きっと戻るから
歩いていると、その途中で道を横切って寝ているモンスターがいた。
やれやれ…別の道をゆ
ん?
よく見るとそいつは前に僕のことを食べようとしたドラゴンだった
これは面倒なことになる気がした僕はくるっと反対方向を向いて、歩き出したのだが
「ってうわわ…」
足元の石に躓いて転んでしまい、後ろに倒れ込んだ。で、クッション代わりになったのが
「いっでぇ〜っ!!!」
ドラゴンのおなかだったわけよ
ああ、余計面倒なことになっちまったな
「俺サマの気持ちいい睡眠ヲ邪魔スル奴は
誰だぁ?!お前か!」
「わ!」
ドラゴンは目が半開きの状態で僕を睨んだ
「ってお前…この間の奴じゃねぇか!ちょうど良かった、今度こそ喰ってやる」
「ま、ま、まてまてまて!これを見ろ!」
僕は胸元の時計を見せた
「なんだよそれがどうしたってんだ」
「よ〜く見ろ!短針が既に11を指している
だろ?つまり後5分しか僕は居られないんだよ。5分じゃ勝負は付かない、そうだろ?」
「お前の様な雑魚は5分もありゃ、充分だ!
言い訳は聞かん!」
ドラゴンは片足を空中に上げた
「ああ、もう!とりあえず旗を置いてっと!
で、逃げる!!」
ズシンッと地面が揺れた
僕はとりあえず走った
「ちょ…待ってくれよ!どこ行くんだおい!」
「ごめん、必ず戻るから!また後でな」
「お、おう…」
<ゲームの制限時間に達しました>




