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スキル『インターネット』で地球と異世界の知識を統合し、最強の生産職になる  作者: masame
第一章

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依頼

 次の日俺たちは冒険者ギルドの依頼ボードの前にいた。今日はいつもと違い常時依頼ではなく依頼を受けて仕事をするつもりだ。


 「やっぱりFランクになってもなかなかいい依頼は無いな。ヴェルディアスの大量発生ももうすぐ終わるし依頼を受けてランクを早く上げないとな。」


 俺は今色々と出費が激しいのでちゃんと稼がないと首がまわらなくなってしまう。


 三人分の生活費に屋敷の維持費など買い物以外でも結構な出費があるのだ。  


 「それならご主人様。依頼を受ける地域をみるといいと思います。依頼以外のことをやってはいけないということはないので、依頼先でついでにモンスター討伐をするのがいいと思います。」


 俺が悩んでいるとリュゼがそんな助言をしてくれた。


 「それはありだね。何かいいものはある?」


 「それでしたらこれはどうでしょう。」


 そう言ってシノが指を指した依頼はEランクのものだ。町の外にある牧場に出るレッサーボアの討伐だ。


 牧場のフェンスを壊されたり、牛の餌になる草や野菜が置かれている倉庫が食い荒らされたりと被害が出ているらしい。


 「この牧場の近くは森がありレッサーボアはそこに生息していると思われます。またその森はウェアウルフの生息地でもあるためその常時依頼も追加で達成できると思います」


 「そうか。それならその仕事を受けることにしよう」


 そう言って俺は依頼ボードから依頼書を剥がし受付に持っていった。


 「牧場に出るレッサーボアの討伐ですね。わかりましたこちらで受理します。この依頼の期間は3日間となりますのでその間に達成できなかった場合失敗となりますのでご注意ください」


 「わかりました」


 俺たちは依頼を受け目的の牧場へと向かった。


 牧場に着いた俺たちはオーナーさんに被害状況などを詳しく聞いた。


 「被害はいつ頃から出始めたんですか?」


 「そうだな1週間くらい前だ」


 「ちなみになぜレッサーボアだと?この近くの森にはウェアウルフなども出ますがそうではないと判断した理由を教えていただきたいのですが」


 「あぁ。それはレッサーボアを見たって奴がいるんだ。それと被害は全部作物だから肉食のウェアウルフではないと判断した」


 「わかりましたそれでは被害がでた場所に案内していただけますか?」


 「わかった。ついてきてくれ」


 俺たちは案内してくれるオーナーさんの後ろに続いた。


 「ここだ。この先は獣道になっていてこの奥から来たんだと思う」


 「わかりましたありがとうございます。あとはこちらで対処しますので終わったら報告します。」


 「よろしくお願いします」


 そう言ってオーナーさんは戻って行った。


 「どう思う?」


 「そうですね。ちゃんとレッサーボアによる被害だと思われます」


 そうシノが答えた。なぜそんなことを聞いたのかと言うと低ランクの依頼は依頼料を減らすためにわざとランクの低い魔物の被害だと偽られている可能性があるからだ。


 「しかし今まで被害がなかったのに突然被害が出たというのは不可解です。もしかしたら森の生態系がおかしくなっている可能性があります」


 そうシノが言ってきた。


 「もしかしたらこの森に住むウェアウルフたちが増えてレッサーボアが追いやられている可能性がありますね」


 リュゼがそんなことを言ってきた。もしそうなら一大事だ。


 ウェアウルフは一体ならEランクの魔物なのだが、基本群れで行動しているためCランクの魔物とされている。


 「私が一度森の中を探索してきますのでご主人様とリュゼさんは入り口付近の探索をお願いします。30分ほどで戻ります」


 そう言ってシノが森の中に消えていった。俺たちはというと獣道がある付近の探索をした。


 まだ新しい糞などが落ちていたため最近もこの牧場に来たことがうかがえた。


 30分ほどすると予定通りシノが戻ってきた。


 「森の中の比較的浅いところにレッサーボアの一団を見つけました。奴らが牧場を荒らしていた魔物たちだと思います」


 「わかったそこまで案内してくれ。数は何匹だ?」


 「5匹です」


 5匹なら俺たち3人で対処できる数だ。


 「俺が弓で攻撃するからリュゼが俺の防御。シノは隙をみて攻撃できるならしてくれ」


 「はい。お任せください。ご主人様には指一本触れさせません」


 「わかりました。レッサーボア程度なら真横にいても気づかれることはないので大丈夫です」


 いつも通り作戦を決めレッサーボアを倒しに向かった。


 数分後にはけがもなくレッサーボアを全滅させることができた。


 俺たちは近くの小川で解体を済ませ肉と皮は納品のためマジックバッグへ角は討伐証明のため牧場のオーナーに渡した。


 「ありがとうございました。これで安心して牧場の運営をできます」


 そう言ってオーナーが依頼証明書にサインをくれた。


 俺たちはサインをもらった後まだ昼前だったためオーナーの誘いに応じて昼食を共にした。


 俺たちはその後街に戻らずにもう一度森に入った。なぜ森に行ったのかと言うと解体中にシノに偵察をお願いしたとき不自然なものを発見したらしい。そ


 れの調査のためもう一度森へ行くことにした。

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