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『しーちゃんと記憶の図書館』第4話

海へ向かう道



朝の図書館に、

少年がリュックを背負ってやってきた。


中には、海辺の少女の絵と、古びた封筒。

そして小さなお菓子の包み。



「お昼に食べようと思って!」



しーちゃんも、肩掛けカバンに水筒とノートを入れた。


二人は図書館の前で、自転車にまたがる。

少年は前かご、しーちゃんは後ろの荷台に荷物を積んだ。



風を切って走る道は、

だんだんと潮の香りを帯びていく。


道端にはハマナスの花が咲き、

空はどこまでも広がっていた。



途中、小さな商店に立ち寄ると、

店先のおばあさんが笑顔で言った。


「海へ行くのかい? 今日は波が穏やかだよ」



さらに進むと、

遠くに青い海が見えてきた。


少年は思わずペダルを止め、

その光景をしばらく見つめた。


「…この景色、絵の中と同じだ」



しーちゃんは微笑み、

「さあ、この先で物語の続きを見つけましょう」

と静かに言った。



二人は再び自転車をこぎ、

海の町へとゆっくり近づいていった。


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