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極大魔力の初級魔法  作者: 明日葉 晴
第5章 過去との決別。今との対決。未来への餞別
82/263

第82話

こんにちは!

明日葉晴です!


今日はちょっと短めです!

前回は小難しい感じになったので息抜きっぽくなってます。

それでは本編をどうぞ!

 前回のあらすじ

 気持ちを新たに授業に向かうソラ。まず始めに行ったことが級友への謝罪であった。そして快く受け入れられたのち、授業を受けると新たな可能性を見つけるのであった。


 =


 授業が終わって昼休み。マシル先生に質問に行きたいけど、その前に約束してあることがあるからアタシはハクアと一緒に寮の食堂に戻った。


「お疲れ様です。ソラさん、ハクアさん」

「おつー。シンは早かったんだね」

「ええ。僕の方は実技で、軽く戦い方を見られただけですから」

「へぇ。アタシ達は座学だったよ。思ったより面白かった」

「それは良かったですね」


 そう言ってシンは微笑んだ。思ったより収穫もあったし、やっぱりこの学園に来て良かったと思える。そんな事を話していると入り口からトレイズとシャニーさんが来た。


「おすおす!待たせたか?」

「どもです!お誘いありがとです!」

「僕も今来たことですよ」


 二人は元気よく挨拶してきて、シンがテンプレみたいな挨拶を返した。相手が男子でもお構いなしか。流石かよ。


「ハクアんも、どもです!」

「シャニー、こんにちはでありんす」

「えっと…それと…」

「あー…うん…」


 シャニーさんはハクアに挨拶をした後、アタシの方を気まずそうに見てきた。苦手意識を持たれたみたいだ。そりゃ昨日散々冷たい態度取ったから、当たり前って言ったら当たり前だろう。


「その…昨日はごめん。簡単に許せないとは思うけど…その…アタシもシャニーさんと仲良く…」

「いいです!仲良くするですっ!」

「ふぇっ!?」


 アタシが言い切る前に、シャニーさんはアタシの手を両手で取って接近してきた。近い。思わずアホみたいな声を出してしまった。


「だからわたしのことはシャニーでいいです!」

「あ…うん!よろしくね!シャニー!」

「はいです!ソラりん!」

「は!?えっ!?ソラ…りん?」

「はいです!」


 屈託のない笑顔で押し切ってきた。ダメじゃないけど、なんて言うか恥ずかしい。


「まぁ…うん。よろしくね」

「よろしくです!」


 なんかまぁいいかって思えるからすごい。ある意味天性だ。


「んじゃ!和解もしたみたいだし、飯食おうぜ!」


 トレイズの宣言を合図に、アタシ達は揃って食堂に向かうのだった。


 =


 食後。まだ次の授業までに時間があると言うことで、アタシ達はとりあえず食堂で時間をつぶすことにした。


「なぁなぁ、次って共通学科だったよな?てことはまた模擬戦か?」

「トレトレ違うです。話聞いてなかったです?」


 おぉ…トレイズはトレトレなんだ…


「共通ってのは聞いてた!」

「トレトレは人の話を聞いた方がいいと思うです…」

「わっちもそう思うでありんす」

「右に同じだね」

「以下同文と言うことでお願いします」

「全員から呆れられた!?」


 これに関してはしょうがないと思うけど…てかボケなのトレイズだけだし…シャニーは天然だけど、ハクアはツッコミだし、シンは…最近意外に腹黒だよなぁ…


「次はハウンドに関しての基礎的な講習ですよ。仕組みとか役割、そう言った解説だと言っていました」

「シーくんの言う通りです。わたし達の講師の人もそう言ってたです」


 アタシがぼんやりとこのメンバーの立ち位置を考えていると、シンとシャニーがトレイズに補足した。てかシンにもあだ名か。シーくんって可愛いかよ。


「まじかー…聞いてなかった。てかめんどそうだな…」

「これから依頼を受けて行くんですから、大事なことだと思いますよ」

「えー…そういうめんどいのはシンに任せるわー…」

「さらっと僕に擦り付けようとしないで下さいよ…いつかは自分でもやらなきゃいけないんですよ?」

「えぇっ!?俺と一生組んでくれるんじゃないのか!?」

「お断りします」

「即答っ!?そんな笑顔でっ!?」


 流れでシンに寄生しようとしたトレイズを、シンは見事な笑顔で即断った。一連の流れに無駄がない。最早コントみたいだ。


「ソラりん、ソラりん。シーくんとトレトレは仲が良いんです?悪いんです?」

「んー…多分?シンがあんな態度取るの、今のところトレイズだけだし」

「ほへぇ…男の子ってよくわかんないです」

「同感」


 シャニーがこっそり聞いてきたことに対してアタシが思ってることを話すと、シャニーは不思議そうに二人を見つめた。アタシもそれには心の底から同感だ。男子ってわからん。


「ハクアんはどれだけ男の子のこと知ってるです?」

「えぇっ!?」


 シャニーは流れで聞いただけなんだろうけど、ハクアは驚いた声を出した。まぁわかる。その言い方はある種の誤解を招くと思う。それとわかってたけどハクアもそういう呼び方なんだ。挨拶したときのはどうやら聞き間違いとかではなかったみたいだ。


「どうしてわっちが男の人のことをわかってると思ったでありんす…?」

「だってハクアん、とっても魅力的です!だから男の子がほっとかないと思ったです!」


 訂正。そういう意味で言ってた。この子なかなか強者だな。純粋に言ってるから余計に掴み辛いし、読めない。あと何気に周囲の人が聞き耳を立ててる気配がする。


「えっ…!?あっ…!?その…わっちもわかんないでありんす…あんまり人と関わって来なかったでありんすから…」

「そうです?意外です」

「はうぅ…」


 シャニーの無邪気な言葉がハクアを撃沈させた。ハクアは顔を真っ赤にして机に伏せてしまった。ついでに周りが若干色めき立った気がする。ハクアは絶対に渡さんからな。


「まじで?ハクアそんな可愛いのに!?」

「トレイズも例外じゃないからね?」

「いきなり何の話!?」


 何気に話を聞いてきたトレイズが食いついてきたから、アタシが釘を刺すとトレイズは不満そうにしてきた。不満にされてもハクアは譲らないから。


「ハクアはアタシの嫁にするから」

「ソラもなに言ってるでありんすか…」

「くっ…だが俺は諦めないからな!」

「これはとんだ強敵ですね…」

「わぁっ!ハクアんを巡っての激戦です!」


 まぁ嫁にするは冗談だけど、まさかシンまで乗ってくるとは思わなかった…多分冗談なんだろうけど結構真剣な顔だ。まさか本気でハクア狙ってたのかな…?トレイズは割と本気だろうけど。


 そんな感じで休憩時間をワイワイしながら、次の授業開始までにぎやかに交流したのだった。

第82話を読んで頂き、ありがとうございます!


ソラちゃんとシャニーちゃんの和解の回ってことでした!

まぁするまでもなかったと言うかなんというか…

さておき。

私としてはシャニーちゃんの無邪気責めがちょっとはまりそうなので、これからもどんどん行きたいですね!

あとはトレイズ君の圧倒的弄り易さが好きです。

それでは今回はここまで!


ブクマして頂いてる皆さん!

そうでない皆さん!

いつも読んで頂きありがとうございます!

次回もお付き合い頂ければ幸いです!

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