【カレーの匂いと星の距離】姑息で陰湿でハレンティーな男にのしかかる『適性』とは……!?
前回のあらすじ:地球にやってきた真の意味――『国王選抜大会』や『魔魔』について、ついにパジュへ問い詰める覚悟を決めたラジ。
だがその覚悟も束の間、モモック星からの客人・ギルルガとパジュが交わす言葉の端々に、得体の知れない不穏な気配を感じ取る。
「ことを、進めるとき」
意味深な呟きと共に向けられたパジュの視線。そして、いずれやって来るという謎の委員会の者たち。
理解の及ばない会話を前にして、ラジの心に微かな波紋が広がっていく。
確実に動き出した運命の歯車と、それを前に交錯するそれぞれの思惑。
笑顔の絶えない黒瀬家の日常の裏で、一体何が始まろうとしているのか。
波乱の第23話、開幕です!
「いやぁ~、みんなで食べる二日目のカレーは最高だね!」
テレビのワイドショーと、窓の外から響く子どもたちの元気な声。それらをBGMにした食卓には、午前の診察を終えた修二の朗らかな笑顔がふんわりとのどかに咲いている。
そこに集う面々はといえば、ご飯が炊けるまでの間にシャワーを浴びたり、部屋着に着替えたりとすっかり身支度を整え直し、お決まりの席へと腰を下ろしていた。
「そうだ、ギルルガ君! 初めてのカレーはどうかな? お口に合うと良いけど」
「はいっ! 自分はこのカレーってやつ、大好きです! ドッロドロのべっちゃべちゃで、変な味がして、最高に美味しいっす!」
「ハハハ、それは良かった。やっぱりカレーは二日目に限るからね」
いつもの定位置であるラジの左隣を客人のギルルガへと明け渡し、お誕生日席に腰を下ろしている修二。口の周りはおろか、顔の下半分までカレーで大惨事にしている珍客の豪快な食べっぷりを、彼は相変わらず仏のような微笑みで嬉しそうに眺めていた。
当のギルルガは、初対面の作り手に対して『絶対に言ってはいけないワード』を無邪気に連発しながらも、地球での記念すべき初食事に目を輝かせ、凄まじい勢いで皿の中身を平らげていく。
「……おい、親父」
異次元の波長で通じ合う二人のやり取りを無言で観察していたラジは、まずは修二を、次いで隣のギルルガを横目で見やる。
どう見ても初対面とは思えないその異様な空気感を前に、この謎の男を家に招き入れた張本人であろう修二へ、「さっさと説明しろよ」と言わんばかりの冷ややかな視線を突き刺した。
「ん~? ラジボーイには、人参が大きすぎたかな? でも、二日目だよ? 二日目なら大丈夫でしょ?」
「……今あんたの二日目信仰は、どうでもいいんだよ。あと人をアメリカンキッズみたいに呼ぶんじゃねぇ」
小さくため息をつくと、ラジはいつもの無機質な顔で修二を呆れ交じりに睨みつけた。
「あぁ、ギルルガ君ね! そうそう、これがまた偶然なんだけど! 朝、診察室に行ったら彼が掃除してくれててさ。聞いたらモモック星から来たって言うから、こりゃありがたいなってことで、今日はそのまま助手としてサポートしてもらってたんだ、ハハハ」
そう朗らかに笑うと、そのどこまでも爽やかな笑顔を問題の隣の男へと向けた。
「ところで、君は一体何者なんだい?」
「…………」
——『なんだい?』じゃねぇんだわ?!!
何ぬるっと不法侵入からの不法お掃除されちゃってんだよ!!!!
偶然どころか圧倒的必然、ゴッリゴリに目的を持って潜伏されてんだぞ!?
どこの馬の骨とも知れねぇニューフェイス宇宙人に、ちゃっかり家業の片棒担がせてんじゃねぇよ!!!
労働基準法初の『宇宙人アーススペクタクル不法雇用』で捕まっちまうだろうが、ボケェ!!!
「へへっ、いやはや、紹介が遅れたっす! 自分はモモック星から来た龍人族のギルルガと申します。普段はナルシネス様の部屋付きの使用人をしてるっす!」
向かいのナルシネスからスッと差し出されたティッシュで口元を拭きながら、ギルルガは人懐っこい笑顔とあっけらかんとした声でそう名乗った。
「…………りゅう……じんぞく?」
家庭的なカレーの香りが漂う平和な食卓には、あまりにも似つかわしくないファンタジーオーラ全開の単語。ラジは切れ長の目をスッと細め、眉間に警戒の皺を深く刻み込んだ。
そんな彼の放つ無言の圧力を察してか、ミルクはコホンと一つ小さな咳払いを挟むと、異様に説得力のある渋い声で言葉を紡ぎ出した。
「遡るは遥か昔のこと。反乱の地であったモモック星を束ね、統治の礎を築き上げた初代国王陛下……その偉大なる王の『魔魔』として仕え続けた者こそが、他ならぬ龍人族でございます」
「…………」
「わぁ! 凄いねぇ~。じゃあ、ギルルガ君は国王の魔魔さんなのかな?」
ミルクから発せられる異様な言葉の数々を、己の中でどうにか咀嚼しようと険しい表情で押し黙るラジ。それとは対照的に、モモック耐性レベル一万にして別名『マンモス心臓』を持つ男、修二はといえば、何故か愉快そうにうんうんと相づちを打っていた。
「いえいえいえ!! そんなそんな! 自分が国王陛下の魔魔だなんて、滅相もないっす!!」
よほど恐れ多いことなのか、ギルルガはいつもの無邪気な笑顔を引きつらせると、大きな両手と小さな頭をブンブンと振って全力で否定にかかった。その慌てふためく様を横目に、ミルクはさらに言葉を続ける。
「初代国王陛下と結ばれた尊き縁を重んじ、現在では国王一族をお傍で支える使用人――『側待』として、数千年の時を超えた今なお、同じ王宮内にて共に暮らしております」
「へぇ~! じゃあ、パジュちゃん達のお家には、ギルルガ君みたいな龍人族メイドさんがいっぱいいるんだね~! そりゃあ、お掃除もプロ級なはずだ~、ハハハ」
もはや、こいつこそ人類の脅威なのではないか。そう錯覚してしまうほど、柔軟という言葉すら超越したスライム級のぶっよぶよ包容力を発揮し、修二はさっそく龍人族という単語をも使いこなしている。
どうやらギルルガが王宮の専属使用人であるという事実と、午前中に見せた助手としての手際の良さが見事に結びついたらしい。弾んだ笑顔でポンッと手を叩くと、何故か我が事のように嬉しそうに、先ほどの働きぶりを語りだすではないか。
「今日なんだけどさ、あの暴れん坊で有名なレトリバーのタケシ君が来たんだけどね! いやぁ、ギルルガ君のあの手さばきには、僕も感嘆しちゃったよ~」
「いえいえ! あれはパパン殿あってのことっすよ~!!」
二人のやりとりに同じく助手としてのアルバイト経験を持つナルシネスも共鳴したらしい。
「おお、タケシーヌ!! この私、ナルシネスの麗しき髪を引きちぎることに命を懸けていた、あのやんちゃドッグことタケシーヌだな☆」
やがて彼を含めた修二、ギルルガの三人は、『獣医と宇宙人アルバイト』というこれまた異次元のネジぶっ飛びハーモニーを奏でながら、和気あいあいと団らんの輪を広げていく。
「…………」
……反乱の地に、王宮。
しまいには、タケシーヌ……じゃなくて、国王陛下、か。
温かい笑い声が食卓を包み込む中、ラジの脳内はしんと深い静寂に沈んでいた。
……龍人だの魔魔だの、よく考えてみりゃ、随分とリアリティのないファンタジー物語だよな。
当たり前に接してっけど、ナルシネスだって、ミルクさんだって……あのパジュだって、モモック星からやってきた宇宙人、モモック星人なわけだし。
ギルルガの素性から唐突に紐解かれた、星の未知なる背景。おとぎ話のように突飛でありながら、確かな実感を伴う目の前の光景と、重厚な言葉の数々。それらはラジの脳内を足早に駆け巡り――やがてその心臓へと、じわりと嫌に絡みついていく。
……そう、だよな。
あいつらは正真正銘の王族で、パジュだって、確か第四王女だとか何とか言ってたし。
故郷の国――いや、星があるってことは当然、いつか帰るべき場所もあるわけで……。
よくよく考えりゃ、ごく当たり前の理屈だよな。
今までそこに思い至らなかったのは、いや、触れる必要すらなかったのは、彼女たちと過ごす日々が、あまりにも当たり前の日常として溶け込んでいたからに他ならない。
ラジの心に渦巻くなんとも言えない靄の向こうでは、パジュが自星の歴史などどこ吹く風といった様子で、いつもの飄々とした真顔でカレーをパクパクと頬張っている。そのどうしようもない落差が、彼女らは『別の星から来た宇宙人』なのだという揺るぎない事実を、改めてまざまざと突きつけていた。
――トンットン。
「……ラジィ」
少し甘えたような、パジュの小さな声。そして、丸っこく細い右手の人差し指でテーブルをこづく柔らかい音が、強張っていた肩の力をやんわりと抜き、彼の意識と視線をそっと現実へと連れ戻す。
「わー達の星、とってもきれい。ラジ、きっと、すきになる」
「……見れたら、な」
「だいじょび。近い。ここから、カプセル乗って、五分で、とうちゃく」
左手の指をパッと五本いっぱいに開いて、ラジへとグッとかざすパジュ。それが彼の眉間に刻まれた皺を察しての言葉なのか、はたまた星の歴史から派生した無邪気な紹介にすぎないのか。
彼女の意図を測りかねたまま、その指の隙間から二人の瞳がお互いを深く捉えた――その瞬間。
まるで真空に引きずり込まれたかのように、世界の雑音が消え去った。優しくもどこかひんやりとした無機質な密室に、ただ二人きりで閉じ込められたような圧倒的な錯覚が、ラジの全身を呑み込んだ。
「……パジュ。行けないから、俺はそんな遠いとこ」
二人だけのその空間に、いつもより柔らかく、けれどどこか遠い声がぽつりと落ちる。
「ギルルガとの会話で何となく察した。多分だけど、なんか急を要する状況……なんだろ?」
「…………」
肯定も否定もしない、パジュの強い眼差し。彼女はその真顔を一切崩すことなく、ただジッと、射抜くような静けさでラジの瞳を真っ直ぐに見つめ返している。
「言ってた国王選抜大会とか、魔魔の契約とかさ。……俺、なる気ないっつか、なれないから。最初にも断ったけど、まだ期待してんなら、ちゃんと言っとかねぇとって……」
「わーは、国王になる。なれる。だから、どうしても、ラジが必要」
相変わらず真意の読めない佇まいと、迷いのない言葉。その強さに抗うように、彼は左下へと逸れていた視線を再びパジュへと引き戻す。
「……あのなぁ、だったらちゃんと、説明しろよ。ギルルガとの話、容体とか王座を狙う者とか。断るにしたって、申し込むんなら聞く権利くらいあ――」
「話す」
わずかな感情の揺れを示すように、テーブルへグッと右腕を突いて前のめりになるラジ。しかし、それを制止するようなパジュの短くも重い意思が、彼の言葉尻へとドンッと降ってくる。
「ラジの、適性検査。終わったら、わーも話す」
「…………」
何のだよ、という言葉が喉まで出かかって、すんでのところで口を閉じた。聞かずとも、脳裏に浮かんだ使い魔『魔魔』という単語が、彼にそれを飲み込ませたのだろう。
「おいっ! そこの干からびモッツァレラ・練り消しワサビ男よ!」
突如としてブブゼラのように爆音で鼓膜を突き刺す、甘くも毒々しい奇声。パジュとラジ、二人の交差する視線を根元からごっそりと削ぎ落とすように、ナルシネスがその場で勢いよく立ち上がっているではないか。
「この私をアルバイトゥーの話で夢中にさせ、その隙に麗しのマイ・マカロン・プリティー・キューティー・プリンセス・パジュのラブリー・ハートフル・フォーエバー・エンジョイ・ジュエリー瞳を見つめるとは!!!! なんという姑息で陰湿でハレンティーな男なのだ!!」
その端正な顔を大げさな怒りに歪ませ、まるで憎っくき相手をついに追い詰めたサスペンス映画のクライマックスさながらに、ラジをビシッと指さす。
「…………はぁ? あんたが勝手にノリノリで話し始めたんだ——」
「シャラップ&ノッティング!!!! 貴様のようなハレンティー……いや、ハレンティストは、直ちにドブ川市立・不適切ゲス高校へと転入したまえ!!!!!! 稟議書のプロたるこの教頭が! 今こそその職権を、正々堂々と乱の用させていただこうじゃないか!!!!」
「…………」
……うるせぇし、長げぇし、ずっとうるせぇんだよ!!!!
なにがハレンティストだ!! 勝手に人をハレンティーから昇進させてんじゃねぇぞ?!!
あと何だ、その臭そうな立地わるわる高校はよぉ!!?
あなた様こそ、いっそタケシーヌに髪の毛ごっそり持っていかれて出家するか、その腐りきった脳みそを『聖オクサレーヌ・イッショウ・フクツウ大学院』で更生されてきたらいかがでしょうか、あぁん?!?!
(つかどうでもいいけど……毎回どんだけ稟議書の作成押し付けられてんだよ。宇宙人のくせに、無駄にジャパニーズ・オフィススキル極めてんじゃねぇよ)
「ラジ殿! ナルシネス様が申し訳ございません」
般若顔どころか、危うくどす黒ファイヤーオーラに包み込まれかけていたラジを、左横から届いたギルルガの軽やかながらも宥めるような声がどうにか引き留める。
「これも全ては、パジュ様に対する愛ゆえの行動っす! ナルシネス様の兄としての責任感と、ヘドロのように煮詰まり切ったゴミ熱意が、少々無礼な言動として表に出てしまっただけでございます。どうかお許しください」
いつもの愛らしい微笑みを、ほんの少し申し訳なさそうに歪めると、ペコッと小さく頭を下げた。
「……あ、いや、うん」
主への特大暴言をナチュラルに散りばめてみせた使用人と、それを真正面から浴びせられたはずのナルシネス。主従関係の崩壊の危機に、ラジは思わず被害者である男の顔をチラッと窺った——が、奴の怒りの矛先は微塵もブレていない。相変わらずこちらだけを親の仇のように、ジッと睨みつけているではないか。
ラジは、そっと静かにギルルガへと視線を戻す。
「…………あの、一応の確認なんすけど。ナルシネスの使用人って認識で……合ってますかね?」
「はい、もちろんっすよ! いやぁ~、自分なんかが、あの尊敬するナルシネス様の部屋付きの使用人だなんて……もう天国通り過ぎて地獄中のギロチンチン地獄っす!!!!!」
「……あぁ、えっと、そこは通り過ぎねぇ方がいいと思います。あと、日本語において『チ』と『ン』の連続は色々と大事件が起きかねないんで、発音にはくれぐれも気をつけてください」
崇拝のあまりに侮辱するという、ギルルガの屈折した謎の性癖が明かされた今。一気に押し寄せてきた凄まじい疲労を、深いため息とともに吐き出す。
いつもの無機質な顔を取り戻したのも束の間。不意に腹から鳴り響いた低音によって、自分が朝から何も口にしていない空腹状態であることに気付かされた。
「ほら、ラジ! そんなに人参が嫌なら残してもいいから、冷める前に早く食べるよ」
人参に対する根本的な勘違いはさておき。珍しく父親らしさを滲ませた修二の穏やかな言葉に促され、とっくに湯気の消えかかったカレーを淡々と口へ運んでいく。
「…………」
……適性検査、か。
要するに、俺があいつの『魔魔』として相応しいかどうか、確認するってことだよな……。
――いや、適性もなにも、たかが普通の人間に何を期待するんだって話だろ、そもそも。
相手が人間である以上、視力だの、腕力だの、足の速さだの……そういう物理的なスペックを求めるわけじゃねぇだろうし。
……あいつが頑なに俺にこだわるからには、何かそれなりの根拠があるんだろうけど。
「はい、ギルルガ君。いやぁ~、良い食べっぷりで、こっちまで嬉しくなるよ~」
「へへっす!」
思考と連動するように、ぽつり、ぽつりと口を動かすラジとは対照的に。左隣では、本日六杯目となる山盛りカレーを修二から受け取ったギルルガが、頬をプクプクに膨らませ、実に美味しそうにモグモグと頬張っていた。
その見事な食べっぷりに、ラジの視線は自然と彼の手元へと引っ張られていく。
フライパンのように巨大な手と、そこに握られてやけに小さく見えるスプーン。次々とカレーを迎え入れるべく豪快に開かれた口からは、鋭く尖った白い歯と真っ赤で長い舌が覗いている。
薄い鱗模様が浮かぶ隆々とした二の腕に、分厚く鍛え抜かれた胸板。それらすべてが、『適性』という枠組みの絶対さを物語っているのは言うまでもなかった。
「…………」
…………何を見るとか、見ないとか。
なるとか、なれないとか、そんな甘い次元の話じゃなくて。
パジュに譲れねぇ目標があんなら、なおさら絶対に『それなりの相手』と組むべきだ。
どう考えても、な。
「ラジ。ご飯たべたら、はじめる」
皿に落としていた視線の先へ、パジュの平坦な言葉が不意に着地する。
「……ん」
彼は視線を動かすことなく、ただ短くそれだけを答えた。理性と感情——そんな単語ではうまく消化しきれない何かが渦巻く中、相変わらずの無機質な顔で、カチャカチャとカレーを口へと運んでいく。
パジュもまた、そんなラジを一瞬だけジッと捉えたが、すぐに彼と同じ温度の顔へと戻り、淡々と食事を続けた。
時刻は、午後三時半。遅めの昼食も終盤を迎え、すでに団らんに花を咲かせる者、マイペースに食事を続ける者、そろそろ片付けに取り掛かる者たちが、穏やかな日常の風景を描き出していく。
その永遠にも見える『今』の裏側で、それぞれが声なき想いを張り巡らせ、密かに、そして複雑に交差させていたことなど――もちろん誰も知る由はなかった。
魔魔の契約、そしてギルルガとパジュの会話。避けられない未来に向き合うその時が、スプーンの動きと呼応するように、彼らの背後へと刻一刻と忍び寄っていた。
(第24話に続く)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
パジュの口から飛び出した『適性検査』とは、一体どんなものなのでしょうか。
そして今回は珍しく、ラジがパジュに対して「怒り」以外の感情をほんの少しだけ覗かせていましたね。
ちなみに、ギルルガは地球の年齢感覚で言うと、ナルシネスの1歳下、パジュの10歳上にあたるそうです。
(モモック星の単位でいうところの、156ウィル・スミスですね 笑)
幼いころから王宮内でナルシネスの使用人として働いているギルルガですが、実は主人のスリーサイズからほくろの数まで把握している、火力強めの『ナルシネスオタク』だという噂も。
崇拝するあまり掃除にも熱が入りすぎ、あの極太ポニーテールで壁や物を破壊するのは日常茶飯事だとか。
ひどい時には、寝ているナルシネスのベッドの脚をポニーテールで『だるま落とし』のようにぶっ飛ばしてしまい、穏やかな寝顔のナルシネスがそのままスッと床へスライドしてくる……なんてこともしばしばあるそうです(笑)
【読者の皆様へ! ラジから切実なお願いです】
「家のタケシーヌがすみませんでした」
「従兄弟の出身校が、たしかドブ川市立・不適切ゲス高校だった気がします」
「俺もこのまえ『チ』と『ン』の連続の言い間違いで大事件起こした」
……と、少しでもクスッとしていただけたそこのあなた!
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ブックマークへの登録や、毎話の「いいね」も、作者とラジの生きる希望になります!
次回、ついに幕を開ける『魔魔の適性検査』!
正真正銘のただの一般人に、果たして使い魔としての適性など存在するのか!? そして、彼を待ち受ける未知のテスト内容とは……!
試練を乗り越え、無事に合格した暁には――ついにパジュとの“契約”が待っている……!?
否応なしに加速していく非日常の中、ラジとパジュの運命やいかに!
波乱必至の第24話、どうぞお楽しみに!
※次回は【木曜日の18時】に更新予定です!
(執筆の進捗によっては、その次の月曜日にズレ込む場合がございます……!)




