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7月27日 お友達に会ってきた



 俺は夜、『灯利』という恐らく紀土元就の友達である人物に連絡してみた。


『はじめまして。僕はこの携帯を拾い、貴方の事を知りました。紀土元就とは他人であり、この携帯には遺書が残っていたため貴方に渡したいです。明日可能ならに13時頃にどこかで会いませんか?』


 全く知らない人物による、死人の携帯を使った連絡。多分普通の人は直ぐに警察に連絡するだろう。だってやってることは詐欺師と変わらない。

 けど俺にはわかる。この人はマトモではない。だって『自殺した人間』と定期的に連絡をしてる。はっきり言って相当の変わり者だ。そう考えてるとメッセージが返ってきた。


『貴方を信じるかは会ってからにしてみます。ここの住所に来てください。』


 やはり頭のネジは外れてる。住所を調べてみると住宅街。明らかにこんな場所に喫茶店等はない。何も知らない赤の他人を家にいれる気か?はっきり言ってバカすぎる。



 今日は部活を休み、時間の五分前にその住所に来ることにした。場所は少し小さめのアパートで灯利という人は302号室に居る。


「昨日連絡した者です。渡しに来ました。」


 そう言うとドアが開いて女性が出てきた。


「えっと…あなたが平風さん?」


 俺は会釈し、彼女は理解してくれた。慣れているのか丁寧な対応で


「立ち話もあれなので家の中に入ってください。」


 そう言われるがままに中に入る。みた感じリビングしかない一部屋に縛られてる本束やゴミ袋がまとまってる。窓際にはパソコンが置いてある机、壁際にテレビ、テレビ台の中には少し古めのテレビゲームがあった。


「あんまり見ないで欲しいです…少し恥ずかしいので。」


「おっとそれは申し訳ない。」


 新しい場所に来ると色んなもの観察してしまうクセがある。さっさとここから出るか、そう思い例の携帯(遺品)を渡す。


「これが元就の遺書なんですか?」


「これが遺書です。」


 携帯を起動して中身を見せる。その画面を見せると灯利は顔を少し赤くし、携帯を奪った。


「…本当に元就の携帯です。これは。」


「ちなみにそのホーム画面の女性は?」


 俺がそう質問すると、灯利は顔を赤くして口を開いた。


「私です…これ。」


 それを知ってから俺は何も問い出すわけではなく少し沈黙をした。


「なんで私にこの携帯を渡そうと思ったのですか?」


「友達の案です。母親との問題があったなら友達に出すべきって。それで直近で連絡してた貴方に渡すことにしたんです。」


 俺は灯利にその遺書が書かれてるメモを見せた。それを見た矢先灯利は少し取り乱した。


「母親との関係は普通って言ってたのに…。」


 俺はどうも少しだけ納得してないところがあった。というより必然的な『問い』がある。

 なぜ紀土元就はどういう人間だったか。俺はこのことに突っ込んでる以上、そういう(彼の心情)のを知っときたい。


「紀土元就とはどういう人間でした?」


 俺はそう問う。


「少し話しますか?」


 彼女はしゃべってくれるようだ。

キャラクター設定②

南葉 悠真 なは はるまさ

15歳/12月17日

175/65/一般的なショートで赤髪が混ざってる

新斗の昔からの友達で、明るくチョケてるが意外にも礼儀正しい。真面目とふざけるの境界がしっかり出来てる。

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