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極大魔力の初級魔法  作者: 明日葉 晴
第4章 再会。思いの違い。ぶつかる意思
55/263

第55話

こんにちはぁ!!

明日葉晴ですっ!!


一っ周っ年っ!!

はっやっ!!

早くないですか!?

コツコツ一週間ずつ投稿して早一年です!

興奮し過ぎて口からなんか出そうですよ!?

えっと…記念すべき一年ですし、なんかしたいなぁって思ったんですけど…

現状、話は中途半端なとこですし、話数も微妙なとこですからねぇ…

というわけで!私!頑張ります!

具体的には後書きでっ!!


それではっ!本編をどうぞ!

前回のあらすじ

最終試験に臨むソラ。副学園長のエリステラに剣術を畳みかけるがすべて防がれてしまう。しかし、ただ一撃だけ、エリステラの本気を垣間見ることに成功した。それによりソラは試験自体の合格を言い渡されるが、ソラは決着がつくまで戦闘を続けることを望むのだった。


============


改めて向き合うアタシと副学園長の間に、緊張感が漂った。


「“マテリアクランス”」


副学園長が魔法を唱えた。アタシの知らない魔法だ。


「その魔法は…?」

「これかい?これは物を強化する無属性の魔法だよ。この木の画板と筆に掛けていたものが解けたのでね」

「なるほど…だからそれで剣と渡り合っていたんですね」

「そういうことだよ。さぁ。かかっておいで」

「では…いきますっ!!」


アタシは踏み込み正面から突っ込む。


「“アース”!」


だけどただ突っ込むのではなく、今度は土の魔法で地面を高く盛り上げ踏み台にして、地面と水平に跳ぶ。さらなる急な加速だったのにもかかわらず、すれ違いざまに斬りつけたものは防がれた。


「“アース”!」


だけどアタシは気にせずに、副学園長を通り過ぎた先に再び踏み台を作って反転。もう一度すれ違いざまに斬りかかる。背後からの攻撃にも関わらず難なく防がれた。


「“アース”!」


今度はすぐに反転はしないで別方向に跳び、足場を作ってから副学園長に斬りかかる。この攻撃方法を繰り返した。やってることは風の魔法での動きを土の魔法での足場に変えただけ。これだと横方向の動きしか出来ないし、速度もアタシの身体能力分しか出ないから、正直風の魔法の劣化版でしかない。


けど…今の狙いは別…!


徐々に副学園長を囲むように壁ができる。そして完全に副学園長を閉じ込めるように壁が出来上がった時、アタシは高く跳んだ。


「“ウォーター”!!」

「へぇ…」


上から大量の水を囲いの中に流し込んだ。巨大なプールが瞬く間に出来上がる。


水から上がってきた所を叩く…!


プールの縁に降りたアタシは、上がってきた副学園長に攻撃を仕掛けるために水面を見つめる。だけどその目論見は外れることになった。


ザバァァ…!!


「何!?」


音の方向を見ると、囲いに穴が開いて水が流れ出ていた。その穴から副学園長は優雅に歩いて水と一緒に出てきてた。


なんの音もしなかった…?しかもかなりの水流なのに歩いてる…?


「いや。なかなか面白かったよ。初級でこんな壁をで作り上げるのも、水を大量に流し込むのも。さっきから魔法を連発しているのも考えて、魔力の量が尋常じゃないね」


涼しげな顔で感想を言ってくる副学園長に水滴一つ付いていなかった。何が起きているかさっぱりわからない。


「いったい…何をしたんですか…?」

「なに…とは?」

「なんで穴が開いてるのかと、なんで濡れてないのかですかね」

「なるほど。楽しませてもらったお礼に教えてあげよう。君が水を注いだ直後に無属性の魔法“、プロテクション”で防御。陽属性の魔法、“カルレイ”で穴を空けたということだよ」


陽属性…!?


「陽属性…とは…?」

「知らないかい?まぁ、あまり有名どこではないけれど。知りたければ魔法科に入るといい」

「そこまでは教えてくれませんか…」

「ふふふ。学ぶ楽しみは取っておいた方がいいだろう?」

「わかりました…よっ!“ウィンド”!!」


アタシは足場の縁から飛び降りて魔法で加速した。剣を鞘に納めた状態にして、副学園長の頭上目掛けて一直線に跳ぶ。


断空(だんくう)』!!


抜刀術を使って着地の衝撃緩和を兼ねて攻撃。当然のように弾かれたけど、単純な攻撃だったし期待はしていなかった。


「“ファイア”!!」


着地後すかさずに魔法で追撃。副学園長は予想していたようで、火で視界が遮られる寸前に後ろに跳んでいたのが見えた。


断空(だんくう)』!!


火で視界が遮られている今ならと思いさらに追撃。


「っ…!」


さすがに斬撃を飛ばすような、力も技術もいる『断空(だんくう)』の連発はキツイものがあって、掛かった負荷に息が詰まった。


けどっ…!!今が追い込み時っ!!『絶空(ぜっくう)』!!


副学園長が後ろに跳んだ距離も頭に入れつつ、踏み込み技を放った。火を通り抜けた先にはバインダーを上に構えた副学園長がいた。


読まれてたっ…!?


アタシの切り上げた剣と副学園長の振り下ろしたバインダーが交錯する。


キンッ!!


鋼と木の板がぶつかった音とは到底思えない甲高い音が訓練場内に木霊した。


「ようやく止まったね?」

「っ…!!」

「“レイ”」


アタシが副学園長のバインダーを弾くよりも先に、副学園長が魔法を唱えた。アタシの頭上から三本の光が両足下と背後に落ちた。


はぁ…負け…かぁ…


わざと当てなかったことは理解出来た。その上で足掻く程、アタシは往生際が悪いわけじゃない。観念して力を抜いて剣を下ろした。


「参りました」

「いやいや、驚いたよ。剣術も、魔力量も、技術も。何より発想が素晴らしい。あの大仕掛けの水攻めは読めなかった。囲いを作ったのは逃げ場をなくすためだとわかったけれど、まさか水で埋められるとはね」

「褒められても負けは負けです」

「賞賛は素直に受けるといい。負けを認め身を引くのも大事だが、今は何を得るかの方が大事だと私は思う」


何を得るか…かぁ…確かにその通りかな…


「あ…はい。じゃあ一ついいですか?」

「あぁ。いいだろう」

「最後の魔法が陽属性で合ってますか?」

「あぁ。さすがにわかったみたいだね」


やっぱり…でもアレは光だった…光の魔法はすでにあったと思うけど…


魔法の正体はわかったけど、腑に落ちなかった。光と陽の違いに戸惑い、アタシは改めて陽の魔法で焦げた跡を見つめた。


んー…?あ…もしかして…


「熱線…ですか?」

「その通りだよ。光の魔法は熱を持たない。が、火の魔力と合わせることで熱持った光、陽属性となるんだ」

「なるほど…複合属性…」


今のアタシにはできないことだ。魔力を操作して属性を混ぜることで、別の属性が生み出される。マリン司祭と勉強してる時に教わった。今のアタシには魔力が感じられないからできないことだ。大事だから二回言ってみた。


「ふふふ。魔法科に行くまでもなく気付いてしまったね」

「いえ。ほとんど教えてもらったようなものですよ」

「また…まぁいいかな。とりあえず合格だよ。この先に行って待っているんだ」

「わかりました」


アタシは一礼して、訓練場の奥の扉へと足を向けて歩き出したのだった。

第55話を読んで頂き!ありがとうございます!!


試験終了!!

頑張ってみました!!

語彙力が足りないですね!

魔法も剣術も頑張って振舞ってみました!

思ったんですけど、もうちょい尺伸ばして入学だけで第四章でもよかった気がしますね。

まぁそれはさておき!

前書きでも書いた通り一周年なので頑張ります!

具体的にはっ!

12/14までの二週間、毎日更新しますっ!!…します…

出来るでしょうか…

いや頑張りましょう!

そういう訳で、今回はここまで!


ブクマして頂いてる皆さん!

そうでない皆さん!

一年ありがとうございます!

いつも読んで頂きありがとうございます!

お礼は尽きません!!

明日もお付き合い頂ければ幸いです!!

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