!!」


凄い凄いと誉めたら、自信がついたのかノリノリで豆を剥き始める。こころなしか豆のコントロールも上手くなり、ボールにピュッと入れられるようになった。


(何この子。天才か)


と叔母馬鹿を発揮した私は、隣で一緒に黙々と豆をむいた。全部剥き終わった後、甥はもっと皮むきをしたかったようで、茹でていない枝豆を探し当て私の所に持ってきた。


(ま、冷凍すれば良いか)


と思った私は調子に乗って全部……ではなく、全体の1/4を残して全て茹でる。どうせ途中で絶対飽きるだろうと思って意地悪で多めに追加の枝豆を持って行ったのだが……。


まさか、1時間も集中して全部無くなるまで取り組むなんて思いませんでした。


もうすぐ2歳の潜在能力なめてた……。

(ちなみに姉と母は始めの5~10分くらいでどこかに消えている)



*****



仕方がないので甥とクッキング。


むき終わった豆を袋に入れて(口をしっかり閉めて)麺棒でぶっ叩く。


「てーーい! やーー! とぉーー!!」


と私が言うと、甥もまねして、


「てーー! たーー! とーー!」


と豆を叩く。

麺棒を交換交換して荒く豆が割れたら袋から出して、すり鉢に投入。

その頃には甥が麺棒をなかなか離さなくなってきたので、仕方なく「一緒にやろうね~」と言って強引にすった。手が痛くなったのか、甥の手がひとりでに離れる。チャンスとばかりに私はすりまくる。


「細かくなったかな?」


と言って私はすった豆をスプーンに取り、甥に食べさせる。


「おいし~い!」

「でしょでしょ、おいしいでしょ?」

「う~ん!」

「でもこれに、今から砂糖を入れます」

「! えーーーーー!!??」


砂糖と言う物体を理解しているのかは定かではないが、リアクションが最高である。「これが砂糖です」と言って、ひと舐めして大袈裟に「甘い!」と言い、甥にも同じようにさせた。せっかくなので、使う分の砂糖を手で撫でさせ「砂糖はサラサラふわふわだね~」と教えた。


それがどうした。と思うでしょう。

いいえ、これは姉のためです。

姉は塩と砂糖をおぶぶぶぶ……(社会人編、塩と砂糖参照)



*****



3時間かけて作ったずんだ餡は大盛況。

甥は「ママ~僕頑張ったの~」と言えばママは「凄いね凄いね偉いね~!!」とべた褒め。だってずんだは姉の大好物ですから。


山ほど作ったはずのずんだ餡でしたが、半分以上姉の胃袋の中に消えて、次の日には跡形も無くなっていました。……冷凍するはずだったのに。


取りあえず思ったこと。


甥は『料理』スキルを持っていた!!

『料理』スキルレベルが上がった!!

言語能力が上がった!!

スキル『やんちゃ』を手に入れた!!


この3日間。

新聞紙を丸めてテープで止めたものを剣に見立てて、ひたすらチャンバラごっこをしました。


「てーー! たーー! とーー!」

「うぐわぁ!!! や~ら~れ~た~!!!!」

「もう1回! もう1回!」

「えーーー(仕方ない、枝豆むくの頑張ったからな)ふはははは、甘い! 甘いぞ小童こわっぱーーー!!」

「きゃーーーー(逃げ回る)!!」

~1時間経過(水分補給休憩は何度かしています)~


「もう1回! もう1回!」

「ちょっ…待っ……まだするの?!」

「いくどーーー!」

「うぎゃーーー!!」


甥はスキル『集中』を持っていた!!

『熱中』と『かっこいいポーズ』を覚えた!!

『剣』のレベルが上がった!!

レベルが8上がった!!

体力が56上がった!!

まだまだ元気だ!!

ずんだ作りは一部始終カメラに収めました。

気がつけば甥がポーズを取るようになりました(笑)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ