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カフェの由来 ラストエピソード竹中と一緒

 ラベンダーのサボンへ入った。


 美佐穂が去ってからしばらくここを訪れていなかった。そんなところへ竹中と一緒に来ていた。


 竹中は珍しそうに店内をじろじろ見ている。


「へえ、ここが鹿島さん行きつけのところだったんですね」とちょっと無神経なほど大きな声で言う。


 ここは私の神聖な場所なのに。ここへ竹中を連れてきたのは間違っていたのかもしれないと後悔していた。


 いつものカフェラテを手にして、いつもの席に座った。そしてその隣には竹中が座る。


「感じのいい店ですね」


 自分が褒められたわけじゃないのにうれしかった。


「でしょ」




 今日が私の誕生日だった。日曜日だから竹中と一緒に早めの夕食に行くことになっていた。その前にここを紹介しておきたくで寄ったのだ。


 予約してあるレストランはステーキハウス。あまり気取った店は好きじゃないし、竹中が名前をあげたレストランはすべて肉が主流のところばかりだった。肉が食べたいんだねと言うと、「正直に言うとそうです」とのこと。


 焼肉という選択もあったが、誕生日だからなんとなくステーキになった。私達は社内の噂話や食べ物の話をしていた。




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