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Flash back from the another planet 他の星から 中京の物語 青春の馬 革命の丘  作者: 是田好
転

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転⑫

⑫おい 鳳雛 伏龍 隠れていないで いい加減 早く出てきてくれないか 店の隅っこの一隅のソファから 鳳雛と伏龍が それぞれに大皿を手に何とも言えない笑顔を浮かべて起ち上がった 何だ 気がついていたのか オレ達が潜んでいた事に 気がつかんでか アルコール好き タダ飯喰らいの意地汚い お前達の 姿形が見えないなんて 土台有り得ない話だろ 多方 厨房か何処かで つまみ食い 早飯喰らい してるだろうとは思ってた まぁ 何だな 早めに偵察に行こうとして 早く来すぎてな ハチクマの息子達より 先に来てしまったのだが 店を早めに開けてくれて助かった ハチクマの息子達が来ても 挨拶しそびれてな なんせ玄徳もまだ来てないし 来てから現れても いいかな と思ったりして おい 此処のオードブルは結構イケるぜ 大盛りゴージャスでな 知ってたか 知るかよ だが 確かに 蘭世が好きそうなものばかりだな 玄徳もひとつ二つつまんだ でどうする どうするも こうするも またひとつ摘みながら ボーイがサツにマトモに通報するとは思えないからな 自分が コレからサツに出頭するとしよう 蘭世に言わせれば オレが原因 犯人みたいだし ソレにしても ドアーに向かい背中を向けながら 玄徳は呟いた 蘭世のバックにいるオトコは誰なんだ ドアーから消防だろうかサイレンの音が微かに聞こえたと思ったらドアーが閉まった 取り残された 鳳雛伏龍は大皿を手にしたまま 蘭世を取り囲むように 見下ろしていた ランゼ ランゼ ランゼ ランゼ とまぁ 五月蝿いこと煩いこと 一体何回呼ばわってたんだ よっぽど好きだったんだろうよ しかもよ 聞いたか ナニを 玄徳の向こうでの呼び名 フランクだとさ なんちゅー ハイカラなお名前だこと しかし随分とこっ酷くこき下ろされたもんだな まぁ 玄徳にしたら アレくらいで丁度いいクスリになったんじゃないか まあな どう思う 何がだ 蘭世の話さ ひとつひとつは辻褄が合っているように思えた が全部つなぎ合わせると 合っているような合っていないような 突然 鳳雛が大皿をテーブルに乗せると 蘭世の元に屈み込んだ スカートをめくり始め ズロースを下ろそうとし始めた いや いくら好き者でも 死者を相手におっ始めようとは思わん 死姦が趣味な訳無いよな 当たり前 海の向こうでは ヒッピーが流行りだそうだな 何をいきなり ヒッピーて なんでそう呼ばれたか知ってっか そりゃあもう 伏龍も ようやく思い当たったようだった だからか お前も手伝え サツがくる前に サッサッと確かめたい やがてズロースやスカートを元通りに戻した二人は 立ち上がった 思った通り いや思った以上だな あたり一面 爛れたようになっていたな 完全に中毒者のソレだな となると 蘭世の言うことも 当てにならない ここまでとなると バックのオトコも持て余して 放り出したんだろうな 中京進出と称して 其の実 切り捨てたんだろうな そうなると蘭世も哀れなもんだな 

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