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極大魔力の初級魔法  作者: 明日葉 晴
第3章 信じること、他者の事情と理解
33/263

第33話

こんにちは!

明日葉晴です!


今日はちょっと短めになります…

すいません!

最近弛んでますね。

ちょっと不味いです。

心も体も…

7月に入ったので気を引き締めて頑張ろうと思います!


では、本編をどうぞ!

 前回のあらすじ

 魔物の討伐中に別の大型の魔物に襲われたソラとシン。逃げ続けた先に二人で討伐する事を決意する。予想以上の固さに翻弄されるものの、協力し、何とか魔物を討伐することに成功したのだった。


 =============


 アタシとシンは亀の魔物が乗ってる台車を引きながら派遣所にたどり着いた。門の所で一回軽く騒ぎが起きてから、気を効かせてくれた門番の人が、魔物の死骸に布を被せてくれたのはご愛嬌だ。


 それにしても、門番の人がアタシを見てやたらヒソヒソしてたような…?


「こんにちはー」

「お邪魔します」


 不意に思った疑問は置いといて、アタシ達は派遣所の入り口を開けた。


「あっ!お二人とも!無事でしたか!?」


 昼前に受付してくれたお姉さんが声を掛けて手招きしてきた。


「荷物が無いってことは討伐に失敗したんですね?よく諦めて逃げて来てくれました!ご無事で何よりです!それにお二人が向かった森で大型の魔物が出たって話があって、私、気が気でなかったです!それに…」

「ちょ!ちょっと待って下さい!」


 あまりにも早口に捲し立てるお姉さんに、アタシは思わず止めに入った。シンは呆然とした様子だ。


「まず、スマッシュボアは二頭倒しました。それとついでに、話にあったと思われる大型の魔物も」

「はい?」


 アタシが魔物を倒した話をすると、全く信じられないと言う風な顔をするお姉さん。論より証拠。ということでお姉さんを引き連れ、派遣所の前に置いといた魔物の死骸を見せた。


「は…?」


 するとお姉さんは完全にフリーズしてしまった。


「あれ?お姉さん?」

「…………」

「お姉さーん」

「…………」


 完全な沈黙だ。微動だにしなくなってしまった。


 どうしよう…さっきから周りざわついてるし、目立ってるし、早く回収して欲しいんだけど…


「あれ?ソラちゃん?」


 アタシがどうしようかと途方に暮れていると、どこからか聞き覚えのある声が聞こえてきた。


「おー!やっぱりソラちゃんじゃねぇか!元気してっか!?」

「あっ!班長!お久しぶりです!」


 声のする方を見ると、ナノ町の大規模な魔物討伐の時に一緒に戦った班長がいた。


「おう!元気そうでなによりだな。ところで何してんだ?」

「あー…実は…」


 アタシはとりあえず、この町に来た理由は省いて、受付のお姉さんが固まった現状のみ伝えた。


「かー!さすがソラちゃん!やることが違うな!おいっ!起きろ!」

「いった!はっ…!バルモアさん!よく来てくれました!実は大型の魔物が森で出まして!子供が二人森に行ってて!」

「その魔物は討伐されてそこにあるだろ…」

「早くしないと…って、え?」


 お姉さんは班長に叩かれると、さっき見たものを忘れたかのように、班長に大型の魔物が出たことを伝えた。

 それに対して班長が呆れたように魔物の死骸を示すと、再びお姉さんは呆然とした。無限ループだ。


 てか、班長ってバルモアさんって言うんだ…まぁ班長でいいか。


「夢じゃなかった…」

「おう。良かったな。ついでに言えばそれをやったのはソラちゃんだ」

「正確にはアタシとシンですが」

「細かいことはいいんだよ!」

「え?でも…」

「はぁ…」


 未だに現実を受け止めきれないお姉さんに、班長はため息を溢した。


「あのなぁ…お前も聞いただろ?ニィガの戦幼女の話」

「戦幼女…?」


 なにやら不穏な呼び名なんだけど…アタシじゃないよね?


「はい…召集された猛者達を片手でひれ伏させたとか、押し寄せる魔物の大群にたった一人で立ち向かったとか、その魔物達を足留めして退路を開き、目にも止まらぬ早さで全滅させたとか」


 うん…多分違うな。片手でひれ伏せさせてないし、一人で立ち向かってないし、全滅もさせてないし。


「他にも、傷付いた兵達を心身ともに癒し、指揮を取って前線に送ったとか、本当は全ての作戦を立案したとか」


 絶対違う。てか前半と後半で矛盾してるし…


「そう!そして何を隠そうこのソラちゃんがその人だ」

「そんな…!てっきり噂の産物だと…!」


 噂だよ!アタシの話が欠片ほどしか残ってないよ!?この場合、お姉さんの思い込みの方が正しいよ!?


「でもなんでそんな凄い人がこの町に!?」


 説明したよねぇ!?…ダメだ…話が進まない…


「あの…そんなことは今はいいので…とりあえずこれを買い取って貰えませんか?」


 アタシはしょうがないから話を進めた。さっきから若干人だかりが出来てて注目されてる。この分だとさっきの班長とお姉さんの話を聞いて、アタシの事がわかった人達もいそうだから、早くこの場所から離れたい。


「あっ!えっと!はい!大丈夫です!」

「じゃあ早く入りましょう!さぁ!早く!」

「えっ?えっ?はい!」

「はっはっはっ!別に急がなくてもいいだろ」


 班長の言葉を無視してアタシはお姉さんを連れて派遣所の中に入って行ったのだった。

第33話を読んで頂き、ありがとうございます!


私のポリシーとして、一応登場人物には名前を付けてます。

受付のお姉さんも、お姉さんとしか表記してないんですが、名前を付けてあります。

多分付け忘れはないと思うんですけど…こんなこと言ったらフラグですかね?

では今回はここまで


ブックマークして頂いてる皆さん、そうでない皆さん。

いつもありがとうございます!

次回もお付き合い頂ければ幸いです!

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