沸かしなおす【1】
道から逸れた所には森があった。
進んでみたけど、虫やら小鳥やらばかりで
僕が想像する様なモンスターはいなかった
更に進んでいくと、奥から慌ててドワーフみたいな格好した二人組が走ってきた
全身びしょ濡れの様だ
「お、奥にいる女は決してナンパとかするなよ!ありゃ相当厄介な女だぜ!」
と、僕に伝えてくれた
僕は何だか面白そうだと思い、森の奥へと急いだのだった
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たどり着いた森の奥、そこには湖があった
木立から漏れる陽を吸って、輝きを二酸化炭素として森へ流している様な湖
マイナスイオンって言うんだっけな
すごく気持ちが落ち着く場所だ
その真ん中にある切り株一つ、座っている
女性が一人。顔つきは中学生か高校生みたい
服装はビニールみたいな布なんだけれど透明度はあんまり高くないみたいで、肌の色は分からない様になっている。でも、身体のラインにぴっちりその服は張り付いており、林檎ぐらいの大きさの胸とかそれよりちょっと大きめのおしりとかが水着みたいにはっきり分かって僕はちょっとだけイケナイ物を見ている気分になってしまった
先に僕の事に気づいたのは女性の方で
「そこで見てるのは誰?また私に変なイタズラしに来たの?」と睨みながら言った
「しないよ、僕は君に会いたかっただけなんだから。ねぇ君の名前は何て言うの?」
と、僕が返した。けれど、その女性はぷいりっと違う方を向いて
「帰って。私、誰とも話したくないから」と
まるで雨の中、傘もささない失恋したての
人間みたいに言った
これは、中々強敵だぞ…僕はにやりと笑って
足元に旗を立てた
「さて…そろそろ時間だ。じゃ、また来るからね」
「時間…?何言ってるの??」
「僕は1時間しかこの世界に居られないんだよ
ほら、時計の針がもうすぐ一周するよ」
僕は女性に胸元の時計を見せた…のだけど
ぽかんとしていた
「はぁ…どうでもいいけど次会いに来たら」
<ゲームの制限時間に達しました>




