表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
7/12

第七話 次なる目標を見つけちゃった件

整える回です。



ダンジョンから出ると、外はまだ昼だった。

巨大な扉の前には、相変わらずギルドの職員が立っている。


「透、換金しに行くか」

「さすが!話がわかるねぇ」


俺は数時間でどっと疲れたというのに、透だけはまだ元気だった。さすが自称伝説の男である。


「浩介どれくらいステータス上がった?」

ニヤニヤしながらお決まりの質問がきた。

「ステータスオープン」…………ピロン


気のせいか、いつもより表示が一拍遅い。

……まぁ、気にするほどでもないか。


レベル4

体力13

攻撃13

防御13

魔力13

スキル-------


ほぼ変わらないステータスだ。

「おっ?」

透がのぞいてくる

「いいね、いいねぇー!」

「レベル2あがってるぜ!」


「ステータスオープン」


レベル4

体力 36

攻撃 40

防御 32

魔力 26

スキル バリアブルアタック 身体強化


「使った能力ほど伸びやすいのか?」

「程よく上がってるな。」


ステータスを確認してギルドへ向かう


◇◇

ギルドに到着する。


ギルド内は木目調を基調とした広い空間だった。

冒険者たちの笑い声。

魔石を査定する音。

職員が番号を呼ぶ声。

鉄と革の匂いが鼻をくすぐる。

活気に満ちている。


「明日の夕方から新人冒険者向け説明会があります。」

「ギルド集会への参加をお願いします。」


ギルド集会の勧誘もちらほら聞こえる。


俺たちは、すぐに窓口に向かう。


初日に冒険者が殺到したためか、前に来た時より窓口が増えていた。


「さすがの対応力だな」

「いっくぞぉ!!!浩介ぇ!」


透は、ギルド到着ともに空いている窓口に走って行く。


「ゴブリンの魔石、それとスライムの魔石っと。」


「これも出しておくか」


念の為取っておいた青色の鉱石もテーブルに置く


「仕事できるぅ!」


「だろ」


透は満面の笑みを浮かべる。


「合計で4万八千円です」


「おっいいねぇ」


「お前さ、金入った瞬間に全部使う気だろ。」


「ギクッ」


「それ普通、口では、言わないんだよ…。」



1人2万4千…。まぁ、悪くない。


ダンジョン開放とともにこぞって冒険者が向かったそうで相場は、当初より下がっているらしい。


薬草採取は、意外と少なく、そちらの方が今は稼げるらしい。


「浩介!ギルドショップも見ていこーぜ!」

「そうだな」


盾や防具、剣、ナイフ、弓。

それだけではなく、ポーションや解毒薬、ロープ、ランタン、保存食――そして、前回忘れた松明まで置いてある。



モンスターを倒す上で銃火器なんかあると楽ちんだなとは思ったもののどうやらお国の方針は、かわってないらしい。


「おおおおお!」

「前回よりも品揃えがいい!」


品揃えの移り変わりの速さに透は、感動していた。


「天宮ギルドさすがの対応力だな」


地球覚醒前にすでに鍛冶屋をお抱えにしているおかげか対応力が早い。


気になるのは、金額だ。


「安そうなのだと…。」

8000円…。


「たっかぁ!!!!」


流石の透も青ざめた。


「……俺の二万四千円が、剣一本で消えるんだけど?」

「夢ってたけぇーな…。」


みんなこぞって購入してるおかげで需要が上がっているんだろう。


透は、とぼとぼとショップと逆の方向に向かっている。


「まぁ、こんなもんだって」

「そうだよなぁ、そうだよなぁ」


少し悲しそうな顔をしながら、歩いていく。


「そうだ、透」

「改まってどうした?」


まだ悲しそうな顔だ。


「パーティ募集みにいくか?」


透の目は、わかりやすいぐらい輝きはじめた。


「おっし!!行こうぜ!!!」


◇◇


パーティ募集掲示板の前


『Cランク回復職募集』『タンク募集』

『Bランク前提募集』『Fランクエンジョイ募集』


『Aランク探索隊募集』

初心者歓迎!

報酬50万円

死亡率48%


『行方不明者救助』

至急

報酬30万


目に止まる募集が何個かある。


「うーーーーん」


透は、唸る。


お眼鏡に叶う募集はなかったようだ。


「まぁ、当分は、2人でもいいんじゃないか?」


「たしかになぁ」


俺たちは、ギルドを後にした。


◇◇


帰宅途中、俺はスマートフォンを確認し

今日のデイリーをこなしていく。


「なぁ、浩介」

「魔導書ってしってるか?」


ん?魔導書…?

「いや、しらんな。魔法でも使えるのか?」


「ご明察」

「どうやら、相性がいいと魔法が覚えれるらしいぜ」


「おいおい、まじかよ…。」


万年ステータス最低の俺からしたら天使の囁きでしかない。


「でも、お高いんでしょ?」


「そう、でもダンジョンで落ちるらしいんだ」

にやにやしながら透は、答える。


「明日、もう一回潜るぞ。」


「……魔導書、欲しくね?」




「もちろん」


俺と透はニヤッと笑った。



さぁ、次なるダンジョンへ向けて!!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ