圧力なべ
我が家に圧力なべがやってきた。
使い方は十分確認した。
ご丁寧に「この料理は、重りが回ってから○分です。」と説明書まである。
これがあれば、おにしめも時短。
カレーも時短。
慣れればあれこれ時短!!
なんてハイテクなんだ!!!
作った人は神だな!!!
しかし、物は使いようなんだよな……。
*****
初めて作ったのはカレーだった。
具材を圧力なべに放り込み、フタをがっちり閉め煮込む。
何て簡単なんでしょう!!
火の調節をしなくてはいけませんが、かまどじゃないので調節も楽ちん。
テレビを見ながら時間を待ち、火を止めたら気圧が下がるのを待ち、ふたを開ける。
「「「お~~~。」」」
母と姉と私は感嘆の声をあげた。
じゃがいもも人参も玉ねぎもいい感じ。
後はカレー粉を入れて混ぜるだけ。
圧力なべ最高!!圧力なべ天才!!
そう思いながら鍋をかき混ぜると―――――。
具材は跡形もなく崩れてしまったのだった……。
初めてですから!
皆さんも失敗しましたよね?!
*****
次に作ったのは大根の煮物だった。
大好きなんですよね~。ふろふき大根。
普通に作ると時間がものすごくかかるのだが、圧力なべならあっという間。
大根を並べていれて、スイッチオン。
カレーの失敗を活かし、時間を想定よりも短くする。
今回はいけるだろう。
気圧も下がり、いざフタを開けると―――。
「「「お~~~。」」」
形がはっきり残った大根たち。
やりました!!大成功ですね!!!!
しかしうちの家族。1個できると1個とちる。
「あ。調味料なんもいれてない。」
あ。マジだ。
つまり、ただの水炊き!!???味しみてない感じ!!??
またか……!!!?また失敗したのか!!!????
水炊き大根は、食べるときに麺つゆをかけて食べたのだった……。
*****
ふろふき大根が大好きな姉。
圧力なべで、1人でチャレンジを試みる。
しかし―――。
「ねぇC!!調味料どれくらい入れればいいかな??」
「まてまてまてまて!!!!!!おたま!!!おたま使って!!!!」
そのまま調味料を入れられるのは、ある程度料理できる人だから!!!
お姉ちゃんはその域に全く届いてないから!!!!????
私もそこまで料理が得意とは言えないが、なんとも言えない気持ちになった。
味付け監修:妹
って、地味に悲しい。
その後も姉は叫ぶ。
「C。あと何入れればいいかな~?」
「C!!!!!ふたの閉め方これで良いんだっけ!!??」
「C―――!!!重りが凄い回ってるんだけど大丈夫かな!!!???」
「C!!!!」
「C―――――――――!!!!!!!」
あの頃はよく思っていました。
お姉ちゃんの妹やめたい………。
………大根は無事おいしくできたのだった……。
圧力なべって本当に便利ですよね。
私はめちゃくちゃお世話になってます。
一番好きなのは、たまねぎスープです。
ほっといて出来る料理NO、1だと密かに思っています(笑)




