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スキル『インターネット』で地球と異世界の知識を統合し、最強の生産職になる  作者: masame
第一章

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ステータスとスキル

 クリスタルホーンラビットを倒した次の日から、俺は工房にこもりっきりになった。なぜなら、生活費の心配が当分の間なくなったからだ。


 角はグレンさんに頼んでオークションに出すことになったが、それ以外の素材は全部売ったところ、約金貨10枚もの値段になった。やはり角以外も希少素材なので高くなっているらしい。


 次の日からはまず錬金術を学んだ。錬金術は魔道回路を描くための魔道インク作成に必要らしい。


 錬金術の覚え方はポーションの作成だった。一番低品質の下級ヒールポーションがスキルなしでも作れるので、それをひたすら作り続けた。


 作り方は簡単で、ヒール草と薬草(緑癒草)をすり潰して粉末にしたものを水に入れて魔力を注ぐと錬成できる。ただ、その錬成にはイメージが必要で、それが少し大変だった。


 結果、スキル習得には二日かかって、ようやく覚えることができた。


 その次は鍛冶を学んだ。鍛冶は工房ではなく、ゴズさんの取引先の鍛冶屋にお邪魔して槌を振るった。鍛冶も錬金術と同じくイメージが必要になった。


 鍛冶スキルは結構単純で、作りたいものを想像しながら鉄を打つと、なんとなくどこを打てばその完成形が出来上がるのかわかるというもので、錬金術よりも簡単に習得できた。


 そのあとも裁縫、陶芸、細工と次々に学んでいったが全部合わせて一週間ほどで習得できた。


 しかし最後の付与術だけは少し特殊で、生産職スキルであるのは確かなのだが、魔法にも分類されるため勉強が必要なのだ。


 俺は一週間魔法の勉強をして、付与術のスキルを獲得した。


 「全部のスキルを覚えるのに二週間か。つくづくお前の異常さに驚かされるぜ」


 「そうなんですかね? 比べる人がいないので何とも」


 ほんとうは転生者の特典でずるをしてるだけなのに、少し後ろめたさがあった。


 二週間頑張ってスキル習得した俺のステータスはこうなっていた。


 レベル:10


 HP:300

 MP:20

 攻撃力:35

 耐久力:15

 知 力:10

 速 度:40

 器 用:40

 幸 運:20


 スキル

 ・鑑定Lv3・解体Lv3・薬草採取Lv1・剣術Lv1・弓術Lv3

 ・木工Lv1・隠密Lv1・錬金術Lv1・料理Lv1・鍛冶Lv1

 ・裁縫Lv1・陶芸Lv1・細工Lv1・魔力操作Lv1・魔力感知Lv1

 ・火魔法Lv1・付与術Lv1


 ユニークスキル

 ・インターネット


 レベルはクリスタルホーンラビットを倒した時にレベル10になっていた。気になって調べたところ、自分よりレベルが高い魔物を倒すとレベルが上がりやすいらしい。


 俺はその時に、魔物にレベルの概念があるのを初めて知った。いままでの鑑定では敵のレベルが見えなかったからだ。


 気になってそれも調べたら、ほとんどのスキルは3レベルごととレベルMaxになるとさらに強化されるらしく、魔物のレベルは鑑定が3レベルになると見えるようになるらしい。


 ちなみにその時合わせて調べたのだが、スキルは10レベルでMaxになるらしい。また、ものによっては上位スキルなるものがあるらしく、その上位スキルがあるものは5レベルごとに強化されるようだ。


 ステータスについても、ある程度上がり方がわかってきた。1レベル上がるごとに10ポイントが各ステータスに割り振られるらしい。


 また、10レベルごとにボーナスがあり、全ステータスが5ずつとHPが100上がるらしい。


 割り振られるステータスは、レベルが上がるまでにした行動がもとになっていると俺は推測している。


 なぜなら、攻撃を食らった後しか耐久力が上がっていないし、魔力に関してはクリスタルホーンラビット討伐前は一切使っていないため伸びていないからだ。


 それと念願の魔法を使えるようになった。魔法の基本は火、水、風、土の4属性らしく、どれを学ぶか考えたときに、冒険者で必要な火属性を選んだからだ。


 ちなみに、なぜ火魔法が冒険者に必要なのかというと、ゴブリンのような死体がなんの価値にもならない魔物が一定数おり、その死体を燃やすために重宝するからだ。


 隠密スキルはクリスタルホーンラビットを倒した後に手に入れていたため、多分気づかれずに倒したことで手に入れたのだろう。いままで手に入れられなかったのは、相手の警戒心の高さも関係していそうだ。


 料理スキルは引っ越してから毎日作っていたら自然に覚えていた。


 「とにかくこれでスキル習得はいったん終わりだ。今度はスキルを上げてどんどん練度を上げていくんだな。それと、お前さんがいろいろと勉強している間に完成したぞ」


 「もう完成したんですか?」


 「俺を誰だと思ってるんだ? 一週間もありゃ模型の一つくらい完成させてやるさ」


 そういうと、ゴズさんは出来上がった魔道飛空艇の模型を見せてくれた。模型にはちゃんと羽がついていて、初めてつけたとは思えないほど完成されていた。


 「少し不格好だが、とりあえず飛べばいいんだ飛べば。明日は街の外に出てテスト飛行をさせるぞ」


 「はい。絶対成功させましょう」


 そう言って、俺とゴズさんは明日に向けて最終調整を進めた。

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