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ヒーローになりたかった。
その男の夢は、ヒーローに変身するロマンな夢! だった……。
その男の夢はヒーローだった!
その男は特に、あの「変身!」から始まるヒーローが大好きだった!
その男は、あの画面の中のヒーローと同じ様に、自動変身するにはどうしたら良いのか、ずっと考え続けていた。
ずっと考え続けた29320日の歳月をかけて、あのヒーローと同じ様な変身ができるギミック開発に成功した。
「80年……月日は流れてしもたが、ついにこの時がきたのう〜、べるとをはめて、いざ、変身じゃ〜!」
その男のロマンは、"ただ"ヒーローになりたかった! そして遂に夢が叶う時が来る!
だが、現実はその男の80年を一瞬にして、踏み躙ったのである。
『年齢制限の上限をオーバーしています! 対処としてイレイズを実行します!』
そう、男は忘れていた……自分が100歳を超えている事に!
そしてその老男は、本当にイレイズされた!
しかしそんな危険な機構を搭載したのは……そのイレイズ機能を搭載したのは……何を隠そう、その老男自身だったのである!
終。
魔与音も一度、仮面のヒーローに変身してしまった夢を見た事があります。




