第十一話 魔法と鑑定
さて、残りの19ポイントを使いますか。
ほかにも、いくつかスキルを取りたい。
って、《鑑定Lv.1》がある。
取得に必要なポイントは…魔法と同じ、5ポイントか。
鑑定って、いろんな小説やゲームによって、立ち位置が変わるんだよね。
レベルを上げないと使い物にならないものとか、最初から情報は得られるけど、成功率は低かったり、そもそも鑑定がなかったり。
さて、この鑑定はどっちだろう?
まあ、使うだろうから、取得するか。
ピロリン♪
【《鑑定Lv.1》を取得しました。】
これで、残り14ポイント。
残りは、すべてステータスに振る。
――
プレイヤー名:なのは
種族:バナナの木
レベル:50
経験値:0 / 5000
所持金:0
HP:590 / 590
MP:5000 / 5000
攻撃力:275
防御力:275
敏捷性:275
ステータスポイント:14
スキル:
《風魔法Lv.18》
《植物魔法 Lv.65》
《光魔法Lv.1》
《闇魔法Lv.1》
《火魔法Lv.1》
《水魔法Lv.1》
《土魔法Lv.1》
《無属性魔法Lv.1》
《鑑定Lv.1》
《MP自然回復・中》
《HP自然回復・中》
《片手剣 Lv.1》
《瞑想》
《気配遮断 Lv.4》
《魔力操作 Lv.17》
《同時詠唱Lv.6》
種族スキル:
《バナナ・クリエイト Lv.1》
称号:
《チュートリアル未満》
《デスループの住人》
《魔物断ち》
《身の程知らず》
《ジャイアント・キラー》
――
このステータスなら、どこにポイントを振ったほうがいいんだろう?
まあ、攻撃も防御も敏捷性もHPも、一撃でやられるような相手ばっかりだから、意味ないんだけどね。
だから、必然的にMP一択になるんだよね。
ってことで、全部MPにつぎ込もう。
ってことで、これが私のステータスです!
――(面倒だから省略)
ステータス:0
MP:5140
――
............あんまり上がった感じがしないね。元が高すぎるからかな?
感覚が麻痺している気がする。
ま、いったん置いておいて、魔法と、鑑定のレベル上げをしよう!
一番気になるのが、鑑定。
だってさ、どんな性能か気になるじゃん?
――
木
――
……うん、知ってた。
運営に期待はしないってことを、忘れていたかもしれない。
ひどいね。誰でもわかるような情報しか得られない。
これって、もしかして、レベルをめっちゃ高くしないといけないやつ?
鑑定って、もしかして、外れだった?
…まあ、考えないでおこう。
レベルを上げれば、使い物になるはずだから。
……だよね?
ま、そこまでひどい運営ではないと思うけれど。
信じてるよ? 運営?
というわけで、魔法と鑑定のレベル上げだね。
コツコツ頑張っていきますよ、と。
まず、鑑定は使っていくしかないんだけど、こんなに情報が少ないと、使う意味がないんだよね。
常に発動……。
――――――――――――――
木 木 木 木 木
――――――――――――――
……はできるけど、情報量で画面がいっぱいになってるよ?
情報量が少ないのに多いっていう、矛盾があるよ?
質より量……だね。
質のほうが欲しいけれど。
まあ、これを続けていれば、鑑定のレベルが上がるはず。
ピロリン♪
【《鑑定 Lv.1》が、《鑑定 Lv.2》になりました。】
ほら。すぐにレベルが上がる。
さて、レベル2の効果は……っと。
――――
大きい木
――――
……ひどいね。
これ、大きい、小さい、中くらいって出てくるだけじゃん。
ひどすぎない? 見てわかるよ。
私は、予言します。
これは、きっと、レベル10以上にならないと、使い物にならない!
だから、そこまではレベルを上げる!
◈◈◈◈◈◈◈
今現在、鑑定のレベルは20です。
これで、やっと使える情報が手に入れられたよ!
レベル一桁は、本当に使い物にならなかったよ。
大きい、小さい、固い、やわらかい、しまいには、見た目の色とかだよ!
一桁は、本当に見てわかる情報しかなかった。
10からは、かろうじて使える情報が手に入ったよ。
例えば、樹齢とか、少しの説明とか。
やったね!
そして、20になったら、その生息地とかの情報が手に入ったよ。
それで、これが鑑定結果。
――――
魔の森の木
魔の森の豊富な魔力によって育った木。
固く、加工するのが難しい。
――――
これで、だいぶ使いやすく、ましになった鑑定。
これを、使っていくか。
じゃあ、次!
魔法だよ。
鑑定に思ったよりも時間とられたな。
魔法を一つ一つ使ってみて、どのくらい使えそうなのか確認しよう。
って言っても、説明することはほぼないよ?
だって、最初の植物魔法と同じ感じだもん。
ちっちゃい炎とか、石とかが出てくるだけ。
殺傷能力もないね。
レベルを上げないと、使い物にならないみたい。
やったね!(空元気)
もう、レベル上げやりたくないのに……。
鑑定のレベル上げと各魔法の確認で、今日一日使い切っちゃったよ。
だから、今日はログアウトです!
◈◈◈◈◈◈◈
「やよい、鑑定っていうの取ったんだけど、レベル上げが大変だった」
「なんでわざわざ、はずれのスキルを取るのさ!」
「だって、使えると思ったんだもん。仕方なくない?」
「いや、まったく? 掲示板っていうのがあるの、お姉ちゃん、知ってた?」
「え!? なにそれ?」
「知らなかったのかよ……」
この通り、きちんと馬鹿にされました。
もう、笑いを通り越してあきれられているよ。
悔しい。
私のほうが強いのに。
まだ初期リスから抜けられていないけどな。
まあ、明日頑張って魔法のレベル上げをすればいい!
がんばるぞ!
遅くなってごめんなさい。
もう少し更新頻度を一定にします。




